ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオは、長すぎる名前の破面で有名で、ふざけた人物にしか見えません。しかし、実はふざけてばかりではなく、かなり人間に近い考えを持つ破面でもあるのです。
そんなドルドーニについて詳しく紹介していきます。
ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオの基本情報
名前 | ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオ |
性別 | 男 |
所属 | 破面 |
階級 | No.103 |
使用する斬魄刀 | 暴風男爵(ヒラルダ) |
卍解 | 無し |
誕生日 | 8月28日 |
身長/体重 | 190cm/87kg |
声優 | 石井康嗣 |
初登場 | 第250話「Five Ways To Three Figures」 |
ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオの特徴
見た目と服が印象的
ドルドーニは、一言で表現するとラテン系のダンサーのようです。その理由ですが、濃い顔立ちにヒゲ、着ている服はまるでステージ衣装。
見た目だけでインパクトがあるのですが、テンションもかなり高めで、ポジティブなので明るい外人そのものです。
元十刃
ドルドーニは元十刃でしたが、崩玉のせいで次元を超えた強さの虚たちに抜かれることになります。それからは、下っ端のような扱いで侵入者を食い止めるような役割となりました。
しかし、十刃落ちしてしまったことを悔いる訳ではなく、現状を受け止めてそこで自分にできないことはないかを模索しています。
一護との戦いに敗れる
一護が織姫を助けるため、虚圏に侵入してすぐに現れたのがドルドーニです。ドルドーニは、純粋に一護と全力での対決を望みます。
そして、一護はドルドーニの期待に応えるかのように、虚化して戦うことに。その時点で実力差は明らかとなり、ドルドーニは何もできないまま敗北することになりました。
藍染に心から従っている訳ではない
ドルドーニは十刃落ちしてしまい、下っ端扱いとなりましたが、藍染のことを信用していません。自分の意に反する事だと判断すると、藍染の命令だったとしても背く意志を持っているのです。
そのため、一護との戦いの後も邪魔をする行為を取っていました。
ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオの性格
正々堂々
ドルドーニの性格の最大の特徴としては、曲がったことが大嫌いで正々堂々が好きです。それは、互いの力を出し合って戦うことで生きがいを感じるというところがあるからでしょう。
この考えは、ウルキオラやグリムジョーと似ていて、卑怯なことをして戦うことは好まないという精神があります。
潔よすぎる
ドルドーニは、正々堂々という性格の持ち主でもありますが、それに繋がるように負けた時も潔いです。全ての力を出して負けたことで、満足しているからこそ、勝者を称えるほどの懐の大きさを持っています。
ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオの能力
ドルドーニの能力は「暴風男爵(ヒラルダ)」というものです。これは、帰刃化した姿で繰り出される技で、全身を竜巻のような鎧で覆ったものとなっています。
そして、相手の攻撃を蹴りで返す「男爵蹴脚術」や鳥の嘴を模した風を発生させ、それを纏った蹴りを繰り出す「単鳥嘴脚」、「単鳥嘴脚」を無数に発生させる「双鳥脚」などの技があります。
ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオと一護の戦い
ドルドーニは、一護が虚圏に入り込んだ時に最初に戦った破面です。見た目からも一護はかなり警戒するのですが、戦うことでドルドーニに対する評価が変わります。
全力で戦わなければならない相手と思い、虚化して戦うことに。そこで戦況は一変し、ドルドーニは自分の力が一護に及ばないことを察します。
そこで負けを認めると、一護が先に進むために誘導して、邪魔な存在をそこで身を挺して止めました。戦ったことで、一護という人間に惚れ込んだことが分かります。
ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオの声優は石井康嗣さん
ドルドーニの声優を担当しているのは、石井康嗣さんです。
ドルドーニ以外でも「ピンクパンサー」のピンクパンサー、「MAJOR 」のサンダース、「僕のヒーローアカデミア」のスナッチ、「ONE PIECE」のフィッシャー・タイガー、「夢色パティシエール」のダバロンなども担当しています。
ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオの名セリフ・名シーン
ドルドーニには、他の破面とは違い人間のように熱くさせてしまうようなセリフがあるので、紹介していきたいと思い舞います。
「ヒトを見掛けで判断するなとな」
ドルドーニは、フザけた話し方をしていますし、ナンバーが3桁だということで、一護も弱いと思ってしまいます。しかし、ドルドーニは十刃落ちという実力者でもあるので、強者としてのプライドがあるのです。
そんなプライドを感じさせる言葉でもあります。
「甘さは此処に置いて行け 鬼になるのだぼうや」
一護のことを激励する言葉ですが、敵ながらカッコ良すぎる!と褒めてしまいそうになります。あまりにも清々しいほど、自らの敗北も認め、一護のことを心配するところが他の破面にないところでしょう。
正に男気を感じさせる言葉でもあります。
ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオは愛すべき存在!
ドルドーニは、十刃落ちの破面で、一護の足止めの役割となって登場します。一護は、ふざけた様子やナンバーが3桁というところから、弱いだろうと思っていました。
しかし、実際は一護が虚化しなければ倒せないほどの実力者だったのです。ドルドーニは、一護に敗れても満足した様子で、一護を激励しています。そんな心を持つ破面だからこそ、一護も最後まで相手の心意気に合わせて戦ったのです。