鰻屋育美は、死神代行消失篇に登場した一護のバイト先の店長です。ちょい役で終わりかと思われましたが、しっかりと一護とも絡んでいるキャラでもあります。そんな育美について、一護との関係も含めて詳しく紹介していきたいと思います。
鰻屋育美の基本情報
| 名前 | 鰻屋育美（うなぎやいくみ） |
| 性別 | 女 |
| 所属 | 無し |
| 階級 | 無し |
| 使用する斬魄刀 | 無し |
| 卍解 | 無し |
| 誕生日 | 不明 |
| 身長/体重 | 不明 |
| 声優 | 甲斐田裕子 |
| 初登場 | 第425話「ア・デイ・ウィズアウト・メロディーズ」 |
鰻屋育美の特徴
なんでも屋の店長
育美は、うなぎ屋というなんでも屋の店長をしています。うなぎ屋という名前は、名字から取ったものなのですが、本当のうなぎ屋に間違われ、間違い電話が何度かありました。
なんでも屋の内容ですが、雑用のようなものが全般で、黒崎一護がバイトでひとりいるぐらいの小さな会社です。それで生計が立てられているのかが疑問ですが、お金にうるさい一護がバイトに選ぶぐらいなので、給料は良さそうだと思います。
母親と店長の二面性を持つ
育美は、なんでも屋の店長ですが、母親でもあります。子どもは低学年の小学生ぐらいで、育美は育児をしながら仕事をしているのです。
見た目は若々しいので、とても子どもがいるようには見えません。仕事には厳しく、しっかりとお客のニーズに合わせてやっていこうと動いています。
腕っぷしも強い
一護を学校まで迎えに来た育美は、たくさんの不良に囲まれることになりますが、あっさりと倒してしまいます。
度胸もあれば、悪も許さないという正義感の塊のような存在なので、中途半端な悪事を働く人間にかなりきびしいと言えるでしょう。
月島に記憶を操作される
死神代行消失篇で、一護が最大のピンチに陥る原因になったのが月島秀九郎です。月島の「ブック・ジ・エンド」の能力は、他人の記憶を改変する能力があるので、一護の身近な人間の記憶を操作して、仲間にしていきました。
これによって、一護は心が折れることになるのですが、育美もその対象者となります。一護が周りの人間がおかしくなったことで、逃げ出した先に助けてくれたのが育美だったので、救われた気持ちでした。
しかし、そんな育美も月島によって記憶を改変されていたので、ぞっとしてしまう展開になります。
鰻屋育美の性格
男らしい
育美は「BLEACH」の女性キャラに多い、男勝りな性格の持ち主です。不良などを一蹴してしまうところからも、気の強さが分かるのですが、普段の一護とのやりとりを見ていても、男性に負けない気持ちが大きいでしょう。
しっかりとしている
育美は、離婚して馨を育てるために、母親としてしっかりしなくてはならない！という意識を持っています。そのため、普段は仕事の上ではだらしなさそうに見えるのですが、馨の前ではしっかりと母親を演じているのです。
使い分けしているところも凄いのですが、馨のためにという気持ちが強いのでしょう。
鰻屋育美と息子の関係
育美には息子の馨がいます。おそらく小学生と思われますが、どこかませていて、母親と一護のことを見張っているような感じにも見えるのです。
それは、母親を一護にとられたくないという気持ちの現れかもしれません。育美は、普段のような荒々しい姿は馨の前では出さず、良い母親を演じているようです。
鰻屋育美と一護の関係
一護はバイト先に育美の会社を選んだのですが、ふたりの関係はまるで兄弟です。一護にとって育美は姉のような感じでしょう。あの一護が、育美の前では大人しく従ってしまうほどです。
育美は一護の話など一切聞かずに、自分の要求だけをどんどん通していきます。そんな育美に対して、一護もバイトを辞めることを盾にして反抗することも。ふたりのやり取りを見ていると、仲の良い家族のように思えます。
鰻屋育美の声優は甲斐田裕子さん
鰻屋育美の声優を担当しているのは、甲斐田裕子さんです。
育美以外にも「機動戦士ガンダムUC」のマリーダクルス、「銀魂」の月詠、「とらドラ！」の狩野すみれ、「咲-Saki-」の井上純、「東京マグニチュード8.0」の日下部真理、「カブキブ！」の浅葱芳、「されど罪人は竜と踊る」のニドヴォルクなども担当しています。
鰻屋育美の名セリフ・名シーン
育美には、男らしいセリフや女性らしいセリフが混同しているので、紹介していきたいと思います。
「大人しく攫われろ！」
一護がバイトをサボろうとした時に、育美は学校にまで押しかけます。そして、このセリフを口にするのですが、育美らしい男らしい感じが全面に出ているのです。一護も育美から逃れることができず、結局捕まってしまいました。
「子供は大人を頼ればいいの」
一護は斬魄刀の力を取り戻すことに失敗し、現世へと返されます。その時に悩んで向かった先が育美の家でした。相談することもできずに黙っていた一護でしたが、雰囲気だけで察してくれた育美が励まします。この言葉で、一護は救われました。
鰻屋育美は母性の強いキャラ！
育美は、破天荒なキャラに見えますが、実はしっかりとしています。そして、一護の良き理解者でもあるので、普段はふざけていても一護が悩んで窮地に立たされると、本気で励ましてくれるのです。
息子がいるので母性が強いとも言えますが、真っ直ぐな性格の持ち主なので、困っている人間はほっとけないのでしょう。
