【BLEACH】狛村左陣が弱い？卍解の強さや声優、最後についても解説！

「BLEACH」にて、狛村砂左陣は護廷十三隊の死神として登場します。東仙へ親友としての強い思いを抱いているシーンが描かれていた彼ですが、一体どんな人物なのでしょうか。

ここではそんな狛村の能力や東仙との関係、名シーンや名台詞などを解説していきたいと思います。

狛村左陣の基本情報

狛村左陣の特徴

狛村は護廷十三隊の七番隊隊長です。体格はかなり大柄で、武人の様な風貌をしています。初登場の際は、顔の全面を虚無僧の様に笠で隠していました。後に笠が戦闘で破壊された時に、顔が犬のである事と、これは生前に罪を犯し醜い人狼にされたと言う過去があったからという事が判明しました。

九番隊隊長であった東仙とは親友で、彼が藍染と共に護廷十三隊を裏切った時には、激高しそれを止めようと努めました。後の戦いで、九番隊の副隊長であった檜佐木と共に悪の道に落ちた東仙を倒しました。

狛村左陣の性格

狛村は戦上では好戦的で、戦いに対して気持ちを高ぶらせますが、普段は穏やかで天然と言った性格です。絵を描いて過ごしていたり、自分と見た目が似ている犬に対して愛着をわかせたりする可愛い部分も多々見えます。

彼には人狼と言う畜生の姿に変えられ、周りから蔑まれる窮屈な人生を送っていた中、護廷十三隊の総隊長である元柳斎に死神になるように誘われたという過去があります。その時の恩を元柳斎に返す為、忠誠を誓っていると言う一面もあります。

狛村左陣の斬魄刀の能力と卍解

狛村の斬魄刀は天譴で、解号は「轟け」です。始解と同時に刀を振るうと、それと同時に巨大な刀が現れ同じ方向に振り下ろされます。ただ、狛村が始解をして戦う描写は少なく、活躍の場面はあまりありませんでした。

その分、卍解をする場面は多く見られます。彼の卍解は黒縄天譴明王と言う名で、解放と同時にとてつも無く大きい鎧武者を後方に召喚します。明王と呼ばれるこの鎧武者は彼の後ろに化身の様に現れ、彼の動きと連動して攻撃をします。しかし、動きだけで無くダメージも連動しており、狛村が傷つくと明王が、明王が傷つくと狛村がと言う様に痛みや傷を共有してしまいます。

狛村は作中で何度もこの卍解を披露し、活躍しました。結果的に負けてしまう事が多かったのですが、それでもかなりの強さを持ち、隊長格の狛村に似合う能力です。

狛村左陣の最後

狛村は最終章の千年血戦篇にて、敵である滅却師のバンビエッタと戦います。一度は卍解を奪われるなどして敗北しましたが、二度目の戦いでは勝利します。この時には、人化の術と言う本来の人間の姿に戻る術を入手し、それにより黒縄天譴明王断鎧縄衣と呼ばれる全力の卍解が使える様になりました。

しかし、この時バンビエッタに対し復讐心や憎しみを持って戦った影響で、人化の術の特性が作用し、完全な四足歩行の狼の姿になり果ててしまいました。その事で狛村は死亡扱いされていましたが、物語の最後では狼の姿であっても意思が残っている事が判明し、こっそり生きていいという事が分かりました。

狛村左陣の声優

狛村の声優は青二プロダクション所属の稲田徹さんです。彼は仮面ライダーやウルトラマンと言った特撮の声優で有名です。

アニメでの代表作は「キン肉マンⅡ世」のMAXマン役、「ジョジョの奇妙な冒険/ファントムブラッド」のタルカス役、「イナズマイレブン」の角馬王将役などがあります。

狛村左陣の名シーン・名台詞

ここでは狛村の名シーンや名台詞を紹介します。

東仙要との戦闘

狛村の親友である九番隊隊長の東仙は、藍染や市丸と共に護廷十三隊の死神達を裏切り、死神が払うべき虚（ホロウ）達側につきます。狛村は尸魂界を去っていく東仙に怒声を浴びせ、止めようとしますが、その声は東仙には届きませんでした。

その後、空座町にて狛村は東仙と戦う事になります。裏切りに対する怒りと、こちら側に戻ってきて欲しいと言う僅かな願いをかけて、東仙の部下であった檜佐木と共に戦います。最後は檜佐木によって東仙はとどめをさされ、死亡します。

悲しみと怒りが交錯するこの戦いは、狛村や檜佐木の心や信念を大きく動かしました。悲しみを経て二人の成長したシーンでもあります。

「あの方が是と言えば　死すらも是である！」

狛村が自身を救ってくれた元柳斎に向けての言葉です。命さえも捧げ、恩師に忠義を示そうとする狛村の姿にかっこ良さを感じた方もいると思います。戦士としての誇り、忠誠心や恩義を重んじる狛村らしい名台詞です。

狛村左陣は沢山の物を背負いながらも勇ましく戦う死神！

狛村は、罪を犯し醜い姿に変えられてしまった過去や、そこから助けてもらった恩など、多くの過去や思いを背負っていると言えます。特に親友である東仙と刃を交えた時は、彼の中で様々な思いが生じていたのでは無いでしょうか。

多くの物を抱え、それでもなお強く立ち振る舞う狛村の姿は、七番隊隊長に相応しいのでは無いでしょうか。最後は完全な狼の姿になってしまった彼ですが、それでも彼は勇ましく生きて行くのでしょう。