朽木蒼純という名前を聞いて、誰だ?と思ってしまう人がほとんどではないでしょうか?蒼純は、朽木白哉の父親です。本編には一切登場していないのですが、どのような人物だったのかを想像で、紹介していきたいと思います。
朽木蒼純の基本情報
名前 | 朽木蒼純(くちきそうじゅん) |
性別 | 男 |
所属 | 六番隊 |
階級 | 副隊長 |
使用する斬魄刀 | 不明 |
卍解 | 不明 |
誕生日 | 5月21日 |
身長/体重 | 177cm/62kg |
声優 | 無し |
初登場 | 無し |
朽木蒼純の特徴
ファンブックに登場
朽木蒼純は、漫画にもアニメにも登場しません。ファンブックのみに登場したキャラなので、詳しいことが明かされていないのです。分かっていることは、朽木白哉の父親であるということで、詳しい活動内容などは知られていません。謎が多すぎるキャラですが、美しい容姿からも強く印象に残る存在でもあります。
容姿が白哉に似ている
容姿だけを見ると、朽木白哉にそっくりです。祖父の朽木銀嶺と比べるとあまり似ていません。そこから考えても白哉は父親似だったということでしょう。
白哉と違うのは、目つきが優しく、穏やかな表情をしているところです。幼少期の夜一とのやりとりをしている白哉に近い感じですね。
戦死している
蒼純の明かされている内容のひとつに、副隊長になったが戦死したということがあります。副隊長になったのも、父親の計らいがあったのかもしれませんが、詳しくは分かりません。
戦死ということなので、虚と戦って死んだということでしょう。病弱だったということなので、そのことが戦いの中で影響したのかもしれません。
強さの証明となるエピソードも無いので、強いのか、弱いのかも不明となっています。
朽木蒼純の性格
やさしく、穏やか
これはあくまでも想像ですが、きっと蒼純の性格は誰にでも優しく、穏やかだったのではないでしょうか?その理由は、病弱で育っているため、浮竹に近い感じだったのでは?と思われるからです。
病弱で才能のある人物は、他人に優しくできる、そんな気がします。白哉も根は優しい人間なので、その血を受け継いだと思われます。
一方で、朽木銀嶺は厳しそうなので、朽木家全員がそういう性格という訳では無さそうです。見た目だけの判断ですが…
朽木蒼純の能力
朽木蒼純の能力についても一切明かされていません。しかし、白哉の父親ということなら、同系統の能力を持っていそうな気もします。千本桜は、細かい刃が桜吹雪のように襲い掛かるという能力です。
この能力は、見た目も威力も貴族にふさわしいモノだと思います。同じように蒼純も、美しく、強い能力を持っていたのではないでしょうか?
才能はあったとされているので、この点も白哉と同じですね。卍解まで習得していた可能性も十分にありえます。
朽木蒼純の考える朽木家
蒼純は、朽木家当主になることを父親から幼い頃から叩き込まれていた様子です。何故そう思うのか?それは、朽木白哉も祖父の銀嶺から父の亡き後に言われ続けてきたからでしょう。
白哉は父親が成し遂げられなかったことを全て背負わされる形になったので、かなりのプレッシャーもあったはず。そのため、ルキアが重罪人となった時に庇うという選択ができなかったのです。
父親の蒼純はどうだったのでしょうか?白哉同様に時期当主である自覚はあったと思います。それは、病弱でありながらも、貴族としての名を汚さないために護廷十三隊に入隊して副隊長にまでなっているからです。
しかし、自分が病弱であることに負い目も感じていたのではないでしょうか?そんな葛藤を抱きながらも必死に次期当主を目指していたと思われます。
朽木蒼純と朽木白哉との関係
朽木白哉は父親との思い出などは一切語ることはありません。そのため、白哉が物心つく前に蒼純は亡くなってしまったと思われます。蒼純の性格から考えても温かい家庭を築いていたはずです。
そんな中での父親の死は、白哉にとっては可愛そうな出来事だったことでしょう。そこから白哉は朽木家の当主としての道を歩むことになったので、蒼純も生きていたとしたら変わってあげたかったと思ったはずです。
もし、蒼純が戦死せずに生きながらえていたとしたら、きっと朽木家の流れを変えてくれたでしょう。そうなれば、白哉も緋真との結婚やルキアの養子、ルキアの重罪からの解放に悩まずに済んだかもしれません。
白哉の頭の硬いところを一護ではなく、父親の蒼純が早々に治してくれたでしょう。
朽木蒼純は朽木家を変える存在だったのかもしれない
朽木蒼純は、ファンブックにしか登場しないキャラです。白哉の父親でもあるのですが、とても穏やかで優しそうな人物となっています。しかし、病弱で護廷十三隊の副隊長に就任するも、道半ばで戦死してしまうのです。
これによって、朽木家の期待が全て白哉に集中してしまったので、白哉も厳しい考えを持つようになりました。もし、蒼純が生きていたとしたら、きっと朽木家も変わっていただけに残念だと思います。