リルトット・ランパードは、滅却師の中でも珍しく女性です。しかも幼女スタイルのため、強いのか弱いのかもわかりません。そんなリルトットの能力やどのような戦いをしたのかなどについて詳しく紹介していきたいと思います。
リルトット・ランパードの基本情報
名前 | リルトット・ランパード |
性別 | 女 |
所属 | 星十字騎士団 |
階級 | Gの称号 |
使用する斬魄刀 | The Glutton(ザ・グラタン) |
卍解 | 無し |
誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 不明 |
初登場 | 第579話「THE ANDEAD 6」 |
リルトット・ランパードの特徴
バンビーズの一員
リルトットは、女性の滅却師で結成された「バンビーズ」の一員です。メンバーには、バンビエッタ、ミニーニャ、キャンディス、ジゼルがいます。
他の滅却師とは違い、団体行動となり、それぞれの能力を生かして、互いの弱点を補うような戦い方をしているのです。男性の滅却師は、プライドの高い人物がいるため、個人での戦いを好むため、対象的な感じになります。
仲間思い
「バンビーズ」のメンバーということもあり、仲間と思っているメンバーに何かがあると助けようという気持ちがあります。
そのため、ぺぺに操られたミニーニャを殺さずに倒したり、ユーハバッハの聖別を食らいそうになったジゼルを助けました。普段はぶっきらぼうな姿を見せているのに、仲間に何かがあると真っ先に動くことができる人物でもあります。
ユーハバッハを裏切る
ユーハバッハは、最後の聖別の時に、バンビーズのメンバー全てを対象としていました。そのため、リルトットは激しい怒りがこみ上げます。バズビーも理不尽な聖別の対象となることを免れ、ユーハバッハに反旗を翻すことを決断。
そんなバズビーにリルトットとジゼルも協力し、ユーハバッハの元へと向かいます。しかし、ユーハバッハの圧倒的な力の前には、何もすることもできずに敗北することになりました。
リルトット・ランパードの性格
責任感が強い
リルトットは、「バンビーズ」のメンバーの中でも特に責任感が強いと言えます。適当に振る舞っているように見えて、実は全体を見ているのがリルトットなのです。
リーダーは、バンビエッタなのですが、場況を冷静に見て判断しているのはリルトットと言えるでしょう。そのため、仲間がピンチの時には助けよう!という意識が強いのです。
リルトット・ランパードの能力
リルトットは、「The Glutton」と呼ばれる能力を持っています。通称「食いしん坊」と言われるものですが、その名の通りあらゆるものを食べてしまう能力です。それが生物だろうが無機物だろうがお構いなし。
半径数十メートルが圏内となっていて、ギザギザの歯でいろんなものを食べてしまいます。食べてしまって終わりなのか?と思われましたが、小説版ではそれだけで終わらないことが判明。
消化するまでの間なら、食べて取り込んだ相手の能力を使用することが可能なのです。
リルトット・ランパードの戦い
リルトットの戦いはそれほど多くありません。最初の戦いは、更木剣八がグレミィとの戦いに勝利した直後でした。剣八の部下たちを能力で一掃するという強さを見せます。
その後、同じ滅却師のぺぺが白哉たちと交戦した際に、ぺぺが味方であるはずのミニーニャを操り同士討ちをさせます。これを見たリルトットは、在るまじき行為だと怒り、涅マユリによって敗れたぺぺを能力で食べてしまいました。
そして、最後の戦いとなったのが、ユーハバッハに反旗を翻した時です。この時は、何も出来ずに敗北することになりました。
リルトット・ランパードと他の滅却師の関係
リルトットは、滅却師でも「星十字騎士団」に加入して日が浅く、ユーハバッハに対する忠誠心が薄いです。それは、「バンビーズ」のメンバーも同じなので、気が合う仲間の集まりということになります。
そのため、他の「星十字騎士団」のメンバーとは距離を置いているような感じです。
リルトット・ランパードは死んだのか?
リルトットは、本編ではユーハバッハに敗れていましたが、その後はどうなったのでしょうか?それは、小説版に描かれていて、ハッシュヴァルトの側近の聖兵によってジゼルとバンビと共に救出され、現世某所の療養所にて治療を受けていました。死んではいなかったようですね。
リルトット・ランパードの名セリフ・名シーン
リルトットには、仲間思いの名セリフがあるので紹介していきたいと思います。
「俺達は一体何だったんだ!」
前触れもなく、ユーハバッハの聖別に合ったことで、あまりの理不尽さに叫んでしまいます。これは、聖別にあった滅却師全ての言葉を代弁しているとも言えるでしょう。
「責任の取り方ぐらい…わかってんだろうな?」
ぺぺの能力によってミニーニャが操られ、同士討ちを狙われたのですが、ぺぺが涅マユリによって敗れたことで、能力が解けます。これに対して、怒り心頭だったのがリルトットで、殺す気満々でぺぺの前に立ちふさがりました。
リルトット・ランパードは仲間思いの滅却師
リルトットは、滅却師の中でも珍しく仲間のことを大事にしています。他の滅却師は個々を大事にしていて、他人のことなど気にしません。
そんなリルトットだから、ユーハバッハへの忠誠心もあまりないのでしょうが、逆に好感を持てる存在だと言えるのです。滅却師としての活躍はあまり見られませんでしたが、仲間を大事にする気持ちだけは伝わりました。