【BLEACH】 浦原喜助の卍解は?声優や名言についても解説！

人気漫画「BLEACH」には、様々な死神が登場します。その中でも、物語初期から主人公黒崎一護をサポートしていた有能な技術者、浦原喜助をご存じでしょうか?今回は、浦原喜助について解説して行きたいと思います。

浦原喜助の基本情報

浦原喜助の特徴

浦原喜助は、空座町にある浦原商店を営んでいる男性死神です。下駄と帽子、甚平を着用していいて「ちょっと陰のあるハンサムエロ店主」を自称しています。表向きは駄菓子屋の店長ですが、裏では死神えの援助を行っている闇商人をしています。店員には、握菱鉄裁、紬屋雨、花刈ジン太がいます。

110年前までは護廷十三隊二番隊の第三席を務めていましたが、当時の十二番隊長曳舟桐生が零番隊に昇格したため、その後釜として当時二番隊隊長をしていた四楓院夜一の推薦により隊長に任命されました。二番隊在籍時は「蛆虫の巣」と呼ばれる危険因子の隔離施設の看守も務めており、そこに収監されていた涅マユリと出会っていました。

浦原喜助の経歴

隊長就任後は、当時十一番隊副隊長だった猿柿ひよ里に手を焼きつつも、十二番隊の元に新しく技術開発局ｗｐ設立し、マユリを出獄させ十二番隊の第三席としています。

101年前に魂魄消失z兼が起こり、藍染惣右助との因縁も始まります。この時虚化した隊長核数人を助けるために崩玉を使用しますが失敗。さらに、藍染によって濡れ衣を着せられたため後の仮面の軍勢たちと、四楓院夜一・握菱鉄裁らと現世へ逃亡しました。

本編20年前には、藍染によって作られた改造虚「ホワイト」によって起こされた事件に巻き込まれた当時十番隊隊長であった志波一心と黒崎真咲を助け、人間となった一心が「黒崎診療所」を開く手助けをしています。

本編開始後は、死神の力を失った朽木ルキアに特殊な義骸を貸し出しています。その前後か詳細は不明ですが、彼女の中に崩玉を隠しています。その後は死神代行をしている黒崎一護や、能力が覚醒した井上織姫・茶渡泰虎のサポートをしています。

朽木ルキアが尸魂界に強制送還された時は、死神の力を失った黒崎一護に修行をつけ、死神の力を取り戻さています。尸魂界編終結後は、一護に自分の都合に彼らを巻き込んだことを謝罪し、以降は正式に彼らを助けるようになりました。また、この時愛染の所業が明らかになったことで正式に尸魂界から許可を得て活動ができるようになりました。

破面編では一護を仮面の軍勢と引き合わせたり、チャドや阿散井恋次に修行を付けたりしています。藍染に狙われる危険性があったため、井上織姫には戦力外通告をしますが結局彼女は攫われてしまいました。その後、一護たちを虚圏に送り込み、裏で空座町を隊長格が戦闘可能な状態にするなど裏方に徹します。決戦時は、斬魄刀と高レベルの鬼道を駆使し藍染と戦いますが崩玉と融合した藍染に敗北。しかし、この戦闘でオリジナルの鬼道を藍染に仕込んでおり、黒崎一護に敗北した藍染を封印しました。

死神代行消失編では、黒崎一護に死神の力を取り戻させるための刀を作成し、護廷十三隊の死神たちに霊力を注いでもらうよう協力を依頼しました。

千年血戦編では卍解を奪ってくる滅却師に対し、その対策となる「侵影薬」を開発し卍解を奪われた隊長格たちの窮地を救いました。その後はマユリの研究室に霊王宮へ行くための門を作成し、隊長らと霊王宮に侵攻。ユーハバッハ親衛隊の一人、アスキン・ナックルヴァ―ルと交戦しなかば相打ちの形で勝利しました。

