ケールとは、ドラゴンボール超に登場するキャラクターで、悟空たちと同じサイヤ人の一人です。作中では「力の大会」において悟空の相手として登場しますが、他のサイヤ人たちと同様にスーパーサイヤ人に変身することができ、強大なパワーを見せつけて白熱した戦いを披露してくれました。
しかしそんなケールにはいくつかの隠された秘密が存在することが作中で明らかになっていますので、ここではそんなケールの秘密や強さ、特徴について紹介していきます。
ケールの基本情報
名前 | ケール |
性別 | 女性 |
所属 | 第6宇宙 |
種族 | サイヤ人 |
戦闘力 | 1京(推測) |
必殺技 | 伝説の超サイヤ人化 |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | ゆかな |
初登場 | 『ドラゴンボール超』第89話 |
ケールの特徴
ケールの性別は女性で、普段は黒く長い髪を頭の後ろで結んでいます。すらっとした細い体をしており、肌は若干焼けていてスポーティーな見た目をしています。赤い服を身に着けており、腕には金色のブレスレットをしているのも特徴として挙げられるでしょう。
ケールは悟空たちと同じサイヤ人の一人ですが、悟空が第7宇宙出身であるのに対してケールは第6宇宙の惑星サダラという星のサイヤ人であり、別の宇宙で生活していたためこれまで接点を持つことはありませんでした。
ケールは自身が「ねえさん」と呼ぶカリフラという女性と行動を共にしており、彼女を心から慕っています。依存心が強く、カリフラが他の人と会話をしていると嫉妬してしまうほど彼女への思いは強いということがわかります。
ケールはカリフラとともにスーパーサイヤ人になる訓練をしますが、その過程でケールが通常とは異なる特殊なサイヤ人であることが発覚します。スーパーサイヤ人に変化すると一般的な状態よりも格段に高い戦闘力を発揮することができる一方で、制御するのが難しいという弱点を得ることになります。
最終的にケールはこの暴走状態のスーパーサイヤ人の力をコントロールすることに成功し、強力な力を利用し悟空との戦いに挑みますが、身勝手の極意を身に着けた悟空には一歩及びませんでした。
ケールの性格
ケールは普段は弱気で人と戦うのを好まない性格をしています。立ち振る舞いもいつも肩をすくめて、いかにも自信なさげに立っている姿が印象的です。
また心から慕っているカリフラへの執着心が強く、彼女への想いで感情を荒げるシーンや涙を流すシーンも描かれていました。
暴走状態のスーパーサイヤ人に変身するとそれまでの弱気な性格は一切なくなり、強気で殺伐とした性格へと変化します。言葉遣いも汚く、残虐なものへと変わってしまいます。
ケールの必殺技
名前の付いた必殺技は使用しておりませんが、特徴的な能力と言えば「伝説の超サイヤ人」に変化することができる力が挙げられるでしょう。
通常のスーパーサイヤ人よりもパワー、スピードともに格段にアップし、作中ではケールが戦ったほとんどの相手をこの状態で追い込んでいきました。
制御するのが困難であるというのが問題点ではありましたが、最終的にケールはカリフラへの強い思いを利用してこの弱点を克服することができました。
ケールの声優
ケールの声優はゆかなさんが担当しています。ゆかなさんは他にも『ふたりはプリキュア』の雪城ほのかや『コードギアス 反逆のルルーシュ』のC.C.などの主役キャラクターを担当した経験があります。
非常に実力のある声優であることが分かります。
ケールの名言・名シーン
ケールにはたくさんの名言や名シーンが登場しますが、ここでは特に印象に残っているシーンを2つ紹介していきます。
初めてスーパーサイヤ人になるシーン
ケールは力の大会へ出場するために、スーパーサイヤ人になる特訓をカリフラとともに始めます。しかし、そこには彼女たちに力の大会を勧めたキャベという同じくサイヤ人の青年も一緒でした。
カリフラへの思いが強いケールは、キャベがカリフラと接していることに嫉妬し、また自分がうまくスーパーサイヤ人へと変身できないストレスから秘められた潜在能力を開放し、自らを制御できない状態で初めてスーパーサイヤ人へと変身します。
その後カリフラに接近したキャベに殺戮を宣言して向かっていきますが、カリフラからの一言によって自分を取り戻し、通常の状態へと戻ります。
ブロリーを知っているドラゴンボールファンなら、ブロリーと同じ伝説の超サイヤ人の登場に強い興奮を覚えるシーンであると言えるでしょう。
悟空との戦闘シーン
力の大会では孫悟空と対戦をします。カリフラとの二人がかりでも悟空にはかないませんでしたが、暴走状態のスーパーサイヤ人へと変身したケールは負けじと怒涛の攻撃を繰り出していきます。
また、以前は暴走状態になると自身をコントロールできなくなってしまいましたが、この戦いでは自分をコントロールすることに成功し、さらなる力を手に入れます。
ポタラによってカリフラと合体して戦ったりもしましたが、最終的に身勝手の極意を身に着けた悟空には一歩及びませんでした。
伝説の超サイヤ人だったケール
最後には悟空に負けてしまいましたが、伝説の超サイヤ人であったと判明した際には、以前からのドラゴンボールファンならブロリーとの共通点が多数みられることに心から興奮したことでしょう。
作中ではブロリーと直接の関係性は語られませんでしたが、スーパーサイヤ人へと変化した姿や衣装のカラーリングなど、ブロリーに類似している点が多く見られました。
そんなドラゴンボールの中でもひときわ人気の高い「伝説の超サイヤ人」と孫悟空との戦いは一度は見ておくべき名勝負ということができるでしょう。