千年血戦で、滅却師の一番手として登場したのがキルゲ・オピーです。一護に対するやられキャラでは?と思われるのですが、弱くはありません。その理由を能力などを中心に紹介していきたいと思います。
キルゲ・オピーの基本情報
名前 | キルゲ・オピー |
性別 | 男 |
所属 | 虚圏狩猟部隊 |
階級 | 統括狩猟隊長 |
使用する斬魄刀 | 監獄 |
卍解 | 無し |
誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 不明 |
初登場 | 第487話「BREATHE BUT BLIND」 |
キルゲ・オピーの特徴
統括狩猟隊長
キルゲは、ユーハバッハから侵略した後の虚圏の統括を任せます。滅却師が侵略した虚圏には、強い虚がほとんど残っていません。
そのため、後処理のような形となり、残っている虚を使えそうなら生かし、使えなさそうなら処分するという選別を行います。これには、虚たちも単なる虐殺だと悟り、必死に生き残ることを考えました。
アヨンに勝利
虚たちもただ虐殺される訳にはいかず、キルゲに反抗もします。そして、三獣神のアパッチ、ミラ、スンスンは、キルゲと対戦することになり、合成獣のアヨンを出すことに。
アヨンは力技でキルゲを圧倒するものの、聖隷によって霊子化させて吸収してしまいました。
浦原喜助によって敗れる
アヨンが破れた後、虚圏に侵入していた一護やチャドはキルゲと戦うことになります。一護とキルゲの相性は最悪で、キルゲはどんどん追い詰められることに。
そして、最後は浦原喜助によって不意を付かれて倒されることになりました。
任務を全うする
キルゲは浦原に敗れるのですが、自らの任務を果たそうとします。それは、黒崎一護をできるだけ長く足止めさせること。この任務を全うするために、最後の力を振り絞り一護を黒膣内に閉じ込めます。
これによって、一護は尸魂界へすぐに向かうことができず、瀞霊廷では滅却師による死神に対しての虐殺が展開されました。
キルゲ・オピーの性格
責任感が強い
ユーハバッハに対して、従順で言われたことをしっかりと守ろうとしています。何よりも規律というものを重んじていて、従わない者に対して厳しく制裁を加えるタイプです。
同胞の滅却師であっても、規律を乱す者はためらうことなく殺してしまうでしょう。
弱い者いじめが好き
キルゲは、虚圏を侵略すると、弱そうな虚をみつけては鼻歌交じりに惨殺していきます。そこからも分かるように弱者に対して容赦がありません。
自分が強いということを示すかのように次々と虚を始末する姿は、異常者にしか見えないです。
プライドが高い
自分が誰よりも強いという自負しているので、自分よりも強い者を許せません。そのため、三獣神との戦いでは自分の姿が醜くなろうともなりふり構わず、殺そうとしていました。
キルゲ・オピーと一護の戦い
キルゲは一護と戦うことになります。キルゲに与えられた任務は、一護を足止めすることだったのですが、手を抜いて戦うことなどできませんでした。
一護は、完聖体となったキルゲの弱点は頭の光輪であると判断し、卍解を使用して破壊します。これによってキルゲは最大限の力を出すことができずに苦戦することに。そのため、足止めをするということだけを考えることになります。
キルゲ・オピーの能力
キルゲの滅却師として最初にいろいろな能力を見せてくれました。まずは、滅却師完聖体です。これは、滅却師の真の力を出すための形態となるのですが、あらゆる能力の開放にも繋がります。
そして、聖隷という能力を出すのですが、これは相手を霊子化させて吸収するのです。更に滅却師が持っているとされる静血装も身につけているため、防御の点でも万全と言えるでしょう。
キルゲ・オピーの名セリフ・名シーン
キルゲには、狂気にも似た名セリフがあるので紹介していきます。
「聖ナル翼が邪ナルモノで穢れて仕舞〼カラ」
アヨンを霊子化して取り込んでしまった時に、このような言葉を口にしました。虚は穢れた存在だという、下に見ている感じと、カタカナや記号が入り混じったセリフがキルゲっぽくて良い味を出しています。
キルゲの特徴である狂気の部分が全面に押し出されていて、一護もその姿を見てゾッとしました。
「ハァイ!そんなワケありませんねぇ!」
これぞキルゲ!というセリフです。緩急のあるセリフで、明るく振る舞っていることで、大丈夫なのかな?と思わせておいて、地獄に叩き落とすような態度を見せます。
この人の良さそうな風に見せておいて、実は残虐というギャップがたまりません。
キルゲ・オピーは滅却師として最高のキャラ!
キルゲは、滅却師として意外とも思わせるほどの性格の持ち主です。滅却師というと、石田一家を基本として考えるので、心優しい人が多いのでは?と思ってしまいます。
しかし、キルゲはその真逆で、弱いものいじめが大好きでたまらないサディストです。しかも、笑って相手を殺せるような人物だからこそ、キャラが立っています。滅却師において、これほど印象の強い人物はそういないでしょう。