人気漫画「BLEACH」の中には魅力的な兄弟・姉妹が多く登場します。その中でも、斜め上のシスコンぶりを見せるお兄ちゃんキャラである朽木白哉をご存じでしょうか?今回は朽木白哉について解説します。
朽木白哉の基本情報
名前 | 朽木白哉 |
性別 | 男 |
所属 | 護廷十三隊六番隊 |
階級 | 隊長 |
使用する斬魄刀 | 千本桜(せんぼんざくら) |
卍解 | 千本桜景厳(せんぼんざくらかげよし) |
誕生日 | 1月31日 |
身長/体重 | 180㎝/64㎏ |
声優 | 置鮎龍太郎 |
初登場 | 6巻 |
朽木白哉の特徴
朽木白哉は護廷十三隊六番隊の隊長を務める死神で、四大貴族・朽木家の二十八代目当主でもあります。
外見は肩にかかるほどの黒髪に牽星箝と呼ばれる貴族の身が着用を許される髪留めを付け、首には朽木家当主の証である銀城風花沙紗という襟巻を身に着けています。
準主人公の朽木ルキアの姉である緋真と結婚していましたが5年で死別しています。その後、緋真の遺言でルキアを朽木家の養女に向かい入れた過去があります。しかし、義兄妹の間には長い間すれ違いがありました。尸魂界編後は白哉がルキアに今までの事謝罪し和解しました。その後はお互いにシスコン・ブラコンぶりを発揮し仲の良い様子がうかがえます。
ルキア同様独特な美的センスを持っており、「わかめ大使」なる珍味妙なキャラクターを砂浜で作ったり、お菓子にして販売しようとしていました。
ちなみに、白哉の住まう朽木邸は女性死神協会に勝手に改築されたり、池の鯉を盗まれたりと不憫な扱いを受けています。
朽木白哉の性格
仏頂面で日ごろから毅然とした立ち振る舞いをしているため冷徹な印象があり、他の隊士じからは近寄りがたい存在として見られています。最高位の貴族としてふさわしい存在であろうとする意志が強く、おきての尊厳に重きを置いています。
一方でルキアへの過保護ぶりは和解する前からすさまじく、温和な性格の浮竹十四郎が体調を務める十三番隊に入隊させたり、危険な目に合わせないように席官職に就かせないよう根回しをしたりしていました。和解後は過保護ぶりを隠すことなく、虚圏に行ったルキアを追って自身も乗り込むなど遺憾なくシスコンを発揮しています。
朽木白哉の斬魄刀
始解「千本桜(せんぼんさくら)」 解号「散れ」
解放すると斬魄刀の刀身部分が桜の花弁に酷似した無数の刃に変化し、白哉の意思に合わせて自在に相手を切り刻みます。また散らせた刃集結させることで防御することも可能です。発動中は刀の柄だけになるため、接近戦や防御面はやや不利になります。そのため、敢えて始解しないまま戦闘を行う場合もあります。
朽木白哉の卍解
卍解「千本桜景厳(せんぼんざうらかげよし)」
斬魄刀の刃を地面に向けて手放すことで解放します。刀が地面に吸い込まれるように消えると同時に、足元から
巨大な刀身がいくつも立ち上り、それらが一斉に無数の花びらに似た刃に変化し相手を切り刻みます。刃を縦横無尽に操る事で、攻防一体の視覚のない全方位攻撃が可能です。しかし、自身の身体も切り刻まれかねないため、白哉から半径85㎝の範囲に刃が届かない「無傷圏」と呼ばれる領域を設けており弱点にもなっています。
朽木白哉の人間関係
朽木ルキア
BLEACHの準主人公である護廷十三隊十三番隊に所属する女性死神。白哉は義兄であり、真央霊術院生時代に朽木家の養子に入りました。尸魂界編までは白哉とのわだかまりがありましたが、破面編以降はお互いに尊敬しあえる兄妹関係になっています。また、白哉に負けず劣らずのブラコンです。
普段は浦原商店で黒猫に化けている女性死神です。元護廷十三隊二番隊隊長であり四大貴族・四楓院家の元当主でもあります。110年前にはまだ少年であった白哉と交流があり、白哉の事を「白哉坊」と呼んでいました。当時の白哉は熱血漢でしたが、いかにして現在の性格になったのかその詳細は不明です。
朽木白哉の声優
朽木白哉の声を担当されているのは、青二プロダクションに所属されている置鮎龍太郎さんです。
朽木白哉の他には、テニスの王子様の手塚国光、トリコのトリコ、ワンピースのカクなどの声を担当されています。
朽木白哉のその後
BLEACHの物語の後日談にあたる小説では、最愛の妹ルキアと自身の部下である阿散井恋次の結婚式に奔走する白哉の姿は描かれています。しかし、やはり気の使い方がやや斜め上で、結婚する二人に掛けた言葉はそっけなかったが、二人の結婚式を発表するために高級料亭を予約したり、式の手配を先回りして手配していたりと言葉が足りず周りを振り回しています。
朽木白哉の名シーン・名セリフ
続いて朽木白哉、の名シーン名台詞についてご紹介していきます。
「済まぬ」
白哉とルキアが和解することとなったシーンの台詞です。それまで白哉はルキアに対し関心が無いと思われていましたが、実は誰よりも義妹の身を案じでいました。しかし、四大貴族のおきてや父母との約束の間に挟まれルキアを素直に助けに行かなかった事、これまでの所業について白哉は謝りました。この事がきっかけでルキアと白哉は和解し、以降は互いにシスコン・ブラコンを発揮させていくことになります。
「私の誇りに刃を向けたからだ」
No.7破面ゾマリ・ルルーとの戦闘での台詞です。ゾマリは戦闘中に、重傷を負ったルキアの身体を操り人質にしました。その行為に白哉は激怒し、ゾマリに格差を見せつけ勝利します。このセリフからもルキアをとても大切に思っている事が伝わります。ちなみに、ルキアが虚圏に赴く際に身に着けていた衣装は白哉が用意したものだそうです。
朽木白哉は妹思いの不器用な死神!
一見クールで隙の無い白哉ですが、妹の事になると斜め上の行動をする割とポンコツな一面を持ち合わせています。そのギャップをほほえましく見守っている読者も多いのではないでしょうか?