人気漫画「BLEACH」には魅力的な女性キャラクターが多数登場します。中でも、女性死神の代表格で本作の準主人公でもある朽木ルキアについてご存じでしょうか。今回は、そんな魅力あふれる死神朽木ルキアについて解説します。
朽木ルキアの基本情報
名前 | 朽木ルキア |
性別 | 女 |
所属 | 護廷十三隊番隊 |
階級 | 副隊長(死神代行消失編)→隊長(千年血戦編後) |
使用する斬魄刀 | 袖白雪(そでのしらゆき) |
卍解 | 白霞罸(はっかのとがめ) |
誕生日 | 1月14日 |
身長/体重 | 144㎝/33㎏ |
声優 | 折笠冨美子 |
初登場 | 1巻 |
朽木ルキアの特徴
朽木ルキアは護廷十三隊十三番隊に所属し、主人公黒崎一護が初めて出会った死神であり、本作の準主人公です。小柄で細身な体格に、毛先が跳ねた黒髪のセミロングが特徴的です。外見は小柄ですが、清楚で何処か気品が漂う風貌をしています。
一人称は「私」で、趣味は高いところに登ること、好物はキュウリと白玉だそうです。ソウルキャンディのチャッピーというキャラクターがお気に入りです。
元々は一護の住む十霊地空座町の現世駐在任務にあたっていました。その中で、一護と出会いますが虚に襲われて重傷を負います。その際に、一護に死神の力を半分ほど与えようとして全て奪われていまいました。そこから物語が始まりました。
戦闘では斬魄刀の他に鬼道に秀でており、上級破道や二重詠唱・詠唱破棄など高度な技術も使いこなしています。
朽木家当主の朽木白哉は義兄にあたり。彼の無き妻朽木緋真はルキアの実姉にあたります。ルキアと緋真は容姿が瓜二つです。姉の無き後、ルキアは朽木家の養子となりました。
朽木ルキアの性格
性格は生真面目で男勝りだが、割と短気で怒りやすいです。また、かわいいものに目が無いという女性らしい一面があります。仲間想いですが、複雑な過去を持つためか繊細で悩みを一人で抱え込みがちな一面があります。
義兄である白哉とは尸魂界編まで互いにすれ違っていたが、同編終わりに白哉と和解しました。それ以降はお互いにシスコン・ブラコンとなっています。この義兄妹ですが、美的センスが独特である所が似ています。
朽木ルキアの義骸
死神代行編にてルキアが使用していた義骸は浦原喜助の特注品であり、中に物語の根幹にかかわるアイテム「崩玉」が眠っていました。そのため、藍染惣右助の工作により処刑されそうになります。最終的には藍染に胸を貫かれ崩玉が取り出されますが、生存します。
朽木ルキアの斬魄刀
始解「袖白雪(そでのしらゆき)」 解号「舞え」
解放すると柄の先に白い長い帯が付き、刀身から柄まで純白の刀に変貌します。尸魂界で最も美しい斬魄刀と評されている氷雪系の斬魄刀です。
当初は刀の切先から冷気を出す能力と思われていましたが、千年血戦編にて「刀に触れたモノの体温を零度以下まで低下させる」能力と判明しました。低下限度は-273.15℃まで可能で、ルキアはこの状態で4秒間のみ動けます。非常に強力ですが、癖の強い能力となっています。
技「初の舞 月白」
刀で地面に円を描き、その場所の天地全てを凍らせる技です。
技「次の舞 白蓮」
刀で地面の数か所を突き、巨大な冷気を一斉に放出し敵を凍らせる技です。
技「参の舞 白刀」
折れた刀身の代わりに氷の刀身を形成した技です。
朽木ルキアの卍解
卍解「白霞罸(はっかのとがめ)」
