【BLEACH】檜佐木修兵は卍解を習得した?斬魄刀や私服についても解説！

魅力的なキャラクターが多い「BLEACH」の中ででも、檜佐木修兵というキャラクターをご存じでしょうか?脇役でありながら、数々の裏設定や作者から愛あるいじりをされている檜佐木修兵について、今回は紹介していきます。

檜佐木修兵の基本情報

檜佐木修兵の特徴

檜佐木修兵は護廷十三隊九番隊の副隊長を務める死神です。黒髪短髪で、かの右側に三本の傷跡があり、鼻から左目元にかけて灰色のテープを張っており、左頬に69の入れ墨を入れています。死覇装はノースリーブのものを着用しており、敵に投げつけると爆発する首輪と腕輪を身に着けています。

檜佐木修兵の性格

見た目に反してクールで硬派・誠実な性格ですが、想い人の松本乱菊の事で卑猥な妄想をして鼻血を吹き出すなど、スケベなところもありなにかと可哀そうなめに合う残念なイケメンです。また、給料日前に給料を使い果たすなど計画性に乏しい一面もあります。

誰かと行動していることが多く、友好関係が広いようです。また、瀞霊廷通信の編集も担っていますが、自身の連載であった「教えて! 修兵先生!!」は本人の知らない間に3回で打ち切りになっています。

趣味はギターの演奏、特技は料理、バイクにも興味があるそうです。しかし、現世で買ったバイクを瀞霊廷で乗り回しかなり怒られたことがあります。

戦闘に対しては、常に戦うことを恐れているキャラクターです。後述する霊術院生の頃のトラウマから戦いを恐れるようになり剣を握るたびに半歩脚が下がるようになってしましました。しかし、当時九番隊隊長であった東仙要に「自分の握る県に怯えぬ者に剣を握る資格はない」と恐怖を受け入れる大切さを説かれ立ち直っています。それ以来、檜佐木は東仙の事を師として仰いでおり、戦闘では常に東仙の教えを守っています。

檜佐木修兵の斬魄刀

斬魄刀「風死」　解号は「刈れ」

始解すると、長い柄に二つの鎌がそれぞれ逆向きに付いた獲物が鎖でつながれている形に変化します。鎌で直接相手を切りつける他、投げつけた獲物を鎖でコントロールする変則的な攻撃をします。檜佐木自身はこの斬魄刀の形を「命を刈り奪る形」だと言いあまり好きではないようです。

檜佐木修兵の卍解

卍解：風死絞縄(ふしのこうじょう)

原作では檜佐木の卍解は使われませんでしたが、檜佐木修兵が主人公の小説「BLEACH Can’t Fear Your Own World」にて卍解が披露されました。

発動すると獲物の鎖が檜佐木の頭上で渦巻、巨大な球体となります。次にその球体が弾けると、大地と大気の霊圧が消え檜佐木と周囲の者だけの霊圧が残り、無数の鎖が檜佐木の周囲から湧き出て檜佐木自身と相手を縛り付けます。鎖は互いの霊圧を吸い上げ、檜佐木の頭上で黒い太陽のような姿になります。

鎖でつながれた両者はこの卍解が発動されている間、お互いに完全に富士見に近い状態になり、黒い太陽と鎖によってお互いがお互いの霊圧で傷を感知させ合います。そして、檜佐木が卍解を説かない限り、檜佐木と相手は死ぬまで互いの霊圧を削り合い、最終的には共倒れになります。

能力が共倒れすることを前提の能力のため、自分以外に相手にとどめをさせる仲間がいないといけない卍解です。享楽春水曰く「縛道系の卍解の極至」だそうです。

また、この小説にて「風死」の本体が鎌ではなく鎖であることが明かされました。

檜佐木修兵の過去

101年前は流魂街に住んでおり、気弱で泣き虫な性格でした。友達と一緒にいるところを虚に襲われましたが、当時九番隊隊長を務めていた六車拳西に助けられています。このことがきっかけで、檜佐木は死神を目指すことになりました。

