【BLEACH】 卯ノ花烈の正体は？卍解や声優、剣八との関係も解説！

魅力的な女性キャラクターが多い人気漫画「BLEACH」の中でも、底知れぬ強さと美しさを持つ女性死神、卯ノ花烈をご存じでしょうか?今回は卯ノ花烈の魅力や強さについて解説します。

卯ノ花烈の基本情報

卯ノ花烈の特徴

卯ノ花烈は護廷十三隊四番隊の隊長を務める女性の死神です。落ち着いた様子で、長い黒髪を首の前で三つ編みに結っている独特の髪形をしています。総隊長の山本元柳斎重國に次ぐ古株の隊長です。

趣味は生け花で特技は剣道、好きな食べ物は濃い味、嫌いなものは薄味です。休日は薬草探しを兼ねて、自身の斬魄刀「肉雫唼」に乗り流魂街各地にある山に登っています。実はスタイルが良く、隠れ巨乳です。

卯ノ花烈の性格

容姿・言動共に静かで穏やかな性格。四番隊の隊長らしく、けが人であれば敵味方問わず治せるものは治す主義を持っています。ただし、自分の言いつけを守らない患者には笑顔で威圧し黙らせます。その笑顔は相当恐ろしいのか、普段四番隊をバカにしている血の気の多い十一番隊の隊士たちも怖気づくほどです。

卯ノ花烈の正体

「初代剣八　卯ノ花八千流」

卯ノ花烈の正体は「初代剣八」であり、現在の護廷十三隊十一番隊の原型を作った調本人でした。護廷十三隊十に山本元柳斎に取り立てられる以前は、尸魂界史上空前絶後の大悪人と呼ばれた大罪人です。「八千流」という名前は「天下無数にあるあらゆる流派、そしてあらゆる刃の流れは我が手にあり」という意味を込めて自ら名乗っていました。

当時、卯ノ花とまともな戦いができる相手がいないことに不満を抱いており、十一番隊の隊長となった後も「賊の討伐」という名目で外で満足できる相手を探し求めていました。そんなある日、まだ少年だった後に更木剣八となる少年と出会います。少年も、卯ノ花と同じ不満を抱いていました。そして両者は戦います。両者共にその戦い高揚しますが、初めてまともな戦いを経験した更木少年が、「自分より弱い」卯ノ花に合わせて無意識に力を抑え込んでしまう事件が発生します。その結果、卯ノ花は剣八を退けるも卯ノ花は剣八に力を封じさせた己の不甲斐なさに絶望し、同時に更木少年こそ「剣八」を名乗るに相応しい人間と確信しました。

千年血戦編では、総隊長となった京楽に「剣八に斬術を教える」という名目の下、無間にて本気の斬り合いを行います。「卯ノ花八千流」に戻った彼女は髪を解き、目つきが鋭く恐ろしい容貌に変化しました。

卯ノ花烈の斬魄刀

始解「肉雫唼(みなづき)」　解号「不明」

解放前は鞘と刀身が異様に湾曲した形をしています。解放すると、一つ目のエイのような生物が鞘より飛び出します。この生物が空中浮遊が可能です。体内には治癒能力が備わっており、体内に怪我人を取り込んで回復させながら搬送する事が可能です。

卯ノ花烈の卍解

卍解「皆尽(みなづき)」

解放と同時に、卯ノ花を中心に周囲に血のような体液が流れ落ちます。しかし、詳細な戦闘描写は原作に描かれなかったため詳細は不明です。

卯ノ花烈の最期

「無間」で剣八と本気の斬り合いをさせた目的は、剣八が長く戦いを楽しむために無意識に抑え込んでいた力のリミッターを外す訓練をさせることでした。卯ノ花は自分や剣八が斬られる度に回道で癒し、徐々に剣八を追い詰めました。そして、壮絶な戦いの果てに真の力を開放し卯ノ花を超える力を取り戻した剣八に切られました。その後の生死は不明ですが、ユーハバッハ討伐後の世界では四番隊の隊長には副隊長であった虎徹勇音が就任しています。

卯ノ花烈の人間関係

更木剣八

現護廷十三隊十一番隊を務める男性死神。卯ノ花が「剣八」を名乗るに相応しいと認めた人物です。剣八の方も卯ノ花八千流に憧れを抱いており、後に拾った赤子に「やちる」という名前を付けました。少年時代には既に卯の花を超える実力を持っていたが、「永く斬り合いたい」という気持ちから無意識に相手の実力にあわせて力を抑える癖がついていました。

虎徹勇音

護廷十三隊四番隊の副隊長を務める女性死神です。卯ノ花との仲は良好で、勇音から時折一緒に寝て欲しいとお願いされるほどです、ユーハバッハ討伐後の世界では、四番隊の隊長に昇格しています。

卯ノ花烈の声優

卯ノ花烈の声優を担当されているのは、青二プロダクションに所属されている久川綾さんです。

卯ノ花烈の他に、ワンピースのローラ、美少女戦士セーラームーンのセーラーマーキュリー、カードキャプターさくらのケルベロスなどの声を担当しています。

卯ノ花烈の名シーン・名セリフ

続いて、卯ノ花烈の名シーン名台詞についてご紹介していきます。

初代剣八　卯ノ花八千流

京楽の言葉により、卯ノ花の正体が判明したシーンです。これまでの柔らかな表情から一変し、眼光が冷たく恐ろしい容貌に変化しました。元より只者ではない存在感を放っていた卯ノ花ですが、治癒のスペシャリストの彼女の過去が大罪人であったことに驚いた読者も多いです。

「役目を果たしてしねることの何と幸福であることか」

剣八との本気の斬り合いに敗北した時の台詞です。死に際であるにも関わらず、その穏やかで満足した表情はとても美しいです。直後に、更木は斬魄刀の対話を果たしました。

卯ノ花烈は初代剣八であった最強の女性死神！

卯ノ花烈の正体に驚いた読者は多いのではないでしょうか。穏やかな彼女の表情が、一瞬にして凍てつくような恐ろしい面妖になったシーンも印象的です。そして、更木剣八との戦いの果てに散ったその表情から彼女の生きざまが感じられます。