一之瀬真樹は、アニメ「バウント篇」に登場するオリジナルのキャラです。十一番隊に所属しながらも、隊を離れてバウントのメンバーに加担するなど謎の多い人物でもあります。
そんな一之瀬について、能力や隊を離れた理由などを中心に紹介していきたいと思います。
一之瀬真樹の基本情報
名前 | 一之瀬真樹(いちのせまき) |
性別 | 男 |
所属 | 元十一番隊 |
階級 | 不明 |
使用する斬魄刀 | 虹霞(にじがすみ) |
卍解 | 彩玉虹霞(さいぎょくにじがすみ) |
誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 千葉進歩 |
初登場 | 第74話「永遠を生きる一族の記憶」 |
一之瀬真樹の特徴
アニメオリジナルのキャラ
一之瀬は、アニメ「バウント篇」のオリジナルキャラです。バウント篇は、滅却師のような特殊な霊力を持つ死神から人間の魂魄を奪い糧とする人間の物語となっています。
この人間は、技術開発局の不死の魂魄を創造する研究中に起こった事故がきっかけです。偶然の産物で生まれたのですが、特異な能力を持つ、吸血鬼のような存在となっています。
そんなバウントと一之瀬は出会うことによって、行動を共にすることになったのです。
先代の十一番隊隊長を慕っていた
一之瀬がバウントと出会うことになったのは、尸魂界から出奔したことが原因でした。何故出奔したかというと、十一番隊に所属したのですが、更木剣八によって先代の剣八を殺されたことが大きな理由となっています。
先代の剣八のことを敬愛していた一之瀬は、隊長は先代以外認めないという感じだったため、更木剣八が隊長になったことで従うことができなくなりました。
狩矢神に従う
尸魂界から出奔した後にバウントのリーダーである狩矢神に出会い、生きる意味を失っていた一之瀬は従う相手を見つけたかのうようでした。そこから狩矢神に忠誠を誓い、バウントと共に行動をすることになります。
バウントの目的は、死神に復讐をすることで、そのために尸魂界へと進行することに。その際に一之瀬も同行し、北流魂街79地区「草鹿」にて剣八と対決しました。
更木剣八と対決
更木剣八と対決することになった一之瀬ですが、先代剣八を慕っているだけあり、実力もそれなりにありました。しかし、剣八との力の差は圧倒的だったため、追い詰めることもできません。
それでも一之瀬は諦めることをしません。勝てないと分かっていても剣八に戦いを挑みました。そして、剣八はそんな一之瀬の信念を認め、全力で相手をした末に殺してしまいます。一之瀬はそこに後悔はありませんでした。
一之瀬真樹の性格
忠誠心が凄い!
一之瀬は、この人についていこう!と決めると最後まで忠義を貫く姿勢を見せています。そのため、先代剣八が更木剣八に殺された時も剣八のことを認めようとはしませんでした。
そのまま隊を離脱してしまうほどなので、真っ直ぐすぎるとも思えます。更に、狩矢神と出会うと、忠誠心を誓うことに。そして、共に尸魂界へと進軍することに加担したのです。常に自分を導いてくれる人物を探しているとも言えます。
一之瀬真樹の能力
一之瀬の斬魄刀「虹霞」は、解放させると強烈な光を放ち、無数の光の刃をもった刀に変化します。光の刃で全てを透過して敵を切り刻んだり、光の屈折を利用して自分の姿を見えなくすることもできるのです。
彩玉虹霞という技がありますが、これは「虹霞」から発した光の中に敵を閉じこめ、消滅させるというもの。
一之瀬真樹の声優は千葉進歩さん
一之瀬真樹の声優を担当するのは、千葉進歩さんです。
一之瀬の他にも「ポケットモンスター」のワタル、「戦場のヴァルキュリア」のウェルキン・ギュンター、「ダンボール戦機」の大口寺リュウ、「プリティーリズム」の滝川純、「銀魂」の近藤勲なども担当しています。
一之瀬真樹の名セリフ・名シーン
一之瀬は、自分の信念を曲げることのない男だからこその名シーンがあるので、紹介していきたいと思います。
先代剣八の無念を晴らそうとするが失敗!
一之瀬は、更木剣八が隊長に就任すると納得がいきませんでした。そのため、一騎打ちを申し出るのですが、剣八が本気で相手にすることはなかったのです。
それほど実力差があるということを見せつけているのですが、このことがきっかけで一之瀬は剣八への復讐を誓いました。
剣八との再戦!
一之瀬は、力を付けることで剣八と再戦するまでになりました。しかし、剣八との力の差が埋まることはなく、「虹霞」の能力も剣八の前では意味を成しません。
それでも自らの信念の元、最後まで全力で戦ってくれた剣八には感謝すらしているようでした。剣八も一之瀬の気持ちを汲んでくれる良いシーンでもあります。
一之瀬真樹は、真っ直ぐすぎる男!
一之瀬真樹は、先代剣八に忠誠心を持ちすぎたため、後の十一番隊隊長である更木剣八を認めようとはしませんでした。
自分を導いてくれる人間には、最後まで尽くそうという真っ直ぐすぎる性格が災いし、バウントのリーダーである狩矢神にも先代剣八と同様の感情を抱いてしまいます。
そのため、死神として反旗を翻す形となり、尸魂界へと進軍するのですが、最後は剣八によって自らの過ちを諭される形となりました。