人造人間15号とはドラゴンボールに登場するキャラクターの一人で、映画「ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人」で敵キャラの一人として悟空たちと対戦をしました。
出場機会はこの映画だけであるため「15号を知らない」という人も多いと思いますので、ここではそんな人造人間15号の強さや性格、印象的なシーンについて紹介していきます。
人造人間15号の基本情報
名前 | 人造人間15号(じんぞうにんげんじゅうごごう) |
性別 | 男(機械) |
所属 | ドクターゲロのコンピュータ |
種族 | 不明 |
戦闘力 | 約15億 |
必殺技 | 不明 |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 小林俊夫 |
初登場 | 映画「ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人」 |
人造人間15号の特徴
人造人間であるため年齢の判断はできませんが、身長がとても低く子供のような見た目をしています。肌は紫色をしており、レッドリボン軍のリボンや大きな緑色をした帽子を身に着けていることからカラフルな印象も特徴的です。
常にサングラスをしていますが普通のサングラスではなく、視界に入った対象のデータを分析する機能を持っておりその能力を活用して戦いを有利に進めていました。
同じく人造人間の14号と常に行動を共にしており、2人とも無口でほとんど表情を変えないため不気味な印象が漂っています。しかし15号に関しては戦闘中にやや笑顔を見せたり、氷に対していら立ちの表情を浮かべたりする様子から14号と比べて人間に近い感情を持っているということができるでしょう。
またお酒のような瓶に入った液体を常備しており、何度か描かれた飲酒シーンも印象的です。
人造人間15号の性格
作中ではほとんど言葉を発することはなく表情や態度もほとんど変えないことから、人間味が感じられず、「まさに人造人間」といった印象があります。
レッドリボン軍を壊滅させた孫悟空を殺すことだけを使命としてプログラムされた人造人間であるため、それ以外には興味を示さず冷酷で淡々とした振る舞いで悟空たちに向かっていきます。
残虐な性格が特徴ではありますが、作中では14号の長い髪が顔にかかってしまったときにはいら立ちを見せながら髪をどかすシーンや、氷の中に埋まってしまい14号の力を借りながら氷から這い出ようとするシーンが描かれており、コミカルさやかわいらしさも兼ね備えた人造人間であるということができるでしょう。
人造人間15号の必殺技
映画の中ではこれと言った必殺技は登場しませんが、気弾や打撃技など基本的な攻撃方法を用いて悟空たちとの戦いを有利に進めていきます。
大きな帽子をとると中には永久エネルギー炉が隠されており、常にパワーを供給することができるため、体力が尽きることはありません。また身に着けていいるサングラスには相手の能力や戦闘スタイルを分析する機能が備わっており、サングラスで得たデータをもとに悟空たちの戦い方を完全に先読みし、序盤は完全に圧倒しています。
しかし精巧にプログラムされた人造人間でさえも分析しきれなかったスーパーサイヤ人の未知なるパワーにはかなわず、最後はベジータによって破壊されてしまいました。
人造人間15号の声優
人造人間15号の声優は小林俊夫さんが担当しました。小林さんがこれまでに担当したアニメは「ドラゴンクエスト」のメタルスライムや「きんぎょ注意報!」の溝口先生などがあります。
またナレーターとしての活躍も顕著で、過去には「リンカーン」のナレーションも務めました。
人造人間15号の名シーン
人造人間15号の登場数は多くはないですが、印象に残るシーンは存在します。ここでは名場面と呼べるような印象的なシーンを2つ紹介します。
氷の中にはまってしまったシーン
冷淡で残虐な性格が特徴的な15号ですが、ややおっちょこちょいな姿を見せる場面がいくつかあります。このシーンはそんな場面のひとつであり、立つ場所が悪かったのか一緒にいた人造人間14号ははまらなかったのに自分だけ氷の中に体が落ちてしまいました。
身長が低いためか自分の力で抜け出すことは難しかったみたいで、14号の足を掴みながら這い出てきます。恐ろしいはずの人造人間が、このシーンではかわいらしく見えてしまいました。
ベジータとの一騎打ちに敗れてしまうシーン
初めは人造人間14号とのタッグで悟空やトランクスとの戦いを有利に進めていましたが、ベジータの途中参戦によって14号とは別々で戦いをすることになります。
それでも初めはベジータにも引けを取らず互角以上の戦いを繰り広げていましたが、スーパーサイヤ人へと変化したベジータにはかなわず、最後はベジータの渾身の一撃によって首が取れてしまい敗北してしまいました。
冷淡な中に愛くるしさも兼ね備えた人造人間15号
以上が人造人間15号の性格や強さ、名シーンの紹介でした。悟空以外には興味を示さず、一般人がいようとも殺戮を進める残虐な性格が印象的ですが、たまに見せるかわいらしいしぐさや表情には愛くるしささえ感じてしまいます。
映画以外で登場することはないキャラクターではありますが、迫力満点の戦闘シーンとそのかわいらしさはドラゴンボールファンなら一度は見ておくべきだと言えるでしょう。