志波都とは?と思ってしまう人もいると思います。実は海燕の妻で元護廷十三隊の隊士です。しかし、登場回数があまりないために、誰なの?と思ってしまう人も多いでしょう。
そんな志波都について、分かる範囲で紹介していきたいと思います。
志波都の基本情報
名前 | 志波都(しばみやこ) |
性別 | 女 |
所属 | 十三番隊 |
階級 | 三席 |
使用する斬魄刀 | 不明 |
卍解 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 島本須美 |
初登場 | 第49話「ルキアの悪夢」 |
志波都の特徴
志波海燕の妻
都は志波海燕の妻です。詳しい描写はされていませんが、志波海燕の数少ない理解者と言えるでしょう。志波家は没落した名門貴族でもあるので、後ろ指をさされるような形となりました。
そのため、海燕のことをよく思わない者も多くいたのですが、そんな志波家に嫁に入るほどの人物なので、よほどの度量があったと思われます。
海燕はどこか自由な考えの持ち主でもあるので、手綱を握っていなくては危ないところもしばしば。そのため、都が海燕のことをしっかりとサポートして、海燕が暴走しないように見守っていたでしょう。
ルキアの憧れの存在
都はルキアの憧れの存在でもあります。その理由は、尊敬する海燕の妻であるということがまず第一にあるのでしょう。そして、妻でありながら護廷十三隊の隊士として活躍しているところに、憧れも感じていると思われます。
女性の隊士は多くいますが、結婚して現場にいる隊士はほとんどいません。ルキアもいずれは、結婚して隊士も続けたい!というキャリアウーマン的な存在になりたいのではないでしょうか?
その先駆けをしているのが都なので、憧れの存在となるのでしょう。実際にルキアも阿散井恋次と結婚して子どもを持ちながらも、護廷十三隊の隊長として立派に活躍しています。
虚によって死亡
都は、虚の偵察の末にそのまま襲われることになります。出逢った虚が悪かったということにもなりますが、副隊長クラスでも倒すことの難しい虚だったので、三席の実力である都は善戦などすることもできません。
そのため、あっさりと殺されてしまうことになりました。
志波都と志波海燕との関係
ふたりの夫婦生活などは詳しく描かれていません。それでもルキアが憧れる二人だったので、ルキアが理想とする夫婦だったのではないでしょうか?
志波海燕は、一護に外見や性格が似ているので、ルキアもどこか気になってしまいました。そこから考えると、都は織姫のような存在だったのかもしれません。
自分が目立つのではなく、夫を立ててあげて陰でサポートをする。そんな関係が予想されるのではないでしょうか?
メタスタシアとの戦い
メタスタシアとは?
触手のような形をした虚で、藍染惣右介によって生み出されました。能力は、相手の肉体を乗っ取ることができ、1日に1回だけ触手に触れた斬魄刀を消滅させることができます。
対死神用に作られた虚なので、普通の虚と違う能力を持っているために、死神が苦戦を強いられることになりました。志波海燕も肉体を乗っ取られて、殺されることになります。
戦いの結末は?
メタスタシアは、改造虚のため護廷十三隊の副隊長クラスでも苦戦してしまうほどの力を持っています。そのため、都も戦闘に参加したのですが、実力は及ばずにあっさりと敗戦。
胸から下を食べられてしまうという悲惨な結末を迎えることになりました。
志波都の亡き後は?
都がメタスタシアによって殺された後、志波海燕もメタスタシアに戦いを挑むことになります。相手が改造された虚ということもあり、海燕は本来の戦いをすることができず、そのまま肉体を乗っ取られることに。
体の自由が効かない状態で、部下のルキアが現れます。そして、自分を殺すように話すのですが、ルキアはなかなかできません。それでも、死を覚悟したルキアは、不本意ながらも斬魄刀で海燕の体を貫いて殺してしまいます。
これによって、ルキアの心には海燕を殺したというトラウマが残ってしまうのです。都と海燕は同じ虚に殺されてしまうという、悲惨な結末を迎えてしまいました。
志波都の声優は島本須美さん
志波都の声優を担当するのは、島本須美さんです。
都の他にも「ルパン三世 カリオストロの城」のクラリス、「めぞん一刻」の音無響子、「キテレツ大百科」の木手美智子、「もののけ姫」のトキ、「小公女セーラ」のセーラ・クルー、「赤ずきんチャチャ」のうらら園長、「銀魂」の沖田ミツバなども担当しています。
志波都の名セリフ・名シーン
登場シーンがほとんどない都ですが、貴重な名シーンなどもあるので紹介していきます。
偵察に向かうシーン
メタスタシアの先行偵察隊として、都たちが向かうことになります。死ぬかもしれない、そんな雰囲気をルキアも感じ取っていたシーンだからこそ、後の展開にも繋がっていると思います。
操られ仲間に襲いかかる
都は、メタスタシアに肉体を乗っ取られて、仲間に襲いかかってしまいます。そこに自分の意志などなく、夫である海燕もそれを目の当たりにして驚くことに。無情で、悲しいシーンでもあります。
志波都はルキアの良き手本となった
志波都はルキアの憧れでもありました。それは、護廷十三隊の隊士でありながら、結婚もしているという正にキャリアウーマン的な存在だったからです。
そして、そんな都を真似するかのように、ルキアも家庭を持ち、護廷十三隊の隊長としても活躍することができました。志波海燕と都のふたりが、ルキアに多大な影響を与えたことは間違いありません。