【BLEACH】山本元柳斎重國は無能なの!?卍解や名言についても解説!

「BLEACH」において山本元柳斎重國は、護廷十三隊の総隊長の死神として登場します。藍染やユーハバッハと言った強敵と戦ったり、時々致命的な失敗をしてしまったりしている彼ですが、一体どんな人物なのでしょうか。

ここでは、そんな元柳斎の能力や名シーンや名台詞、一部の読者から無能と呼ばれているのは何故かなどを解説していきたいと思います。

山本元柳斎重國の基本情報

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©久保帯人/集英社

山本元柳斎重國の特徴

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元柳斎は護廷十三隊の一番隊隊長及び総隊長、つまり組織のトップです。見た目は、額には十字の形の傷がついていて白い髭が膝のあたりまで伸びている老人、と言った感じです。見た目は細身の老人ではありますが、実力は尸魂界の中で頂点と言えるレベルです。実際にこの年齢でありながら、護廷の総隊長として君臨しているのがその証拠と言えるでしょう

その強さのあまり、彼ら死神の敵として現れる破面達にも警戒されていました。破面達のボスである藍染も実力を認めており、戦闘前に彼専用の対策を練っていました。

作中では、護廷十三隊の隊長たちの集会の際に、総隊長として堂々と登場します。杖の形に封印した自身の斬魄刀を床につきながら、他の隊長たちとの談義を行いました。

山本元柳斎重國の性格

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元柳斎の性格は、ルールや伝統を強く重んじると言った物で、その為に冷酷な対応をする事もしばしばみられます。どんな理由があっても規則に従う物には罰を与えようとします。実際に護廷の規則を破りルキアの処刑を止めようとした、自らの教え子である京楽と浮竹を倒そうと、彼らの目の前に立ちはだかりました。

このように厳格である元柳斎ですが、おちゃめな部分もあります。元々の性格なのか、それとも年を重ねたせいかは分かりませんが、うっかり何かを忘れていたり、とぼけてしまっているかわいい部分も見られます。

山本元柳斎重國の能力

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元柳斎の斬魄刀は流刃若火で、改号は「万象一切灰塵と為せ」です。開放と同時に斬魄刀からとても強大な炎を大量に吹き出し、辺りを火の海にします。この刀からでる炎は凄まじく、天すらも焦がし全てを灰にします。

卍解は残火の太刀で、発動と同時に始解の時に放っていた炎は全て消え、刀が焼け焦げたような状態になります。発動中は全ての炎を刀の中に収束させており、卍解と同時に辺り一面の水分は全て蒸発し、乾燥していきます。

能力は大きく分けて四つあり、東西南北に関連付けられ分かれています。東は収束させた熱を全て刀の先端に集中させ、切りつけた者を跡形も無く消し去る旭日刃。西は1500度の熱を体に纏う残日獄衣。南はこれまで元柳斎が切ってきた者達の灰から、その姿を呼び起こし、命を吹き込み攻撃させる火火十万億死大葬陣。北は刀に込められた熱を斬撃と共に飛ばし、その先にいる者全てを一瞬で焼き焦がす天地灰尽です。この能力で、敵の滅却師達を大きく苦しめました。

卍解の他にも、自身の肉体の一部を犠牲に放つ破道、一刀火葬などの強力な技を使う事が出来、総隊長の名に恥じない強さです。

山本元柳斎重國は無能なのか

元柳斎は、一部の読者から無能呼ばわりされる事があります。これは作中で何度も失態を犯している為です。主な例としては、藍染の策略にまんまとハマり、ルキアの処刑を止めようとした京楽と浮竹を倒そうとしたり、卍解を奪い取る滅却師を相手にそれを知りながら卍解し、案の定奪われたりなどしてしまいます。

実力においては右に出る者が居ない元柳斎ですが、度々致命的な失敗をしています。こう言った部分から、彼は無能と呼ばれてしまっているのです。

山本元柳斎重國の声優

元柳斎の声優は最初、塚田正昭さんでしたが、彼はアニメの放送期間中に死去。後に高岡瓶々さんに引き継がれました。

塚田正昭さんは、マウスプロモーションに所属していました。代表作は「ONEPIECE」のトト役、「鋼の錬金術師」のグラマン役などがあります。

役を引き継いだ高岡瓶々さんは、オフィスティービーに所属しています。代表作は「とある科学の超電磁砲」の木原幻生役、「オーバーウォッチ」のトールビョーン役などがあります。

山本元柳斎重國の名台詞・名シーン

ここでは元柳斎の名台詞や名シーンを解説します。

「何故儂が千年も護廷十三隊の総隊長を務めとると思うとる?儂より強い死神が千年生まれとらんからじゃ」

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空座町での決戦で、元柳斎が藍染に対して言い放った言葉です。この言葉は一切嘘のない真実で、その言葉を決戦の場であるここで言い放つ事に、かっこ良さがありますね。また、このシーンより前に、元柳斎の実力をはっきりと見ることが出来るシーンが無かったので、この後の戦闘へのワクワク感も倍増した読者も多いと思います。護廷十三隊総隊長としての貫禄を感じさせる台詞です。

山本元柳斎重國VSユーハバッハ

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©久保帯人/集英社

BLEACH最終章である千年血戦篇にて、本作のラスボスであり元柳斎の因縁の相手でもあるユーハバッハとの闘いは、作中屈指の名バトルです。彼はユーハバッハと対峙し、卍解である残火の太刀を解放し戦闘に挑みます。全力の卍解で相手を追い詰めますが、最後にはユーハバッハの策略にハマり、死亡してしまいます。結果は敗北と言う形で終わってしまいますが、元柳斎の名シーンと言えます。

山本元柳斎重國は失態も多いが総隊長として相応しい実力を持っている!

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元柳斎は、度々相手の策略に引っ掛かり失敗をしてしまう事もありますが、それを帳消しに出来るほどの実力があるのも確かです。藍染でさえも一目置く彼の実力は、総隊長として相応しいと言えますね。

ユーハバッハや藍染といった敵のトップと戦う彼の姿は、確かな彼の実力を証明したのでは無いでしょうか。彼の戦闘シーンに関してはかっこ良い物が多いので、もう一度見直してみるのも良いかもしません。