曳舟桐生は、零番隊のひとりとして、護廷十三隊からすると、雲の上の存在のような人物です。しかし、そんなことを感じさせない人の良さや、特殊な能力があるので、性格や能力を中心に紹介していきたいと思います。
曳舟桐生の基本情報
名前 | 曳舟桐生(ひきふねきりお) |
性別 | 女 |
所属 | 零番隊 |
階級 | 南方神将 |
使用する斬魄刀 | 不明 |
卍解 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 恒松あゆみ |
初登場 | 第521話「A PIGGY PARTY」 |
曳舟桐生の特徴
零番隊隊員
曳舟桐生は、零番隊のひとりです。零番隊は、霊王直属の守護隊となり、独自の権限を持っています。そのため、護廷十三隊と中央四十六室の管轄である尸魂界や現世には関わることをしません。
そんな零番隊は、五人いるのですが、それぞれが璃殿と異名を持っているのです。桐生は南方神将で「臥豚殿」という璃殿を持ち、異名は「穀王」となっています。
元護廷十三隊
桐生は、元護廷十三隊の十二番隊隊長でした。そのため、干柿ひよりはその当時から桐生を知っているため、桐生と再開すると、まるで母親に甘えるかのように抱きついて泣いていたのです。
零番隊はこのように、護廷十三隊から選出されることもあるようで、千手丸も涅マユリと関係があることから、元護廷十三隊だったと考えられます。
リジェ・バロとの戦闘で死亡?
ユーハバッハは、霊王宮に攻めるために親衛隊を引き連れて、零番隊の前に現れました。その時に、親衛隊のひとりであるリジェ・バロは「万物貫通」という能力を使うのですが、これによって二枚屋王悦が倒されます。
その後、麒麟寺天示郎や修多羅千手丸、曳舟桐生も戦いに参加したと思われるのですが、描写がありませんでした。しかし、その後リジェ・バロたちが無傷で現れたので、零番隊は倒されたことが予想されます。
桐生たちは死んだのか?とも思われているのですが、零番隊は璃殿を壊されない限りは何度でも生き返ることができるようなので、桐生たちはおそらく生き返っているでしょう。
曳舟桐生の性格
愛情豊か
曳舟桐生は、料理で相手の力を底上げしたり、回復したりすることができるので、相手のために!という気持ちが強いです。そして、ただ料理を作るのではなく、おいしく作って相手が喜ぶことを考えてもいます。
そんな考えの持ち主だから、いろんな人に対して優しく接することができているのです。ひよりもそんな大きな愛情を持っている桐生だからこそ、唯一素が出せる人物とも言えます。
明るく前向き
一護と恋次が桐生の元を訪れた時、桐生は多くを語らず、食べることを勧めます。その時の桐生は、一護たちに明るく振る舞って場の空気を和やかにしてくれました。
おいしいものをいっぱい食べてほしいと思う桐生だから、暗い気持ちにならないようにしているのでしょう。
裏表が無い
曳舟桐生の性格はとても素直とも言えます。裏表がないからこそ、慕ってくれる人間もたくさんいますし、大事なことを伝えようとすると、誰もが聞く耳を持つのです。
一護や恋次も初対面にも関わらず、すぐに心を許しているように見えました。
曳舟桐生の能力
曳舟桐生の能力は、相手に自分の作る料理を食べさせることで、食べた人の力の階層を上げるというもの。これは、料理に桐生の霊圧が含まれているから起こる現象でもあります。
そのため、桐生が料理をたくさん作ると、霊圧を消費して激ヤセしてしまうのです。最初の見た目は太ったおばさんなのですが、料理を作り終わると、スレンダーな美人のお姉さんに変わってしまいます。
この激変には一護も思わず突っ込むほど…そして、特に霊圧を消費するのはデザート作りのようです。戦闘での能力についてですが、詳しいことは明かされていません。
武器が大きなしゃもじということだけで、どのような能力があるのかも分からないのです。
曳舟桐生の声優は恒松あゆみさん
曳舟桐生の声優を担当するのは、恒松あゆみさんです。
桐生以外にも「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」の孫、「ガンパレード・オーケストラ」の金城美姫、「機動戦士ガンダム00」のマリナ・イスマイール、「花咲くいろは」の川尻崇子、「ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル」の蝶野アゲハなども担当しています。
曳舟桐生の名セリフ・名シーン
曳舟桐生には、明るく裏表がないからこそ、面白いセリフがあるので、紹介していきたいと思います。
「あんたらの仕事はここでハラいっぱいになることさ!」
一護たちが桐生の元を訪れると、大量の食事が用意されました。これには、一護も恋次も驚くのですが、桐生はどんと構えてこのように答えます。そして、一護たちは食べることも大事だということを知ったのです。
「一護ちゃん恋次ちゃん気をつけるんだよ」
桐生は、一護と恋次の身を心配して、このような優しい言葉をかけてくれました。零番隊の中でもこれほど他人の身を心配してくれるのは桐生だけです。
曳舟桐生は頼れるお母さんだった!
曳舟桐生は、「穀王」という名に恥じないほどの料理上手です。そして、料理で肉体の強化や回復など癒やす能力などから、頼れるお母さんのようにも見えます。実際に干柿ひよりは、桐生のことを母親のように慕っていました。
そんな桐生は、戦闘に使用される能力が不明でしたが、零番隊の看板を背負っているので、弱くはないと思われます。もし、戦う場面があったら見てみたいですね。