ユーハバッハの右腕と呼ばれる存在が、ユーグラム・ハッシュヴァルトです。側近ですがあまり強そうには見えない?とも思われているのですが、ハッシュヴァルトは特殊な能力があります。
そんなハッシュヴァルトについて、詳しく紹介していきます。
ユーグラム・ハッシュヴァルトの基本情報
名前 | ユーグラム・ハッシュヴァルト |
性別 | 男 |
所属 | 星十字騎士団 |
階級 | 最高位 |
使用する斬魄刀 | 世界調和(ザ・バランス) |
卍解 | 無し |
誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 不明 |
初登場 | 第486話「THE Crimson Gremation」 |
ユーグラム・ハッシュヴァルトの特徴
ユーハバッハの右腕的存在
ハッシュヴァルトは、ユーハバッハの側近で特に信用されている人物のひとりです。星十字騎士団の最高位を持ち、次期皇帝とも言われるほどの存在となっています。
滅却師は個性の強いものが多く、性格もバラバラです。そのため仲間同士でも信頼しあっている訳でもありません。そんな中で、ハッシュヴァルトだけは他の滅却師に認められている珍しい存在と言えます。
バズビーとは幼馴染
ハッシュヴァルトは、同じ星十字騎士団のメンバーであるバズビーと幼馴染です幼い頃は、一緒に狩りをする仲で、バズビーが内気なハッシュヴァルトを引っ張っているような関係性でした。
しかし、ハッシュヴァルトは、ユーハバッハの側近となると、バズビーへの対応が変わってきます。冷たく、どこかよそよそしい関係になっていたのです。
能力の開花が遅かった
ハッシュヴァルトは、幼い頃に自分に滅却師としての能力は無いと思っていました。しかし、それは本人が気が付かないだけで、それを見抜いていたユーハバッハの目に留まり、気がつくことができたのです。
ハッシュヴァルトは、自分の能力を知ることで考え方や周囲の人間への対応が変わってきます。
石田雨竜に全てを託して死ぬ
千年血戦の終盤でハッシュヴァルトは、命を落とすことになります。石田雨竜との戦いの最中に、ユーハバッハの最後の聖別により戦闘不能。このことで、自らの意志を雨竜へと託す形となりました。
そして、雨竜はそんなハッシュヴァルトの遺恨を果たすように、静止の銀を使用し、ユーハバッハの力を奪うことに成功。倒すためのきっかけを作ることになります。
ユーグラム・ハッシュヴァルトの性格
冷静沈着
ハッシュヴァルトは、あらゆる事象を冷静に見ています。それは、ユーハバッハの右腕的存在ということ、次期皇帝に選ばれていることから、失敗できないという心情の裏返しでもあるのです。
ユーグラム・ハッシュヴァルトの能力
ハッシュヴァルトの能力は「ザ・バランス」と言って、運が大きく関係していきます。世界に起こっている不運と幸運を平等に分け与える能力を持っていて、それを自在に操ることができるのです。
そのため、相手には不幸しか訪れず、自分には幸運しか訪れない、というような設定にすることもできます。これのどこか能力なのか?とも思ってしまいます。
しかし、戦闘の時に不幸しか訪れないと、相手の攻撃を避けることができなくなったり、クリティカルヒットを受けてしまうことに。一方でハッシュヴァルトは、幸運しかないので、相手の攻撃を偶然に避けたり、自身の攻撃が当たったりするようになります。
ユーグラム・ハッシュヴァルトとバズビーの関係
バッシュヴァルトとバズビーの関係は、幼い頃から始まります。一緒に狩りをしている間柄で、バズビーがハッシュヴァルトを引っ張っていくような感じです。
しかし、ハッシュヴァルトは、ユーハバッハの目に留まったことにより、自らの能力を知ることになります。そして、そこからふたりの関係が変わり、ハッシュヴァルトはバズビーと距離を置くようになりました。
ユーグラム・ハッシュヴァルトの名セリフ・名シーン
ハッシュヴァルトには、他の滅却師とは違い、背負うものが大きすぎるからこその名セリフがあるので紹介していきます。
「私から…力をお奪いになった事を…誇りに思う」
ハッシュヴァルトは、石田との戦いで圧倒していたにも関わらず、最後の聖別によって力を奪われました。しかし、それを誇りに思うと口にしています。
それは、石田は力を奪われず、自分が奪われたということは、自分が選ばれた人間だということを実感したからです。
「お前は…友を助けに行くべきだ…」
昔の自分と石田を重ねてしまった気持ちから出た言葉です。バズビーとの関係から、石田には同じ道を歩んで欲しくない。そういう願いが込められてもいるのです。
友人を大切にする気持ちを最後まで忘れてほしくない!ということが、伝わってきます。
ユーグラム・ハッシュヴァルトは、友情を最後まで大切にしていた!
ハッシュヴァルトは、滅却師の中でもユーハバッハに近い存在として扱われてきました。しかし、当の本人はそんなことを望んでいない感じです。その理由は、幼名馴染みであるバズビーとの関係を大事にしたかったからでもあります。
滅却師として、ユーハバッハの期待に応えるための存在になるため、偽りの人物像を作っていたのですが、本心ではバズビーと良好な関係のまま過ごしたかったのでしょう。