魅力的な敵キャラクターが多く登場する人気漫画「BLEACH」ですが、その中でも敵でありながら仲間との関係を印象付けた滅却師、バズビーをご存じでしょうか?今回は滅却師のバズビーについて解説します!
バズビーの基本情報
名前 | バズビー(ハザード・ブラック) |
性別 | 男 |
所属 | 見えざる帝国 |
階級 | 星十字騎士団 |
聖文字 | H |
能力 | The Heat(灼熱) |
誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明/不明 |
声優 | 小野友樹 |
初登場 | 56巻 |
バズビーの特徴
バズビーは、見えざる帝国の精鋭である星十字騎士団に所属している滅却師です。右耳にボルト、左耳にナットをピアスの様に身に着けており、赤い髪をモヒカンにセットしている事が特徴的です。阿散井恋次と美的感覚が似ているのか、恋次の眉毛をかっこいいと評しました。
バズビーの性格
好戦的かつ直情的な性格をしており、戦闘においても熱くなりやすいです。他の聖十字騎士団メンバーへの仲間意識は薄く、手柄を横取りするために仲間へ攻撃するなど卑怯な一面もあります。一方で、ハッシュヴァルトに対しては「ユーゴ」と愛称で呼び、彼の実力を認めていました。そのため、ハッシュヴァルトを差し置いて石田雨竜がユーハバッハの後継者に選ばれた時は荒れていました。
バズビーの能力
聖文字:H 能力:The Heat(灼熱)
バズビーは炎を操る能力を持っています。しかし、単純に炎で攻撃するのではなく超高熱の熱線や、熱線によって生み出したマグマで攻撃する事が多いです。
技:バーナーフィンガー
試用する際の指の本数により威力と呼び名が変わる技です。技のネーミングはいまいちですが、その威力は非常に高いです。
バズビーの過去
バズビーは元々、滅却師たちが暮らす国の普通の少年でした。バズビーはこの国の領主の一族で、この頃からハッシュヴァルトと知り合いであり、当時弓を作ることもできなかったハッシュヴァルトを自身の子分にして、最強の滅却師を目指していました。しかし、その半年後に自身の一族をユーハバッハに滅ぼされ、ユーハバッハに復讐を誓います。星十字騎士団へ入団するために5年間修業を積んでいましたが、その過程でハッシュヴァルトがユーハバッハの半身であることを知ります。それ以降は「バズビー」と名乗り、ハッシュヴァルトに遅れて星十字騎士団に入団しました。
バズビーの最期
同じ滅却師のリルトットとジゼル・ジュエルと共に、ユーハバッハに反旗を翻しました。太陽の門より真世界城へ侵入し、そこでハッシュヴァルトと交戦します。しかし、バズビーは能力を使い戦いますが、ハッシュヴァルトの聖文字「B」の能力を使わせないまま敗北しました。自身の敗北とハッシュヴァルトが自身よりも強くなった事実を受け入れ死亡しました。
バズビーの人間関係
見えざる帝国の聖十字騎士団の一人で、ユーハバッハの側近であり仲間たちから次期皇帝と称されている滅却師。幼少期はバズビーの子分となり、共にユーハバッハへの復讐を誓っていたが、ユーハバッハの右腕に抜擢されたことでバズビーを裏切る形で星十字騎士団へ入団しました。千年血戦編中盤にてユーハバッハを裏切ったバズビーと戦い、彼を切り捨てました。
ユーハバッハ
滅却師たちで構成された「見えざる帝国」の皇帝。過去にバズビーの一族を滅ぼしています。霊王宮にて霊王の力を手に入れた後、他の滅却師と同様に「聖別」にてバズビーの力も奪いました。
バズビーの声優
バズビーはアニメ見登場ですが、ゲームにて声優の小野友樹さんが声を担当されています。
バズビーの他に、銀魂の徳川茂茂、黒子のバスケの火神大我、めだかボックスの人吉善吉の声を担当されています。
バズビーの名シーン・名セリフ
続いて、バズビーの名シーン名台詞についてご紹介していきます。
「最強の滅却師になろうぜ、ユーゴ―」
ハッシュヴァルトの回想で、幼い頃のバズビーとハッシュヴァルトの会話での台詞です。かつてはユーハバッハに復讐を誓った二人でしたが、結果としてハッシュヴァルトはバズビーを裏切り形でユーハバッハに忠誠を誓いました。その後の彼らを思うと、心にくる名シーンです。
「もっと悔しいもんだと思ってたぜ」
ハッシュヴァルトに敗北した時のバズビーの台詞です。かつては、バズビーの方がハッシュヴァルトよりも実力がありました。しかし、今やその力関係が逆転しバズビーは敗北します。しかし、ユーハバッハについていったハッシュヴァルトが強くなったことを認め、散っていったバズビーのこのセリフからバズビーがハッシュヴァルトの事を思っていたことが分かる名シーンです。
バズビーは友と道をたがえてしまった滅却師
バズビーとハッシュヴァルトの関係は、友のためにユーハバッハの懐に潜り込んだ石田雨竜と黒崎一護の関係と対比になっています。友達のために戦う者と、自身のために友達を裏切った者。両者の関係性を見ながら改めてバズビーの動向を見ていくと、また違った彼の魅力を見つけられると思います。