【ドラゴンボール】チチの担当声優は誰？作中での活躍等も振り返る！

【ドラゴンボール】の世界では様々な女性のキャラクターが登場しますが、色々な意味で「強い」女性と言えば、チチが筆頭に上がることでしょう。直接戦闘するシーンはまったくありませんが、チチは作中で何度も「強い女性」として描かれているシーンが多くあります。果たしてチチは作中でどのような活躍をしたのでしょうか。

今回はチチについて解説。チチの担当声優や、作中でどのような活躍をしたのかを振り返りつつ、チチについて紹介していきます。

チチの基本情報

チチの特徴、性格

チチは牛魔王の一人娘で、後に主人公孫悟空の妻となるキャラクター。2児を授かり、孫悟飯と孫悟天の母となる人物です。孫悟空と会うまでは牛魔王とフライパン山で生活をしていました。

父親同様、とても訛りの強い東北弁で話し、悟空を「悟空さ」と独特の飛び方で呼んでいます。ちなみに血液型はAB型とされています。

性格は非常にしっかりとしていますが、とても思い込みが強く、我が強い女性という一面もあり、たびたびそれが原因で周囲の人と不和を起こしてしまうという欠点も持ち合わせています。

孫悟空と結婚してからはそれが顕著になり、「家族がそろって幸せに暮らすこと」が最優先と考えており、それが壊されるような事案になると狂ったような反応を見せますが、物語後半ではそれも落ち着くようになります。

チチの作中の活躍

チチはフライパン山の火事を消すために亀仙人を探していましたが、この途中で孫悟空と出会い、亀仙人の下へと一緒に向かうことになります。ちなみにこのころの孫悟空は男女の区別がほとんど付かず、股を叩くことでその性別の分別を行っていたため、チチにもそれをやってしまい、チチは怒って孫悟空を突き落とすというエピソードがあります。フライパン山の火事を消すと孫悟空に「嫁に貰いに来てほしい」と尋ねています。（一方の孫悟空は「嫁」を食べ物と勘違いし、これを軽く了承）

第23回天下一武道会では孫悟空がいつまで経っても嫁に貰いに来ないことに腹を立てて参加。挙句孫悟空からは「誰だ？」と言われたために逆上し、試合中に過去の結婚の約束を明かし、ようやく思い出した孫悟空と結婚することに。

1年後に孫悟飯を出産。このころのチチは孫悟飯の養育に力を入れており、孫悟飯のナメック星行きを全力で拒否。あまりにも一方的に否定したため、ヤジロベー達からは呆れられてしまい、孫悟飯からも反抗されてしまいます。ちなみに、サイヤ人襲来編では孫悟空が1度死亡しており、それにショックを受けています。セル編では夫である孫悟空が2度目の死亡を迎えたことにショックを受け、泣き崩れるシーンが追加されています。

この戦いの後に孫悟天を出産し、賞金目当てに孫悟飯に武道会出場を許可。魔人ブウ編ではブウにタマゴにされてしまい、踏みつぶされて死亡してしまっています。その後はナメック星のドラゴンボールで生き返っています。

チチの担当声優

チチの担当声優は、荘真由美さんと渡辺菜生子さん。初代の担当声優が荘真さんで、渡辺さんが2代目の担当声優となっています。荘真さんは2007年で声優業を引退されているため、それ以降は渡辺さんが担当しているということになります。

荘真さんは現在、「ケッケコーポレーション」の取締役を務めており、かつてはチチ以外には「金色のガッシュベル（シェリー役）」、「しあわせソウのオコジョさん（ゆうたの母役）」等様々な役をこなしていました。

チチの名シーンや名セリフ

チチは主人公の妻ということもあって、様々な場面で名シーンや名セリフがあります。ここではチチの名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。

孫悟空の妻として

チチは孫悟空の妻として自由な孫悟空を支え続けています。孫悟空が作中で2度死亡していますが、その度にショックを受けたり涙を流すシーンがあり、いろいろと文句を言いつつもそこには愛情があったことがわかります。

孫悟空の方もそれはわかっているようで、2度目の死亡のシーンでは「母さんにすまねえって言っといてくれ」と息子の孫悟飯に託しています。

母親として

チチは孫悟飯が産まれて以降は、母親としてのセリフがとても多くなります。それが原因で周りと不和を起こしてしまいがちになってしまいますが、それも徐々に改善していきます。

「家族揃って幸せに暮らしたい」という願いが第一になり、修行に明け暮れる孫悟空に対して不満を爆発させるシーンが目立ちます。これには孫悟空もタジタジとなってしまい、弱点の少ない孫悟空の弱点の一つとなっています。

妻として主人公を支えたチチ

チチは孫悟空の妻として自由に振舞う孫悟空を支え続けています。なかなか理想の家族像には程遠い部分もありますが、「母は強し」という言葉があるように、懸命に生きている人物と言えるでしょう。