【ドラゴンボール】クウラの強さはどれくらい？来歴や特徴等も解説！

【ドラゴンボール】の世界では様々な悪役が登場しますが、最も有名な悪役と言えば、フリーザの名前を挙げる方が多いことでしょう。そんなフリーザにも兄がいることを知っている方はどれだけいることでしょうか。

それがクウラなのですが、クウラはどれだけ強いのでしょうか。また、作中での活躍についてはどのようなものがあるのでしょうか。今回はクウラの強さや来歴、特徴等について解説していきます。

クウラの基本情報

 クウラの特徴

クウラは宇宙の帝王との呼び声の高いフリーザの兄でゴルド大王の息子。フリーザと同様に惑星の支配と占領を仕事にしており、原作やアニメでは一切登場していません。クウラは劇場版「とびっきりの最強対最強」で登場するキャラクターです。

クウラの性格としてはフリーザよりも冷酷。どんな相手も倒すことしか考えておらず、相手を確実に死体を見るまで自分の勝利を確信しないという用心深さを持っています。フリーザは実力者をスカウトすることがありますが、クウラはそういった行動を一切取らないという違いがあります。

クウラはフリーザと同様に変身することで形態変化を使え、第5形態まで変化することが可能となっています。

クウラの来歴

クウラは映画に登場する前にフリーザによる惑星ベジータの襲撃を目撃しており、その際には一切手を出さず、フリーザが見落としたポッドに載せられた孫悟空をわざと見逃しています。

映画ではフリーザが敗れたことをきっかけに地球に襲来。フリーザの敵討ちではなく、フリーザ一族の屈辱を晴らすべく、孫悟空と対決しています。かつてのフリーザ同様に変身で追い詰めますが、超サイヤ人として覚醒すると追い込まれ、怒ったクウラは地球ごと破壊しようと試みます。その際に宇宙空間にはじき出され、太陽まで到達してしまい、焼き尽くされてしまいました。

「激突!!100億パワーの戦士たち」では自分のコピーであるメタルクウラを生産しており、エネルギーを吸収してサイヤ人も作ろうと画策しますが、サイヤ人のエネルギーを吸収しきれずに崩壊してしまいました。

クウラの強さ

クウラは自分自身を宇宙最強としており、フリーザとは比べ物にならない実力者。フリーザと同様に複数の変身形態を持っており、フリーザよりも1つ多い5つという形態を持っています。

フリーザとの違いは初めから第4形態になっていること。そのため、作中では第1～3形態が登場していません。第5形態になると孫悟空の攻撃を一切寄せ付けず、界王拳やかめはめ波も一切効かないという実力。とはいえ、超サイヤ人になった際には圧倒されてしまい、ほとんどダメージを与えることができませんでした。

それでもフリーザよりは高い実力を持っていることは間違いありません。

クウラの担当声優

クウラの担当声優は、中尾隆聖さん。中尾さんはドラゴンボールではフリーザの担当声優でもあるため、兄弟揃って中尾さんが担当していることになります。また、中尾さんはクウラを演じる際、フリーザよりも声を低くして演じており、フリーザと同じ声にならないようにしています。ベテランの声優さんならではの演技力が光ります。

さらにドラゴンボールではピッコロ大魔王の手下であるタンバリンの声優も務めており、「悪役＝中尾さん」というイメージが浮かぶことでしょう。その他の作品には「それいけアンパンマン（ばいきんまん役）」、「ワンピース（シーザー役）」等様々出演されています。

クウラの名セリフ・名シーン

クウラはフリーザを超える悪役として映画に登場し、その存在感で孫悟空たちを圧倒しました。そこでここでは、クウラの名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。

「さぁ、始めようか」

クウラが第5形態に変化した際のセリフ。フリーザと違い、最終形態になるとそれまで帯びていた丸みがほとんどなくなり、口元もマスクで覆うようになります。作中では孫悟空もフリーザ以上の気であることを語っており、見ている人に大きなインパクトを残していました。

結果的にはやられてしまいましたが、かめはめ波や界王拳が通用しないというその戦闘能力は、見ている人に衝撃を与えたことは間違いないでしょう。

「フリーザもまだまだ甘い」

かつてフリーザが惑星ベジータを襲撃した際、孫悟空を載せたポッドを見逃したときのセリフ。クウラはあえてその状況を見逃しており、弟の不手際を自分で始末することはありませんでした。

しかし、見逃した孫悟空によってフリーザもクウラも倒されてしまい、最後は自分自身も甘かったことを認めてしまっています。

弟のフリーザよりも強い兄、クウラ

クウラはフリーザの兄として登場。フリーザ以上に残忍な性格と戦闘力で孫悟空を苦しめました。結果的には消滅してしまいましたが、あの宇宙最強を名乗るフリーザ以上の実力者であったことは間違いないでしょう。