【ドラゴンボール】に登場するダーブラ。有名なキャラクターですので名前だけは知っている方も多いと思いますが、そもそもダーブラの名前の由来はどこからきたものかご存知でしょうか。
また、ダーブラの来歴や特徴についても気になるところです。そこで今回は、ダーブラについて解説していきます。
ダーブラの基本情報
名前 | ターブラ |
性別 | 男 |
所属 | 暗黒魔界 |
種族 | 人間 |
戦闘力 | 不明 |
必殺技 | サライバシュート |
年齢/誕生日 | 774歳/不明 |
身長/体重 | 不明/不明 |
声優 | 大友龍三郎 |
初登場 | ドラゴンボール 魔人ブウ編 |
その他 | 特に無し |
ダーブラの特徴
ダーブラはあの世とこの世とは別の次元にある「暗黒魔界」の王様。地球のようにいくつかのエリアにわかれており、ダーブラは王様として全てのエリアを統率しています。
王様のキャラクターだけありその姿は厳格そうな雰囲気があり、長身で筋肉質な体付きをしています。また、2本の短い角や大きく尖っている耳が特徴となっています。
王様だけあり尊大な性格をしていますが、決して自分の強さを誇示するだけではなく、相手を分析して戦うことも可能で、まさに悪役の王様として君臨しているキャラクターと言えます。
ダーブラの名前の由来
ダーブラの名前の由来は呪文の「アブラカダブラ」から取っているようです。
ダーブラは直接的な戦闘力も持っていますが、魔術も使うことが可能で、「魔術=呪文」から取っているものだと考えられます。
ダーブラの来歴
ダーブラは魔人ブウ編で初登場。
初登場時はバビディ(魔人ブウを作ったビビディの息子)に洗脳されており、王でありながらバビディの部下として付き従っています。
ダーブラは東の界王神と共にバビディの宇宙船にやってきたキビトを殺害し、ピッコロとクリリンを石に変え、一緒にいた孫悟空、孫悟飯、ベジータを挑発しながらバビディの宇宙船に戻ります。
その後は部下のプイプイとヤコンに戦闘を任せ、自身はバビディと共に戦況を観察していましたが、プイプイがベジータに、ヤコンは孫悟空によって倒されたため、やむを得ず孫悟飯と対決することに。
孫悟飯が実力を出せずにいる中、ベジータの中に溜まっていたイライラを見抜き、ベジータを使っての魔人ブウ復活を企み、バビディに進言するために撤退しています。
そして魔人ブウを復活させましたが、魔人ブウを見るや「アタマもパワーもないマヌケ面の生ゴミ」と煽ってしまい、怒った魔人ブウによって吹っ飛ばされてしまいます。
その後は後ろから魔人ブウを串刺しにし、バビディに魔人ブウは危険であることを忠告していますが、聞き入れてもらえずに魔人ブウによってクッキーにされ死亡。
死後は閻魔大王によって天国行きになり、魔人ブウによって殺されてしまったチチやブルマと仲良くしています。
ダーブラの戦闘力
孫悟空やベジータ曰く、ダーブラの戦闘力は「完全体セルと同様程度」とのこと。
それだけ見ればかなりの戦闘力を保持していることになり、悪の王様としての威厳が保たれています。
そんなダーブラは「石化する唾を吐くこと」が最大の必殺技で、石化するとダーブラが死ぬまで解除できず、また石化の状態で壊されてしまうとバラバラになってしまうという能力があります。
ダーブラの声優
ダーブラの担当声優は、大友龍三郎さん。大友さんは1952年生まれの68歳で、現在はフリーで活躍している声優さんです。
また、大友さんは俳優活動も行っており、俳優活動から始めて声優業も始めたという経歴を持っています。
大友さんは悪役をこなすことが非常に多く、ダーブラ以外にも「魔法陣グルグル(魔王ギリ)」や「それいけ!アンパンマン(ブラック大魔王)」等の役もこなしています。
ダーブラの名シーンや名セリフ
悪役として存在感を発揮したダーブラですが、ダーブラも悪役に恥じない名シーンや名セリフがあります。ここではダーブラの名シーンや名セリフを紹介していきます。
魔人ブウをけなすシーン
自身の気転で魔人ブウを生み出したダーブラですが、その魔人ブウに対して「アタマもパワーもないマヌケ面の生ゴミ」と煽ってしまいました。その後魔人ブウの怒りを買って蹴り飛ばされ、挙句クッキーにされてしまいます。
魔人ブウは良く見た目をけなされてしまいますが、実力は孫悟空も苦戦するくらいのものを持っているため、「魔人ブウを侮る=殺される」という図式が完成させたキャラクターがダーブラとも言えます。
このことから、ダーブラを「かませ犬」よ呼ぶ人もいるようです。
バビディに忠誠心を見せるシーン
洗脳されていたとはいえ、バビディへの忠誠心はすさまじく、ダーブラは死ぬ間際に魔人ブウが危険であることをバビディに忠告しています。
ドラゴンボールの悪役でここまで忠誠心の高い人物はおらず、大抵のキャラクターが裏切ったり逃げ出したりしています。
こうした意味でも、ダーブラは印象的なキャラクターと言えるでしょう。
最後まで忠誠心を見せた副官、ダーブラ
ダーブラは元は王様ですが、登場時からバビディに洗脳されており、実質バビディのNo.2として活躍していました。
最後の最後まで副官としてバビディに忠誠心を見せた、印象的な悪役と言えるでしょう。