超巨体な見た目の兕丹坊。尸魂界(るこんがい)篇では黒崎一護達の敵である死神の1人です。
初登場の場面では、「兕丹坊がいる」という九番隊副隊長・檜佐木修兵の言葉があることから強さにもかなりの信頼を置かれている事が予想できますが、それはどの程度なのでしょうか?
ここでは、兕丹坊の強さや性格、家族関係など紹介していきたいと思います。
兕丹坊の基本情報
名前 | 兕丹坊 |
性別 | 男性 |
所属 | 四大瀞霊門「白道門(はくとうもん)」番人 |
階級 | |
使用する斬魄刀 | 不明 |
卍解 | 不明 |
誕生日 | 1月10日 |
身長/体重 | 988cm / 999kg |
声優 | 長嶝 高士 |
初登場 | 21話『突入!死神の世界』 |
兕丹坊の特徴
兕丹坊が初めて登場したのは、一護等がまだ旅禍として死神達と交戦する時でした。
尸魂界に初めて降り立った一護達の前に立ちはだかる高い壁「四大瀞霊門」。そこの白道門を守る番人として登場するのが兕丹坊です。
見た目はプロフィールで明記した通り、988cmと超高身長で、四楓院夜一によると、尸魂界全土から選び抜かれた豪傑とのことです。
兕丹坊の性格
登場時、門番ということとかなりの巨体ということからか、怖いイメージが強かったが、基本的にはかなりの善人で、門番は勝負に負けたら門を開けなければいけないといった考えを持っています。なので、一護との勝負に負けた際には、あっさりと実力を認め門を開門してくれます。
また、尸魂界の住人からはかなり慕われていることからも兕丹坊の普段からの優しさや温厚さを感じる事ができるのでは無いでしょうか?
兕丹坊の能力
一護にあっさりと負けてしまった兕丹坊ですが、実力自体はかなりある死神の1人です。
前記したように、檜佐木や夜一の言葉から実力があることが窺えますし、兕丹坊の初登場の「久々のオラの客」というセリフや、300年間白道門の門番を任されている事、何十年ぶりに斧を受け止められたと一護に言っていることもありかなりの実力の持ち主であることがわかります。
また、巨体ということで動き1つでドシンと地面が揺れていたり、笑うと風が吹いたりなどのシーンがありますがて意外と身軽に動いているシーンなどもあります。
兕丹坊の斬魄刀
兕丹坊の斬魄刀自体、名前や始解、卍解などが明かされていおらず、実際持っている斧自体も斬魄刀なのかははっきりしてはいません。
しかし、斧一振りで地面を壁のように変形させたりかなりの重量がある事が伺えます。
ここで、兕丹坊の必殺技「万歳兕丹打祭(ばんざいじだんだまつり)」を紹介します。
一護に向かって2対の斧を振り下ろす技で、始解や卍解ではなく必殺技とのことです。しかし、あっさりと一護に斧を折られてしまい、負けを認めることになりますがここはアニメでは結構シュールなシーンとして描かれており、一護が兕丹坊を慰めるところが印象に残っている人も多いのでは無いでしょうか?
兕丹坊の家族
兕丹坊には一貫坂慈楼坊(いっかんざかじろうぼう)という弟がいます。七番隊の第四席で最強の飛び道具使い「鎌鼬」の称号も持つため鎌鼬慈楼坊(かまいたちじろうぼう)という別名も持っています。
しかし、石田雨竜との戦闘において「鎖結(さけつ)」と「魄睡(はくすい)」という霊力の発生を司るといわれる急所を撃ち抜かれたことにより敗北。この戦闘により霊力を失ったため二度と死神として戻る事が出来なくなりました。
兕丹坊と日番谷冬獅郎は友人!?
兕丹坊は尸魂界に来た際、「都会のルール」というものを教えてもらうのですが、教えてくれた人こそが十番隊隊長・日番谷冬獅郎です。教わった時期はまだ日番谷が幼少期の頃ですが、今でも友達のようでカラブリ+での冬獅郎の休日の楽しみ方に「兕丹坊に会いに行く」とあります。
「都会のルール」
1つ、外から帰って来たら手を洗う
2つ、床に落ちた物は食べない
3つ、決闘は1人ずつ
兕丹坊の声優
兕丹坊の声優はアーツビジョンに所属する「長嶝高士」という方です。様々なアニメの声を演じていたり、ゲームなどでも多くの声を演じています。特に最近では『ゼルダの伝説シリーズ(一部)』のガノンドロフや、『鬼灯の冷徹』の閻魔大王などを演じています。
兕丹坊の名台詞・名シーン
登場シーン自体は少ないですが、良いシーンなどがありますのでいくつか紹介しますね。
「3つ、決闘は1人ずつ」
これは一護との戦闘時、織姫とチャドが助けに入ろうとしたときのシーンです。
冬獅郎から教えてもらったルールの1つで、3対1は行儀が悪いと一護との分断を行います。
「なんて器のでけぇ出来た男なんだ」
戦闘後、一護に斧をおられた兕丹坊ですが、「2本も折ってごめん」と一護に謝られ敵同士なのに心配してくれたことに対してのセリフです。
戦闘でも、男としても負けたと潔く門を開けてくれ、中には強いものが多いから気をつけて、と心配までしてくれる姿はとてもカッコ良いですね。
漢としてカッコ良い兕丹坊
戦闘力としても申し分なく、300年も白道門を守り続けたということももちろんかっこいいですが、何よりも負けたことに対しての潔さ、その後の一護達へのセリフはかなり漢としてかっこいいものでは無いでしょうか?
今回は兕丹坊の初登場の部分しか触れませんでしたが、尸魂界篇では他にもかっこいい場面が用意されています。ぜひ、アニメを見たり、漫画を見たりなどで兕丹坊の良さを確認してみてくださいね。