漫画、アニメ、映画と大人気作品「銀魂」に登場する『木島また子』。鬼兵隊の主要メンバーで紅一点の彼女。
スタイル抜群で「鬼兵隊」のツッコミをこなす『木島また子』の気になる2年後や、鬼兵隊に入った経緯、声優、実写キャストについても解説します!
木島また子のプロフィール
名前 | 木島 また子(きじま またこ) |
年齢/誕生日 | 不明/1月8日 |
身長/体重 | 165cm/48kg |
性格 | 強気 |
家族構成 | 無し |
声優 | 早水リサ |
初登場 | アニメ「銀魂」第59話 |
木島また子の特徴
来島また子は高杉晋助(たかすぎしんすけ)率いる「鬼兵隊」の隊士です。主に戦闘要員として活躍します。
「また子さん」「また子」等と呼ばれますが、特徴的な名前から真ん中にピー音が入り「ま○子」と呼ばれた事もあります。来島また子は話し方が体育会系で「○○先輩」と呼んだり、語尾に「○○っす」と付けます。
金髪の髪をサイドで結んでいて、派手なピンクの着物風セットアップでミニスカート、おへそが出ています。両腰に拳銃を装備していて、それを用いて戦います。
木島また子の家族
木島また子の父親は、攘夷戦争にて襲来する天人(あまんと)と戦った一人です。ですが幕府が天人と手を結んだため、攘夷戦争に参加したものは罰せられ処刑されてしまいます。例に漏れず、木島また子の父親も処刑されています。
木島また子の母親は、罪人の妻という理不尽な理由で処刑されていて木島また子は一人になりました。木島また子の腰にある二丁の拳銃は父親の形見です。
木島また子と鬼兵隊
「木島また子」は鬼兵隊の筆頭である『高杉晋助』に初めて会った際、鬼兵隊への入隊を断られています。その後、その様子を見ていた鬼兵隊を捕まえようとしている幕府側の人物が、高杉晋助と関りがあるとして「木島また子」を拘束します。
一度は入隊を断った高杉晋助ですが、処刑されそうな木島また子を救出しに行きます。ですがそれは「高杉晋助」とそこに居合わせた人斬り「河上万斉(かわかみばんさい)」を捕らえるための罠で、木島また子の救出は成功しますが二人は捕まってしまいます。
今度は木島また子が捕まった二人を救出に向かいます。幕府の役人をしていた男、後に鬼兵隊参謀となる「武市変平太(たけちへんぺいた)」の助けもあり、見事救出に成功します。
こうして「鬼兵隊」主要メンバーである「高杉晋助」「河上万斉」「武市変平太」「木島また子」がそろいました。
木島また子と高杉晋助
木島また子は高杉晋助の事を「晋助様」と呼び、慕っています。自分の為に今の「鬼兵隊」メンバーが集まった事もあり「鬼兵隊」への思い入れも強い木島また子。
宇宙海賊「春雨」と手を組んでいた「鬼兵隊」と、神威率いる春雨「第七師団」は、ある時「春雨」の上層部である元老院と将軍・徳川喜喜に裏切られてしまいます。そして「春雨」と敵対した「鬼兵隊」「第七師団」は交戦の末ほぼ壊滅。高杉晋助は重傷を負い生死も不明のまま行方知れずとなります。
木島また子は高杉晋助が生きている事を信じて、武市変平太と河上万斉、その他生き残った「鬼兵隊」隊士達と行方を追っていました。坂田銀時(さかたぎんとき)率いる「万事屋」等の力も借りて、高杉晋助を見つけ出し生きている事を確認した木島また子は、喜びのあまり大粒の涙を流します。
木島また子の二年後
銀魂において最強の敵である「虚」や地球のエネルギーであるアルタナを利用しようとする者たちとの戦いで、「鬼兵隊」は地球そのものの破壊を目論むアルタナ解放軍と宇宙で戦いました。
「河上万斉」が死亡し、他にも多くの犠牲を出すことになった「鬼兵隊」ですが、木島また子は生き残りました。ですが再び『高杉晋助』の生死も行方もわからなくなり、木島また子と武市変平太は各地を回りながら捜索します。
「万事屋」は一時解散となり、一人で行動していた坂田銀時に会った木島また子達は『高杉晋助』が生きているという事を聞き安堵します。そして「虚」との最終決戦が終わり、死亡したと思われた『高杉晋助』ですがアルタナの力で蘇り赤子の姿になりました。赤子の『高杉晋助』を木島また子は大切そうに抱きます。
来島また子の声優
アニメ「銀魂」で来島また子の声を担当したのは『早水リサ(はやみずりさ)』です。代表作は山口久美子(ごくせん)、百枝まりあ(おおきく振りかぶって)、飛鳥ソーマ(陰陽大戦記)等です。
落ち着いた成人女性の声を担当する事が多いですが、来島また子のように若くていきいきとしたキャラクターも演じることの出来るマルチな声優です。
実写版・木島また子
実写版・映画「銀魂」に登場する来島また子役を演じたのは『菜々緒』です。
見た目は忠実に再現しており、来島また子と同じように足やお腹を大胆に露出しています。アクションシーンでは『菜々緒』と同じスタイルの女性のスタントマンがいなかった為、男性が務めています。
木島また子の名言・名シーン
鬼兵隊・木島また子の名場面、名セリフをご紹介します。
「私も一緒にこの国に復讐させてください」
アニメ「銀魂」銀ノ魂篇(第342話~)の回想シーンで鬼兵隊・高杉晋助と初めて出会った時、木島また子がいったセリフです。
両親を殺され、一人になったまた子が鬼兵隊に入りたいと意思を伝える大事なシーンで、木島また子はまだ若く賢く生きろと、この時は高杉晋助に入隊を断られています。
「晋助様は生きてるっす」
「鬼兵隊は終わってないっす」
高杉晋助が重傷を負ったまま行方知れずとなってしまった時のシーンです。「万事屋」に事情を話している中で、木島また子は高杉晋助の生存を強く願っていて、その強い思いが伝わるセリフです。
鬼兵隊の紅一点、かわいい木島また子
来島また子は誰よりも「鬼兵隊」を大事に思い続け、1度目の高杉晋作の失踪、2年後の失踪も「鬼兵隊」を終わらせない為に探し続けました。
そんな来島また子は、「鬼兵隊」の始まりからずっととても重要な人物であると言えます。