【銀魂】三浦春馬が演じた伊東鴨太郎という人物とは!?過去や最期の時、声優などまとめました!

漫画、アニメ、映画と大人気作品「銀魂」に登場する『伊東鴨太郎』。真撰組に入って1年ほどで参謀という立場にある彼。

真撰組を自分のものにするために鬼兵隊と手を組み、一時は裏切ったと思われた『伊東鴨太郎』。ですがその本心とは?辛い過去や、貴重な登場回から名シーン等詳しく解説します。

伊東鴨太郎のプロフィール

【銀魂】三浦春馬が演じた伊東鴨太郎という人物とは!?過去や最期の時、声優などまとめました!

伊東鴨太郎の特徴

伊東鴨太郎は入隊1年ほどの新参者ながら、真撰組の参謀です。切れ者で腕も立ち、北斗一刀流免許皆伝も得ています。

一人称は「僕」。「先生」「伊東先生」と呼ばれています。真撰組の隊士の一人ですが、局長・近藤勲が「教えを請うた」と言っていて、そこから「先生」と呼ばれるようになりました。

見た目は明るいベージュ色で短めの髪をしていて、四角いメガネをかけています。服装は主に真撰組の黒い隊服を着ています。

伊東鴨太郎の過去

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裕福な家庭に生まれた伊東鴨太郎には兄がいます。両親は長男であるという理由から兄の事をとても気にかけていました。兄は病弱だったので付きっきりで看病をしていて、両親は鴨太郎に対してはほとんど無関心でした。

母親の気を引こうと頑張った伊東鴨太郎は寺子屋では「神童」とも呼ばれるほど頭が良く、剣術も優れていました。ですが成績の良さを妬んだ他の子供達からいじめられてしまいます。こうして孤独になった伊東鴨太郎は、自分が傷つかないように自ら他人を拒絶するようになります。

伊東鴨太郎と新選組

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伊東鴨太郎は真撰組に入隊して1年と少ししかたっていない新参者で、参謀という立場にあります。武器の調達の為に「真撰組」の屯所から離れていた為に他の隊士達より登場回は遅めです。

本来「真撰組」とは対立関係にある高杉晋助(たかすぎしんすけ)率いる「鬼兵隊(きへいたい)」と裏で繋がっており、「真撰組」を我が物にしようと目論んでいます。屯所では「真撰組」の局長である近藤勲(こんどういさお)と同じような振る舞いで、隊士達の中には伊東鴨太郎を慕っている者もおり派閥ができています。

伊東鴨太郎と土方十四郎

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伊東鴨太郎はその実力から出世が早く、野心が強い事もあり真撰組の局長の座を狙っています。伊東鴨太郎の魂胆に気付いている真撰組の副長・土方十四郎(ひじかたとうしろう)は伊東鴨太郎にとって邪魔な存在です。二人は「いずれ殺してやる」と言い合うほど仲が悪く、プライベートでの会話はほどんどありません。

伊東鴨太郎の最後

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伊東鴨太郎は副長・土方十四郎を陥れて「真撰組」から追放しました。次に企てたのは局長・近藤勲の殺害です。近藤勲の乗った列車に自分の派閥の隊士だけを乗り込ませ殺害する、という計画です。

誰の事も信用してしまう心優しい近藤勲は罠にはまってしまいますが、坂田銀時(さかたぎんとき)率いる「万事屋」の手助けもあり、土方十四郎や沖田総悟(おきたそうご)等「真撰組」の隊士達が救出に向かいます。

伊東鴨太郎が手を結んでいた「鬼兵隊」ですが、実は伊東鴨太郎を利用して「真撰組」を乗っ取ろうとしていました。「鬼兵隊」は伊東鴨太郎の事も標的としますが、近藤勲達が助けたことで伊東鴨太郎は自分の本来の思いを語ります。そして改心した伊東鴨太郎は傷付いた身体を盾にして、敵の銃弾から味方を守ります。

出血量が多くもう助からないとわかり、最後に宿敵・土方十四郎と一騎打ちの勝負をします。そして「ありがとう」と一言残して、真撰組の隊士達に見守られながら倒れます。

伊東鴨太郎の声優

アニメ「銀魂」で伊東鴨太郎の声を担当したのは『真殿光昭(まどのみつあき)』です。代表作は愛眺(忍空)、コン(BLEACH)、アプー(ONE PIECE)、柳沢光成(幽☆遊☆白書)等です。

NHKで放送された「セサミストリート」では、ビックバードを初めいくつかのキャラクターの吹き替えも担当しています。

実写版・伊東鴨太郎

実写版、映画「銀魂2-掟は破るためにこそある-」で伊東鴨太郎を演じたのは『三浦春馬(みうらはるま)』です。「銀魂2-掟は破るためにこそある-」は、いわゆる「真撰組動乱篇」を実写映画化した作品です。

伊東鴨太郎はこの映画において重要人物です。『三浦春馬』はその高い演技力で、伊東鴨太郎の心境をうまく汲み取り見事に演じていました。

伊東鴨太郎の名言・名シーン

強い野心を持った伊東鴨太郎の名場面、名セリフをご紹介します。

「土方十四郎来い!」

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「最後の決着の時だ!」

アニメ「銀魂」真撰組動乱篇(第101話~)で、近藤勲の救出に向かった真撰組隊士達。宿敵である土方十四郎との戦いの前に伊東鴨太郎が言ったセリフです。「鬼の副長」とも呼ばれる土方十四郎と渡り合う伊東鴨太郎の名場面です。

「僕の欲しかった絆はもう、ずっと前から繋がっていた」

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伊東鴨太郎は過去のトラウマから、自ら他人と距離を取り孤独に身を置いて生きてきました。ですが、本当は仲間が欲しかったのだと自分の心に向き合う大切な名シーンです。

感動の最後で幕を閉じた伊東鴨太郎

幼い頃より孤独に怯え、誰かに認めてもらおうと努力を重ねてきた鴨太郎。真撰組の局長となる事で多くの人に認められると考えていましたが、本心は本当の仲間を作る事。そんな事をしなくとも仲間という絆で繋がっていると知った伊東鴨太郎は幸せな最期を迎えたと言えます。