【ドラゴンボール】パラガスは王家に復讐を誓ったサイヤ人！過去や計画を紹介！

パラガスは、劇場版アニメに登場するオリジナルキャラです。ブロリーの父親で、野心家のサイヤ人で、王家への復讐を第一に考えていました。そんなパラガスの過去や復讐劇について詳しく紹介してきます。

パラガスの基本情報

パラガスの特徴

アニメのみで登場

パラガスは、原作には登場しないキャラで、劇場版アニメ「燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」や「ブロリー(BROLY)」にのみ登場しています。作中でも重要な存在で、ベジータや悟空たちを脅かす影の存在でもあるのです。

王家を恨んでいる

パラガスの息子のブロリーは、生まれながらに戦闘能力が異常に高く、いずれは驚異になると判断され抹殺命令が下されました。

その命令に納得のいかなかったパラガスは、ベジータ王に直訴しますが、反逆罪と見なされ親子共々放逐されることに。そんな理不尽な仕打ちを受けたことにより、王家を恨むことになりました。

惑星ベジータから脱出

フリーザが惑星ベジータを消滅させることになりますが、パラガスとブロリーは偶然にも生き残ることに。そこから他の惑星へと移住し、暮らしていたのですが、ブロリーは日増しに戦闘力と凶暴性が増していきます。

パラガスは、ブロリーの暴走を止めるために奮闘するのですが、左目を潰され、科学者の開発した制御装置を使うことで、どうにかブロリーの力を抑えることができました。

地球を舞台に復讐計画

王家の生き残りであるベジータが地球にいることを知ったパラガスは、復讐のために綿密な計画を練ることになります。

そして、伝説の超サイヤ人をエサにして、ベジータを新惑星ベジータにおびき寄せ、グモリー彗星の衝突で抹殺することを計画するのですが、悟空によって邪魔されることに。ブロリーが暴走状態となり、手がつけらなくなってしまったのです。

ブロリーに殺される

ブロリーの覚醒状態により、パラガスは全ての計画を崩され、ひとりで脱出を図ろうとしました。しかし、ブロリーに裏切り者と思われ、脱出用のポッドごと潰され、死亡してしまいます。

最後は息子の手によって幕を閉じることになりました。

パラガスの性格

冷酷非道

自らの計画のためなら手段を選ばず、息子であるブロリーも利用しています。元々は、ブロリーを救うために奮闘していたのに、王家への復讐へとなると人が変わってしまったかのようです。

最後もひとりで逃げるなど、自分さえ良ければいい、という性格が出てしまっています。

従順

パラガスは、元々従順な性格の持ち主でもあるので、最初は国王であるベジータ王に大人しくしたがっていました。しかし、ブロリーの抹殺命令が下されたことで、初めて意見することになります。

そして、ベジータに復讐する際には、下手に出て誘い出すための演技をするのですが、従順だった頃の性格がしっかりと役に立っているような感じです。

パラガスの地位や能力

パラガスは、ベジータ王に認知され、直接謁見して意見を通したりするような様子や、ベジータたちに対する礼節をまきわえた立ち振る舞いなどから、そこそこの身分や地位であることが分かります。

悟空の父親のバーダックのことも知っているようです。

パラガスの声優は家弓家正さん

パラガスの声優は、家弓家正さんです。パラガス以外にも「風の谷のナウシカ」のクロトワ、「ルパン三世」の魔毛狂介、「未来少年コナン」のレプカ、「世界ふしぎ発見」のナレーションなども担当しています。

パラガスの名セリフ・名シーン

パラガスは、復讐に燃えるサイヤ人だからこその名セリフや名シーンがあるので紹介していきたいと思います。

「オレはブロリーを最強の戦士に育て、いずれベジータ王に復讐をする！」

パラガスは、ブロリーの戦闘力を恐れ、排除しようとした王家に対して復讐を誓いました。ここからブロリーと共に歩む長い復讐劇の始まりとなりますが、根気と時間を相当費やすことになります。

よく途中で心が折れなかった、と感心してしまうほどです。

「自分の息子に殺されるとは…これもサイヤ人の宿命か…」

自らの計画が全て失敗に終わり、暴走したブロリーを残してひとりで新惑星ベジータから脱出を試みたパラガス。しかし、ブロリーによって裏切り者として脱出ポッドごと破壊されることになり、最後の言葉として残していました。

息子に殺されてしまうという悲惨な最後です。

パラガスは何も果たせず終わった！

パラガスは、息子ブロリーのために王家に復讐をすることになるのですが、次第に独りよがりの野望へと変わっていきます。そのため、計画が頓挫してしまうと、早々にブロリーを切り捨て、ひとり逃亡することを試みました。

しかし、逃亡直前にブロリーの手によって殺されてしまうという、予想外の結末を迎えることに。結局、パラガスは最後まで何も果たせずに終わってしまったということです。