【BLEACH】 メタスタシアは作られた虚だった?志波海燕との関係も解説！

BLEACHには様々な悪霊、虚が存在します。中でも、尸魂界編から破面編にかけて多くの伏線に関わった虚メタスタシアをしっていますか?

今回は志波海燕、アーロニーロ・アルルエリ、そして愛染惣右助と深い因縁のある虚、メタスタシアについて今回は解説していきます。

メタスタシアの基本情報

メタスタシアの特徴

メタスタシアは志波海燕とその妻、志波都を殺した虚です。一人称は「儂」。両頬部と顎の両側から角が生え、眼窩部分に炎のような模様がある仮面を被っています。緑色の巨大な体躯には頭部から背中にかけて赤い触手が生えており、胸に穴が存在します。

メタスタシアの性格

メタスタシアは非常に下劣で、残忍な性格です。その証拠に、夫である海燕の前で妻である都の胸から上を食えなかった事を悔いていると発言しました。

メタスタシアの正体

メタスタシアは普通の虚ではなく、愛染惣右助の虚の死神化実験により生み出された改造虚です。しかし、愛染にとってメタスタシアは失敗作でした。

メタスタシアの能力

メタスタシアの頭部から背中に生えている触手には、一日に一度この触腕に最初に触れた死神の斬魄刀を消滅させる能力を持っています。

また、霊体と融合し意のままに操る能力も備わっています。この能力により、アニメでは都と融合することで彼女が昏睡状態であるように操り、十三番隊の死神たちを襲っています。また、海燕と融合した時は海燕の面影を残しているものの眼窩や口からメタスタシアのものと思われる触手が飛び出た悍ましい姿へと変化していました。

メタスタシアの最期

メタスタシアは能力により海燕の斬魄刀を消滅させ、さらに霊体と融合する力により海燕の身体を乗っ取りました。しかし、駆けつけた朽木ルキアの手によって海燕の身体ごと切り捨てられました。

ルキアの手によって死亡したように見えたメタスタシアですが、実は死んではおらず破壊されると虚圏側で再構築されるようになっていました。しかし、再構築されたメタスタシアは破面アーロニーロ・アルルエリに喰われ取り込まれました。この時、アーロニーロはメタスタシアから海燕の姿、記憶、斬魄刀をコピーしています。

メタスタシアの人間関係

志波海燕

元護廷十三隊十三番隊副隊長の死神で、ルキアの上司だった人物です。メタスタシアに妻である志波都を殺され、自身もメタスタシアに融合されてしまいます。しかし、ルキアが駆けつけたときにはまだ意識があり、ルキアに自分ごとメタスタシアを切捨てさせ死亡しました。

アーロニーロ・アルルエリ

ルキアに倒された後、虚圏で再構築されたメタスタシアを喰った破面。十刃の一人でNo.9、十刃の中では唯一のギリアン級出身です。メタスタシアを含め33650体に及ぶ虚を喰らっていおり、メタスタシアを取り込んだ時に志波海燕の容姿、記憶、斬魄刀をコピーしています。破面編では、志波海燕の姿でルキアと相対しました。

朽木ルキア

メタスタシアを融合された海燕ごと斬った死神。この出来事は、ルキアの心に闇を持たせました。そして、結果的に100年後の本編尸魂界編にてルキアの意思を処刑に持っていきやすい状況を作り出しました。後にルキアと対峙するアーロニーロはこのメタスタシアを喰らった破面であるため、メタスタシアとルキアは因縁深い関係と言えます。

メタスタシアの声優

メタスタシアの声を担当されているのは、クレイジーボックスに所属されている大塚芳忠さんです。

メタスタシアの他に、ワンピースのゼファー、ナルトの自来也、銀魂の阿伏兎、ポプテピピックのピピ美、幼女戦記のハンス・フォン・ゼートゥーアの声を担当されています。

メタスタシアの名シーン・名セリフ

続いて、メタスタシアの名シーン名台詞についてご紹介していきます。

「その夜最初に儂の触腕に触れた者は斬魄刀が消滅する!!!」

海燕との戦闘時に、メタスタシアは自身の能力を口にしました。初見殺しのこの能力により、海燕は斬魄刀を消滅させられ敗北しメタスタシアに体を乗っ取られてしまいました。

「そいつはもう…海燕じゃないんだ!!!」

海燕の身体を乗っ取り、死神たちに襲い掛かるメタスタシア。その姿は海燕の面影を残しているものの、眼球は無く眼窩と口から触手が生えている悍ましいものへとなり果てています。

メタスタシアは原作の過去から破面編まで影響を残した虚！

「斬魄刀を消滅させる能力」と「霊体と融合する能力」という死神にとっては初見殺しな能力を持つメタスタシア。そして、志波海燕が死亡する切っ掛けとなり、ルキアの心を蝕み、アーロニーロが海燕の姿でルキアと対決する切っ掛けになったりと、物語に大きく影響を残しています。一見ただの虚ですが、原作の伏線へ巧みに組み込まれたとても面白いキャラクターですね。