【BLEACH】沓澤ギリコの能力や過去は？眼帯の理由や剣八との戦闘も解説！

「BLEACH」にて登場する沓沢ギリコ。彼は、時に関する能力の中でも、かなり渋い方に分類されるキャラクターだと思います。

今回はそんなギリコの能力や過去、名言や名シーンなどを解説。更木剣八との戦いなど魅力的な部分なども紹介していきます。

沓澤ギリコの基本情報

沓澤ギリコの特徴

ギリコは銀城率いる完現術者（フルブリンガー）たちのチーム「XCUTION（エクスキューション）」に所属しているキャラクターです。

短く整えた髪とヒゲが特徴的で、全体的に執事をイメージする格好をしています。また、右目に眼帯をしていて、これは過去に自分の能力によって失明した事が原因です。

彼の能力について、詳しくは後述しますが、簡単に言うと対象に制約をかけ身体能力の強化が出来るが、制約を破るとその人に罰が下るというものです。この制約を自分自身で破ってしまった為、失明したのでした。

沓澤ギリコの性格

ギリコの性格は紳士的で常に落ち着いているというもの。少し冷たい部分もあり、皮肉や痛い所をつくような指摘をする事もあります。ただ、お茶目な部分もあり案外ノリが良かったり、ボケにたいしてツッコミを入れる事などもありました。

また、作中ではチャドと仲良くしているシーンが良く見られます。周りからはチャドと呼び捨てにされている彼にさんを付けて呼んだり、お願いをしたりと結構良い関係を築いていいるようです。

沓澤ギリコの能力

ギリコは他のXCUTIONのメンバーと同じ完現術者です。能力名は「タイム・テルズ・ノー・ライズ」で、自身の懐中時計を介して発動します。この能力は、対象に時間による条件を伴った制約や付加をかけるといったものです。

作中では「15分以内」に戦闘中一護が完現術に目覚めなかった場合、一護の相手をしている人物が狂暴化するといった制約をかけ、彼の特訓を手伝いました。

この能力での設定は細かく決める事が出来るので、様々な場面に対応して器用に扱う事が出来ます。また、自分自身にも「15分間身体能力を強化」するというように能力を付加する事が出来ます。

また、彼はこの能力で過去に過ちを犯しており、それを戒めにしています。彼は自身の完現術の強さを確かめる為に、能力で自身の妻を殺害しようとしました。ですが結局自分の愛する人を手にかける事は出来ないと能力を使うのをやめようとしました。そうする事によって彼の能力で設定された誓約を破ったとされ、右目を燃やされました。

沓澤ギリコの最後

死神代行消失篇の終盤で、XCUTIONは一護の完現術を奪い取る為に、彼を裏切ります。その後、裏切られ絶望した一護の前に、今まで共に戦ってきた死神達が現れ、彼に加勢。死神対XCUTIONの戦いが幕を開けます。

この戦いでギリコは更木剣八と戦闘。読者から、本作キャラクターと言われている剣八を前に、ギリコはタイム・テルズ・ノー・ライズの能力で、自身の身体能力を強化。力が付与された肉体で正々堂々と戦いに挑みますが、結果は敗北。そのまま死亡し、その後は尸魂界に滞在しました。

沓澤ギリコの声優

ギリコの声優は斧アツシさんです。彼は大沢事務所に所属しています。アニメ声優の他にも俳優やナレーターなども良く担当している方です。

代表作は「ワンパンマン」の怪人王オロチ役、「おとめ妖怪ざくろ」の総角守富役、「スイートプリキュア」のバズドラ役などがあります。また「天体戦士サンレッド」では、アーマータイガー役やナレーションなど一人で多数の役を演じていました。

沓沢ギリコの名台詞・名シーン

ここではギリコの名台詞や名シーンを紹介します。

「努々軽んじる事勿れ。時の力に手を染めるとは斯くも恐ろしき事なのです」

ギリコが自身の能力を途中で解除出来ない理由を話した際の台詞です。彼の能力をキャンセルしたり、能力にて付与された誓約をやぶると時の神の炎に体を燃やされてしまいます。

過去に能力をむやみに使い、自身の右目を焼かれた過去がある事と合わせて、能力の危険性を表すとても重みのある言葉です。

VS更木剣八

更木剣八との戦闘シーンは彼が戦う所を見る事が出来る唯一の戦闘シーンです。相手が最強格の剣八であった為、あまり活躍できないまま敗北してしまったのですが、それでもギリコの本気が見れる名シーンと言えます。

沓沢ギリコは紳士で時に冷酷な完現術者！

彼のタイム・テルズ・ノー・ライズは名前然り、内容までかっこいい能力ですよね。斬魄刀での戦闘が多い中、彼らの完現術も結構好きだよ、という方は少なくないでしょう。

また、この能力で過去に傷を負った彼自身も、悲しみを背負いながら戦っているという男らしいキャラクターです。ギリコのようなかっこ良くて紳士的なおじいちゃんキャラが好きだという人は多いと思います。