珍しく、始解の名前をほとんど含んでいない卍解です。発動すると、刀は白く透き通り、ルキアの姿も白い頃もを纏い白い髪に髪飾りがついた美しい姿に変化します。能力は始解能力の強化であり、自分を含め周囲にある者全てを一瞬で氷漬けにし破壊します。強力な卍解ですが、始解同様扱いが難しく解除に時間を掛けなければなりません。また、加減を間違えると自滅してしまうリスクもあり、作中でももう少しで手が砕けてしまう所でした。
朽木ルキアの人間関係
黒崎一護
BLEACHの主人公で死神代行を務める青年。彼とルキアが出会うことで物語が始まりました。共に様々な敵と対峙した戦友です。尸魂界編では、尸魂界に強制送還され処刑されそうになっているルキアのために死神た隊長たちと激闘を繰り広げました。
朽木白哉
護廷十三隊六番隊の隊長を務める死神であり、ルキアの義兄。四大貴族・朽木家の当主でありルキアの姉緋真と結婚していた。しかし、緋真とはしべつしてしまい、彼女の遺言から妹であったルキアを養子に迎え入れました。当初はルキアとすれ違っていたが、尸魂界編にて和解。以降はシスコンとなりました。
護廷十三隊六番隊の副隊長を務める男性死神。ルキアと同じ流魂街78地区「戌吊」出身で幼馴染です。困窮した生活から脱出するために共に真央霊術院生に入るが、ルキアが朽木家の養子にったことにより疎遠となっていた。それ以来、ルキアと対等に付き合うため義兄の白哉を超える事を目標に鍛錬に励んでいました。尸魂界編にてルキアと和解し、以降は黒崎一護らの心強い仲間となります。
朽木ルキアの声優
朽木ルキアの声を担当されているのは、アトミックモンキーに所属されている折笠富美子さんです。
朽木ルキア以外に、銀魂の柳生九兵衛、鋼の錬金術師のリサ・ホークアイ、ワンピースのミス・バレンタインの声を担当されています。
朽木ルキアのその後
千年血戦後の10年後にあたる話では、十三番隊隊長に着任しています。その際、髪がロングヘア―となってあいました。また、幼馴染である阿散井恋次と結婚しており、娘の苺花(いちか)が生まれています。
朽木ルキアの名シーン・名セリフ
続いて、朽木ルキアの名シーン名台詞についてご紹介していきます。
「海燕殿の心は…私が預けて頂いた…!」
破面編にて、十刃アーロニーロ・アルルエリとの戦闘での台詞です。アーロニーロは海燕を取り込んだ虚メタスタシアを吸収しており、海燕の容姿・能力・斬魄刀を模倣しルキアを惑わせます。しかし、死に際に海燕から心を託されたルキアはアーロニーロを看破し、刀を突きさし勝利します。
「それを理由に仲間を見捨てる訳にはいかぬ!」
死神代行消失編にて、完現術者の毒ヶ峰リルカと交戦した時の台詞です。仲間を思うとても熱い台詞なのですが、ルキアはリルカの能力によりうさぎのぬいぐるみに閉じ込められておりシュールさとかっこよさと可愛さが同居しておりとても面白いです。
「卍解 白霞罸」
千年血戦編にて、滅却師エス・ノトとの戦闘でルキアの卍解が初登場しました。その美しさと、強力な能力に驚いた読者も多いのではないでしょうか。一護や同じ氷雪系の斬魄刀を持つ日番谷冬獅郎など卍解により衣装が変わったり、斬魄刀と一体化するタイプの卍解はありましたが、衣装・刀・髪まで白く美しい姿に変化する卍解は他にありません。また、強力な能力の代わりにリスクが大きいその能力にも魅力を感じます。
朽木ルキアは一護と共に成長した死神!
朽木ルキアは女性でありながら、男勝りな性格とサバサバとした言動から男性にも女性にも人気があります。物語の中で、主人公黒崎一護と共に成長していったルキアの活躍は、原作が完結した後も私たち読者の心をつかんで離しません。