ゴクアは劇場版ドラゴンボールZ『銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』に登場する敵役キャラクターです。美形キャラのゴクアは一体どんなキャラクターだったのか、詳しく紹介していきます。
ゴクアの基本情報
名前 | ゴクア |
性別 | 男 |
所属 | ヘラー一族 |
種族 | 銀河戦士 |
戦闘力 | 変身前/約9億→変身後/約300億から400億 |
必殺技 | 特になし |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 森川智之 |
初登場 | 劇場版ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴 |
その他 | ボージャックの配下 |
ゴクアの特徴
青い肌にパイナップルのようなオレンジ色の髪型をしています。頭には紫のターバンを巻き、胸元の開いた黒のパフスリーブのようなものを着用し、白のアラジンパンツを履いています。身長が高くスマートなソフトマッチョで尚且つ顔も整っており、一族の中では最も美形で、登場シーンが少なかったのにも関わらずコアなファンがついています。
正体は大昔に銀河を荒らし回っていたヘラー一族生き残りであり、リーダーであるボージャックの配下です。ボージャックと同じ変身系の戦士であり、変身すると肌の色は緑色に変わり髪色も赤色に変わります。大体の変身型のキャラクターは、バケモノのような姿になったりと見た目が人間離れすることが多いが、ゴクアは身体が一回り大きくなるだけで美貌を維持しています。
腰には剣を着用しているので、剣術使いだということが伺えます。
名前の由来は『極悪』から。
ゴクアの登場シーン
天下一武道会の準決勝にてヘラー一族5人で乗り込み、木の上の座った状態でエネルギー弾を打ち、トランクスに襲いかかります。剣術だけでなく武術にも長けており、トランクスを軽々と投げ飛ばします。
ゴクアの方が優勢であったがトランクスにダメージを与えれなかったためか、すぐに変身します。変身後の姿はパワーも強くなり、トランクスを追い詰めます。トランクスを瀕死状態にさせ、とどめを刺そうとしたが、サイヤ人となったトランクスに腹を貫かれてあっさりと倒されました。
ヘラー一族の中で唯一単独で行動しており、誰とも合流しなかったキャラクターです。
ゴクアの必殺技
ゴクアは本作では特に技を使うことはありませんでしたが、変身して強化できる以外にも、エネルギー弾を使用したりその上剣術と武術も使いこなす点を見ると、身体能力の高さが伺えます。
ゲーム『ドッカンバトル』でも登場し、必殺技は相手に特大ダメージを与えさらにDEF(防御力)を低下させます。進化後は、必殺技が強化される以外に、リーダースキルの極力属性の気力+2→+3、力属性のATK(攻撃力)50%UP→80%UPなどが変化し強化されます。
高難易度ステージに挑むには物足りなさがありますが、気玉を変換させ、尚且つ戦えるキャラクターなので非常に使いやすいキャラと言えるでしょう。
ゴクアの声優
ゴクアの声は、森川智之さんが担当されています。東京都出身で、株式会社アクセルワンの代表取締役です。FINAL FANTASY7のセフィロス役など、主にクールで美形なキャラクターを演じることが多いです。
元々は水泳部やアメリカンフットボールに所属しており、将来の夢も体育教師であったが、大怪我を負ってしまい断念することに。しかし、スポーツに対する愛が強く、何らかの形で関わりたいと思い、大きな声を活かすためにスポーツ実況を目指すことになりました。アナウンス科の学校を探しているうちに声優科のパンフレットを見つけ、楽しそうと感じたため声優科に転身しました。
厳しい稽古を乗り越えてアニメ作品の他に、映画の吹き替えやテレビ番組のナレーションやCMに出演されています。キングダムの李牧役や犬夜叉の奈落役なども担当されており、メインキャラクターでない時でもテレビを付ければ必ず名前が載っていると言っても過言ではない程の数々の作品で活躍されています。
ゴクアの名シーン・名台詞
美形の戦士として話題となったゴクアの名シーン・名台詞を紹介していきたいと思います。
「ただの銀河戦士じゃ不足か?」
台詞の少ないゴクアの唯一の台詞と言えます。決して無口な性格ではありませんが、登場シーンが少ないため、あまり声を聞くことはできません。貴重な台詞な上、トランクスの攻撃をガードした後に放ったこの台詞には余裕さが備わっており、クールな声と共にときめいたファンも多かったかと思います。
この台詞の他は、変身シーンでの叫び声や攻撃する際の掛け声のみで本当に言葉を話すことはありません。トランクスの質問にも答える様子もなく、無口ではありませんがクールな性格であると言えます。
余談ですが、ゴクアの貴重なもう一つの台詞は「もう終わりか?死ねぇ!!」です。
ゴクアの魅力とは
ドラゴンボールシリーズでは、登場シーンが少ないキャラクターや、あっさり倒される敵役は、小物感溢れる二流キャラとして扱われることが多いですが、ゴクアは何故か小物感を感じさせません。トランクスに負けた際もただただ油断していただけで真の強さを見せていなかったのかもしれません。
1対1の戦いでせこい手を使わず正当な勝負をした姿もゴクアの魅力の一つと言えるでしょう。