破面の葬討部隊として登場したルドボーンですが、その容姿からも強そうなのかよく分からないキャラです。葬討部隊としての仕事はどんなものか？能力を生かした戦いなどはどのようになっているのか？など詳しく紹介していきます。
ルドボーン・チェルートの基本情報
| 名前 | ルドボーン・チェルート |
| 性別 | 男 |
| 所属 | 葬討部隊 |
| 階級 | 無し |
| 使用する斬魄刀 | 髑髏兵団(ガラべラス) |
| 卍解 | 無し |
| 誕生日 | 不明 |
| 身長/体重 | 不明 |
| 声優 | 山口太郎 |
| 初登場 | 第254話「Deja Chocolate Aqui」 |
ルドボーン・チェルートの特徴
見た目が他の破面と違う
ルドボーンの外見は、他の破面のように仮面が一部ついているのではなく、顔全体をヤギの頭蓋骨のようなもので覆っています。そのため、素顔がさらされることがないため、本当の容姿は謎のままです。
敗北者を粛清
ルドボーンは、葬討部隊(エクセキアス)の隊長というだけあり、部下の不手際の後処理も任されています。そのため、一護に敗北したドルドーニや石田に敗北したチルッチの処分に現れました。そこからも、元十刃を倒せるほどの実力を持っているということが分かります。
恋次、ルキア、チャドと交戦
ルドボーンは、最初は一護に戦いを挑むも、恋次、ルキア、チャドたちに割って入られ、決着を付けることができませんでした。一護はその後ウルキオラの元へ向かい、戦うことになるのですが、ルドボーンは３対１とかなり厳しい状況となります。
しかし、帰刃したことにより、無限の兵士を生み出すことで恋次たちを圧倒することに。これを見たルキアはルドボーンの弱点に気づきます。
そして、兵士を生み出す元となっている実を完全凍結させると身動きが取れなくなったのです。ここで終わりか？と思われた瞬間、現れたヤミーによって、体をバラバラにされるという悲惨な結末を迎えます。
小説版で生存が判明！
本編では、ヤミーによって粉々にされ、死んでしまったのでは？と思われたルドボーンですが、小説版で生きていることが判明しました。生き残った十刃と共に行動をしていて、能力も更に強力になっているようです。
ルドボーン・チェルートの性格
冷静に判断できる
ルドボーンは、常に冷静に対処しています。状況を見て、戦わなくても済むのなら、その場を退いたりもしているのです。
黒腔を通じて虚圏に入ってきた卯ノ花烈と対峙した時、卯ノ花が治療のために来ただけで、戦うつもりはないことを告げると、あっさりと引き下がります。
従順すぎる
藍染が第一という考えがあり、その他にも自分よりも立場の上の人物には従うようにしています。そして、そこに裏切ったり、妬んだりするような腹黒さはなく、素直に従っている様子です。
破面では珍しく、あまり欲望や本能を出さないキャラでもあります。
ルドボーン・チェルートの能力
能力は「髑髏兵団(ガラべラス)」といって、帰刃化すると、下半身が巨大なスカートのようになり、地面に根を張ったようになる他、背中から羽のように骨の枝が伸び、その実から部下の兵士を無限に生み出すことができます。
生み出された兵士たちは、ルドボーンの矛となって戦ったり、無数に集まって壁となり、主を守る盾にもなるのです。弱点は、凍結などによって兵士のもとを実らせることができなくなってしまうと、身動きできない格好の的となってしまいます。
ルドボーン・チェルートの声優は山口太郎さん
ルドボーン・チェルートの声優を担当するのは、山口太郎さんです。
ルドボーンの他にも「攻殻機動隊 SAC_2045」のボーマ、「神魂合体ゴーダンナー」の影丸、「GUNDAM SEED DESTINY」のサトー、「ロックマン エグゼ STREAM、BEAST」のヤマトマン、ゾアノヤマトマン、「交響詩篇エウレカセブン」のハップなども担当しています。
ルドボーン・チェルートの名セリフ・名シーン
ルドボーンは、破面に珍しく言葉がきれいで丁寧です。そんなルドボーンだからこそのセリフがあるので紹介していきたいと思います。
「退くぞ！」
卯ノ花と対峙した時、無駄な争いを避けようとして、その場から立ち去る時に叫びます。無駄な戦いは避けたいという考えと、卯ノ花と戦えばただでは済まない？という感覚があったのかもしれません。かなり潔いシーンでもありました。
「あなたは直に知る私の部下を倒すことで貴女に勝利は訪れはしない」
ルドボーンが自らの能力に自信を持って話した言葉です。あまり語らず、前に出ようとしないルドボーンが珍しく、饒舌になったシーンでもあります。しかし、この言葉を口にしたことで、死亡フラグが立ったと言えるのです。
ルドボーン・チェルートは結末が悲惨なキャラ！
ルドボーンは、葬討部隊として従順に仕事をこなしていきました。藍染のためだったり、十刃のためだったり、自分の欲望など持たずに黙々と…そんな真面目なルドボーンでしたが、ルキアとの戦いの末に敗れてしまうことになります。
そこまでは良かったのですが、その後すぐに、仲間であるヤミーによって粉々にされました。あれほど尽くしてきたのに、この結末は悲惨と言えるでしょう。
しかし、小説版では生きていることが判明し、他の十刃と活躍できていたので、苦労も報われたと思います。
