【BLEACH】ティア・ハリベルのその後は?斬魄刀の能力についても解説!

「BLEACH」にてティア・ハリベルは、空座決戦篇にて死神達の敵として立ちはだかります。スンスン、ミラローズ、アパッチと言った部下達の犠牲を強く受け止める描写が印象的な彼女ですが、一体どのような人物なのでしょうか?

ここでは、そんなハリベルの能力や思考、名台詞や名シーンなどについて解説していきます。

ティア・ハリベルの基本情報

【BLEACH】ティア・ハリベルのその後は?斬魄刀の能力についても解説!

©久保帯人/集英社

ティア・ハリベルの特徴

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ハリベルは金髪、褐色の肌、巨乳である事が特徴的なエスパーダ唯一の女性破面です。スンスン、ミラローズ、アパッチと言う三人の女性破面を従属官として連れています。

空座決戦篇にて、ハリベルは藍染の部下として護廷十三隊隊長の日番谷と戦闘します。しかし、日番谷との戦闘の途中で藍染に不必要と判断され、切り捨てられてしまいました。

ティア・ハリベルの性格

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©久保帯人/集英社

ハリベルの性格はクールで思慮深いと言う物です。戦闘や相手との会話の際も深く物を考え、分析している様子が見られます。部下にも信頼されている様で、良い関係を築いています。また、その部下たちがやられた際も、怒りさえすれど取り乱さずにいられる冷静さがあります。

十刃である彼女が司る死の形が「犠牲」である事もあってか、戦いの中での仲間や犠牲に対して強く思いを馳せると言う一面もあります。物語本編だけで無く、単行本に収録されて彼女のポエムからもそう言った思いをくみ取る事がで出来ます。

ティア・ハリベルの能力

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ハリベルの帰刃は皇鮫后(ティブロン)で解号は「討て」です。開放と共に、斬魄刀を鮫の口を思わせる形をした大剣に変え、水を自由自在に操れるようになります。また、姿も普段の全身を袴の様な服で身をつつんでいる状態から大きく変化し、へそ出しロングブーツで露出が多くなります。

彼女の能力は水の動きだけでなく、水温を変えることも出来ます。日番谷との戦闘の際はこれを利用した技「灼海流(イルビエンド)」で彼の斬魄刀で作られた氷を溶かし、逆に自分の攻撃に利用しました。

ティア・ハリベルの破面篇以降の活躍

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ハリベルは破面篇にて重傷を負ってしまいますが、最終章の千年決戦篇にて少しだけ再登場します。ハリベルは藍染達の支配が無くなった虚圏を収める事に努めていましたが、ユーハバッハ達滅却師の襲撃を受け、囚われていまいました。

この後の描写は、漫画では全くありませんでした。ハリベルがどうなったかは、完結後の小説「BLEACH Can’t Fear Your Own World」で判明します。彼女は千年血戦後も生き残っており、虚圏の王であったバラガンの代わりに、虚たちの統治をしているそうです。

またこの小説の敵キャラである、綱八代時灘たちを倒す為、死神や滅却師達と共に戦いました。

ティア・ハリベルの声優

ハリベルの声優は緒方恵美さんです。彼女は「幽☆遊☆白書」で蔵馬の役をやり、それが反響を呼び有名になりました。他作品でもハリベルの様な、いわゆるかっこいい女性キャラを演じる事が多いです。

事務所は青二プロダクションでしたが、現在はフリーで活躍しています。代表作は先ほど述べました「幽☆遊☆白書」の蔵馬役の他に、「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役、「AngelBeats!」の直井文人役があります。

ティア・ハリベルの名台詞・名シーン

ここではハリベルの名台詞や名シーンを解説します。

BLEACH42巻より、ハリベルのポエム

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©久保帯人/集英社

「犠牲無き世界など ありはしない 気づかないのか 我々は 血の海に 灰を浮かべた地獄の名を 仮に世界と 呼んでいるのだ」

BLEACH42巻に収録された、ハリベルの詩です。誰かの幸せは、誰かの不幸の上で成り立っている。一見平和な様に見える世界であっても、それは誰かの時間や存在を犠牲にした上の物だと言う嘆きを感じます。「犠牲」と言う死の形を司るハリベルだからこその詩ですね。世界の真実とも言えるこの詩には、犠牲とは何かを考えさせられてしまいます。

「氷の竜など 鮫の一撃で海に沈む」

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ハリベルと日番谷の戦闘シーンでの言葉です。日番谷の氷を操る斬魄刀「氷輪丸」の氷を、ハリベルの操る水で粉砕し逆に利用してみせ、この言葉を告げました。竜は生物の頂点に立っていて、鮫の攻撃などもろともしないと言う一般的な考えがある中それを破壊する、かっこいい言い回しですね。

ティア・ハリベルは犠牲に対して強い思い持つ、クールな破面!

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十刃のメンバーには、野蛮で冷酷と言ったイメージがあるキャラクターが数人いますが、ハリベルはそうでは無く、冷静でありながら一人一人の命に思いを抱いている様な言動します。人々は何かを犠牲にし、その上で生きていると言う考え方を持つハリベルを見ていると、色々考えさせられてしまいます。

このようなハリベルの思考の深みや部下想いと言う部分が、敵ながら共感したくなる彼女の魅力を際立たせているのでは無いでしょうか?