【BLEACH】 更木剣八の卍解とは?その強さや声優・名言についても解説！

魅力的なキャラクターが多い人気漫画「BLEACH」の中でも、最強の死神の称号を持つ更木剣八という男をご存じでしょうか?今回は粗暴だが魅力あふれる人物、更木剣八についてご紹介します！

更木剣八の基本情報

更木剣八の特徴

更木剣八は護廷十三隊十一番隊の隊長を務める死神です。流魂街で最も治安が悪い北流魂街80地区「更木」出身でもともと名前がありませんでした。そのためその地名を姓とし、代々最強の死神に与えられる称号「剣八」を名とし自ら名乗っています。

右目には霊力を喰らう特殊な眼帯を付けており、顔の左側には大きな傷があります。髪の毛は11本に束ねそれぞれに鈴を取り付けていましたが、死神代行消失編以降は着けておらず本人にとって黒歴史になっているそうです。趣味は昼寝で特技は決闘、嫌いな食べ物は納豆です。また極度の方向音痴であり、時折ネタにされます。

更木剣八の性格

風貌・言動共に荒々しく、圧倒的な実力と威圧感をもって護廷十三隊最強とされている戦闘部隊を率いています。斬り合いを生きがいとしている根っからの戦闘狂ですが、一方で仲間想いの一面もあります。十三番隊第三席の班目一角が涅マユリの手にかかりそうになった時は一角を庇っています。

涅マユリとは犬猿の仲で口論になることもしばしばあります。また、大義や正義とはかけ離れた性格のため東仙要からも忌み嫌われています。戦うことを市場の楽しみとしているため、職務に忠実とは言い難い性格をしていますが、隊長会議には必ず出席したり戦闘以外の任務もこなすなど職務態度は意外にも真面目で空気も読める方です。またカリスマ性も高く、班目一角や綾瀬川弓親など十一番隊の隊士からは慕われています。

更木剣八の経歴

剣八がまだ名もない少年だった頃、後に四番隊隊長卯ノ花烈となる初代剣八「卯ノ花八千流」と戦い敗北しています。以降戦いの楽しみを知った更木少年は八千流に憧れを抱くことになります。しかし、当時の更木少年はすでに卯ノ花の実力を超えており、卯ノ花が勝利したのはより長く戦いを楽しむために無意識下で更木少年が実力を抑えていたためと後に語られています。

その後、青年になるまで「更木」で過ごし、後に北流魂街79地区「草鹿」に行きそこで赤ん坊を拾います。剣八はその赤ん坊に「草鹿やちる」と名付け、自らを「更木剣八」と名乗るようになります。それから暫くは尸魂界中を放浪し、強いものを見つけては戦って倒す生活を送りました。この時、後に部下となる一角や弓親とも出会っています。

その後、前十一番隊隊長を決闘で殺害し、入隊試験を受けずにいきなり十一番隊隊長に就任しました。

更木剣八の斬魄刀

始解「野晒(のざらし)」　解号「呑め」

剣八は長らく卍解どころか、自分の斬魄刀の名前すら知りませんでした。始解前は剣八の霊圧に当てられ刀身が刃こぼれしているボロボロの長刀です。しかし、切れ味は異常に高く十刃一の高度を誇っていたノイトラをあっさり切り裂くほどです。

始解すると、剣八の体躯に匹敵するほどの巨大な斧に変化します。その破壊力は絶大で、尸魂界を覆いつくすほどの隕石を一撃で粉砕しました。

更木剣八の卍解

卍解「名称不明」

解放すると斬魄刀ではなく剣八の姿が変化し、赤い肌に角の生えた鬼のような姿になります。また、剣八が卍解を会得した際に草鹿やちるが「剣ちゃんがあたしをちゃんと使えれば」と発言し後に行方不明となっている事から、やちると剣八の卍解には何かしらの関係があるようですが詳細は不明です。

更木剣八の人間関係

草鹿やちる

護廷十三隊十一番隊の副隊長を務めていた少女です。剣八が赤子の頃に拾い名付けました。剣八のことを「剣ちゃん」と呼び、よく背中にのって一緒に行動しています。剣八が卍解を習得した後は行方不明となりました。剣八の卍解との詳細な関係は不明です。

斑目一角

護廷十三隊十一番の第三席を務める死神。剣八に絶大な忠誠を誓っていて、「あの人のために戦って死ぬ」と言うほどです。過去に剣八と決闘し敗北しています。やちるが行方不明となった後は、十一番隊の副隊長に昇格しました。

卯ノ花烈

護廷十三隊四番隊の隊長を務める女性死神。その正体は空前絶後の大悪人と呼ばれた初代剣八「卯ノ花八千流」。千年血戦編にて剣八に剣術を教えるために本気の斬り合いをし、最後は剣八の健に貫かれ敗北しました。

更木剣八の声優

更木剣八の声を担当されているのは、大沢事務所に所属されている立木文彦さんです。

更木剣八の他に銀魂のマダオこと長谷川泰三、新世紀エヴァンゲリオンの碇ゲンドウ、ワンピースのサカズキの声を担当されています。

更木剣八の名シーン・名セリフ

続いて、更木剣八の名シーン名台詞についてご紹介していきます。

「負けを認めて死にたがるな！死んで初めて負けを認めろ！」

まだ剣八が流魂街を放浪していたころに、剣八に敗北した一角にかけた言葉です。強い存在を求めて放浪し、幾度となく戦い勝利してきた剣八だからこその重みのある台詞です。一角はこれ以降剣八に絶対的な忠誠を誓い、さらに「ツイている」事に拘る様になりました。

「俺が剣八だからだ」

千年血戦編にて、滅却師グレミィ・トゥミューと戦っている時の台詞です。卯ノ花八千流との決闘を終え、本来の実力を発揮できるようになった剣八。その雄々しい姿はまさに最強の死神「剣八」に相応しい存在感と言えます。

更木剣八は最強の名に相応しい死神！

剣八のカリスマ性は物語の中だけに留まらず、我々読者もひきつけてやまないですね。戦いの中で生き、圧倒的な霊圧と実力で敵をねじ伏せるその姿は、まさに最強の名に相応しい死神と言えます。