ユーハバッハ討伐後では無事生存しており、尸魂界へ協力したりこっそり悪さをしていたりしているようです。

浦原喜助の性格

言動は飄々としていて、余裕のある態度を決して崩しません。普段は能天気でお人よしな態度を装っていますが、関係者からは「胡散臭い」と警戒されています。

戦闘においてもその態度は崩れず、強敵相手にも実力をできる限り秘匿して戦っています。自身の開発した技術を駆使して戦う場面が多いですが、素の戦闘力も高く斬魄刀の他に上級鬼道を詠唱破棄で使いこなしたり、元に番隊に所属していたことから素手での戦闘力も高いです。

浦原喜助の斬魄刀

始解「紅姫(べにひめ)」　解号「起きろ」

普段は仕込み杖の形をしていますが、この状態でも肉体から魂を抜いたり遠距離攻撃を仕掛けたりできます。解放すると柄の先だけが折れ曲がった直刀になります。この状態で様々な技を扱います。

技「血霞の盾」

血を縦の様に固めて防御する技です。

技「切り裂き紅姫」

「血霞の盾」から無数の刃を放つます

技「剃刀紅姫」

血を斬撃に変えて飛ばします。

技「突ッ撥紅姫」

「紅姫」の切先に相手の攻撃を合わせて相殺します。

技「火遊紅姫数珠繋」

「紅姫」の先端から黒い鎖を出し相手を拘束して、そのつなぎ目から爆発を起こします。

浦原喜助の卍解

卍解「観音開紅姫改メ(かんのんびらきべにひめあらため)」

解放と同時に髪の長い巨大な女性が浦原の背後に出現します。浦原曰く、自身が開発した「転神体」という特殊な霊具によって習得したそうです。「触れたモノを作り変える」能力を持ち、身体の一部を失ってもその部位を作り替えることで治癒することが可能です。原作では、浦原は毒によって失った自分の目を「作り替える」事で治癒しました。その他に、閉鎖空間に出入り口を制作することも可能で戦闘面以外でも応用性の高い能力となっています。

浦原喜助の人間関係

黒崎一護

BLEACHの主人公で死神代行を務める青年。浦原とは初期から関りが深く、彼のピンチや成長には浦原が関わっている事が多い。さらに、彼の両親を助けたのも浦原であり、物語においても出生から現在まで関りの深い人物です。

涅マユリ

現護廷十三隊十二番隊の隊長を務める死神であり科学者。浦原が現世へ逃亡したのち、隊長に就任しています。部下だった頃から浦原に強いライバル心を抱いており、現在もそれは健在です。

浦原喜助の声優

浦原喜助の声を担当されているのは、81プロデュースに所属されている三木眞一郎さんです。

浦原喜助の他には、ポケットモンスターのコジロウ、鬼滅の刃の竈門炭十郎、銀魂の坂本辰馬の声を担当されています。

浦原喜助の名シーン・名セリフ

続いて、浦原喜助の名シーン名台詞についてご紹介していきます。

「死にに行く理由に他人を使うなよ」

尸魂界に強制送還されたルキアの身を案じ、焦る一護に浦原が言った言葉です。実力が不十分な状態な現状を理解しきれていない一護に対し、冷静な言葉を掛けました。この頃から、浦原の戦いに対する姿勢が垣間見えます。

「誰も見たことの無いものを創るなら自分の手で」

浦原の科学者としての信念があらわれた台詞です。数々の発明品やオリジナル鬼道など、浦原の助力なしに切り抜けることが困難だった場面が多いBLEACHにおいて、浦原のこの姿勢に大勢の人物が助けられています。

「千の備えで一使えれば上等」

滅却師アスキン・ナックルヴァ―ルとの戦闘での台詞です。戦いに対する浦原の信念と、その綿密な準備に脱帽した瞬間です。この備える姿勢を取るキャラクターは、熱血漢の多いBLEACHの中では珍しいタイプかもしれません。

浦原喜助は裏方で物語を支えた有能科学者！

BLEACHの物語の中で、浦原喜助がいなければどうにもならなかった場面が多く存在します。そのため、ある意味物語のカギを握っていた人物であり、その能力は特出しています。彼の活躍と暗躍に注目してもう一度物語を読み返しても面白いかもしれません。