真央霊術院の入試には2回落ちましたが、在学中はにはすでに護廷十三隊への入隊が決まっており、席官入りが確実と言われていた優等生でした。しかし、霊術院六回生の頃に一回生たちの引率に出たとき、愛染の作った巨大虚に襲われ顔に傷を負い、それ以来戦いを恐れるようになりました。

しかし、東仙から「自分の握る県に怯えぬ者に剣を握る資格はない」と説かれ、立ち直りました。

檜佐木修兵の人間関係

東仙要

戦いを恐れるようになった檜佐木に、恐怖を受け入れる大切さを説き立ち直らせます。それ以来、檜佐木は東仙を師とし慕っていました。しかし、東仙が愛染総右助と共に尸魂界を裏切ったことにより敵対。最期は虚化した東仙に狛村左陣と共に挑み、狛村にとどめを刺そうとした隙を突き檜佐木が東仙に刀を突きさし勝利しました。

六車拳西

110年前、檜佐木が流魂街に住んでいた頃に友人と遊んでいたところを虚におそわれた所を拳西に助けられました。檜佐木の頬にある「69」の入れ墨は拳西への憧れによるものだそうです。ちなみに、この設定は作者より後付けであることが明かされています。

松本乱菊

檜佐木の思い人です。特にアニメでは、乱菊に対し卑猥な妄想をして鼻血を吹き出すなどスケベな一面を強調されることが多いです。また、雪合戦で乱菊に良い所を見せようとするも、結局盾にされるなど残念な扱いをよくされています。檜佐木修兵についてアニメの乱菊曰く「美男でてだれ」だそうです。

吉良イズル、阿散井恋次、雛森桃

檜佐木修兵から見てこの三人は後輩にあたり、彼らからは「檜佐木さん、先輩」と呼ばれ慕われています。中でも吉良とは記者仲間兼酒仲間とされています。

檜佐木修兵の私服

主にアニメにて、檜佐木修兵がとてもダサいとBLEACHファンの中で有名なようです。

檜佐木修兵の声優

檜佐木修兵の声優を務めているのは、賢プロダクション所属の小西克幸さんです。

檜佐木修兵以外に、BLEACHの浅野啓吾、ドラゴンボール改のギニュー、鬼滅の刃の宇随天元などの声を担当されています。

幼少期の声は、ホーリーピークに所属されている小林ゆうさんです。

小林ゆうさんは他に、銀魂の猿飛あやめ、いぬまるだしのいぬまるくん、進撃の巨人のサシャ・ブラウスなどを演じています。

檜佐木修兵の名シーン・名台詞

ここからは、檜佐木修兵の名シーン・名台詞についてご紹介していきます。

「命を刈り奪る形をしているだろ?」

空座町血戦編にて、破面フィンドール・キャリアス戦にて「風死」の始解を披露した時の台詞です。風死のやいb越しに冷たく睨む檜佐木の瞳が印象的なシーンです。

「自分の握る剣に怯えぬ者に 剣を握る資格はない、 俺はそう教わった」

同じくフィンドール戦での台詞です。戦闘の前半は檜佐木を圧倒していたフィンドールでしたが、檜佐木が始解を発動してからは形勢逆転しました。変則的な風死の動きにフィンドールはついていくことができず、鋏を切り落された際に檜佐木からこの台詞を言われました。

「東仙隊長を悪く言われる筋合いは無えぞ…！」

千年血戦編にて、東仙の事を悪く言った拳西に対し檜佐木が言った台詞です。たとえ裏切られたとしても、檜佐木にとって東仙が師である事に変わりはない事を表している印象深い台詞です。

檜佐木修兵は恐怖を受け入れ戦う死神

檜佐木修兵は派手な見た目に反して、クールで硬派な死神です。しかし、思い人にスケベな感情を抱いたり、ぞんざいな扱いをされたりする様は親近感が湧きます。また、戦いを恐れる気持ちを受け入れ戦うその姿は、主人公黒崎一護とはまた違ったかっこよさを持っています。

そんな人間味あふれる檜佐木修兵の事が好きになる、そんな読者も多い事でしょう。