【ドラゴンボール】にはランチという女の子がいるのをご存知でしょうか。ランチは戦闘要員ではありませんが、非常に印象的なキャラクターとして、一部のファンの間ではとても人気なキャラクターです。果たしてランチの担当声優はどなたなのでしょうか。また、作中ではどのような活躍をしたのでしょうか。
今回はランチについて解説。担当声優や作中の活躍、人物像等について紹介していきます。
ランチの基本情報
名前 | ランチ |
性別 | 女 |
所属 | 第七宇宙(地球) |
種族 | 人間 |
戦闘力 | 無し |
必殺技 | 無し |
年齢/誕生日 | 不明/エイジ732年6月17日生まれ |
身長/体重 | 160㎝/48㎏ |
声優 | 小山茉美 |
初登場 | 亀仙人修行編 |
その他 | 特に無し |
ランチの特徴
ランチの最大の特徴は、二重人格であること。くしゃみをすると二つある人格が入れ替わるという独特な特徴を持っています。普段の人格はとても大人しく、「わたし」という一人称を使います。この時のランチは筋斗雲に乗れるという特徴を持っており、性格はやや天然。男性の前で服を脱ぎ始めたり、フグを毒抜きしていないという一面も持ち合わせています。
一方で入れ替わると途端に凶暴になり、金髪で一人称は「オレ」に変わります。マシンガン等を持ち合わせており、気にならないとマシンガンを放つという凶暴な性格。銀行強盗を頻繁に行っており、アニメでは懸賞金がかけられています。
ランチは二重人格でありますが、お互いのことは全く知らないようで、入れ替わっている時の記憶は全くないという特徴ももっています。
ランチの活躍
ランチは亀仙人修行編で初登場。亀仙人の修行の「ギャルを連れてくる」という修行を孫悟空とクリリンが行っている最中に、銀行強盗に追われていたランチを偶然発見したところが初登場のシーンです。その後は孫悟空達が警官を倒し、一緒にカメハウスに向かいます。カメハウスで亀仙人の誘いを受け、カメハウスで住むことを決めます。
レッドリボン軍編では人質に取られていましたが、金髪のランチになると兵士を倒しています。その後孫悟空達がダイヤを持っていることを知ると、奪って逃走。その後はレッドリボン軍の本部に乗り込もうとした際には乗り気になる等、好戦的な行動を見せています。
第22回天下一武道会では天津飯に一目惚れ。その後も天津飯を追い回すきっかけになっています。
ピッコロ大魔王編ではピッコロ大魔王の方針に共感しており、メンバーの中でただ一人賛同しています。第23回天下一武道会では場所取りのために同行。金髪ランチが席取りのために銃を乱射するというシーンがあります。
原作ではこれ以降出番が無く、「天津飯を追いかけている」ということだけが言われているだけとなっていますが、アニメではたびたび登場。ドラゴンボールZでは孫悟空に元気玉を与えているシーンがあり、給食販売として働いている様子が描かれています。
ランチの担当声優
ランチの担当声優は、小山茉美さん。小山さんは青二プロダクションに所属している声優さんで、女優としても活動されています。
1974年に声優としてデビューし、それ以降第一線で活躍し続けているというベテラン声優でもあります。主な代表作には「ドクタースランプアラレちゃん(則巻アラレ役)」、「あんみつ姫(あんみつ姫役)」、「キテレツ大百科(初代コロ助役)」等様々な役があります。
近年では「ワンピース(シャーロット・リンリン役)」、「NARUTO(大筒木カグヤ役)」、「テイルズオブゼスティリアクロス(マルトラン役)」等の役柄をこなしています。
ランチの名シーン・名台詞
ランチは途中で出番が無くなるキャラクターですが、名シーンや名セリフのようなものがいくつもあります。ここではランチの名シーンや名台詞を2つ紹介していきます。
「結構いいこと言うじゃねーか」
ピッコロ大魔王編でのランチのセリフ。ピッコロ大魔王がテレビの抱負で「方も秩序もなく、万人が自由に乱暴狼藉を働く世界の実現」という言葉に対して、このセリフを吐きました。
金髪ランチがいかに乱暴な性格をしているかがわかるセリフとなっています。
天津飯との関係性
ランチは天津飯と妙な関係性があり、ランチが一方的な片想いをし続けています。天津飯が持つワイルドさに惚れたとされており、天津飯に文通を申し込んでいます。
ところが、この仲はなかなか進展せず、結局作中では結婚等には至っておりません。サイヤ人編では天津飯を追ってどこかへ行ったっきり出番が無くなってしまいますが、アニメでは天津飯が農業を営んでいる時に一緒になったりと何かしらの関係性があるように描かれています。
作者である鳥山明氏も明言はしておらず、「すれ違って会えていない」や「一緒に暮らしているかもしれない」と語っています。
途中まではレギュラーメンバーだったランチ
ランチは序盤で登場し、途中まではレギュラーメンバーでした。しかし、天津飯を追いかけたせいで途中で出番が無くなってしまい、結局最後はどうなったのかは一切不明というキャラクターです。
性格を含め、様々なインパクトを残したキャラクターだと言えるでしょう。