ザンギャは、劇場版アニメに登場するオリジナルのキャラです。しかし、戦う女性キャラという珍しいポジションでもあるので、注目も集まりました。
そんなザンギャについて、強さや性格、どのような最後を迎えたのか?などを詳しく紹介していきたいと思います。
ザンギャの基本情報
名前 | ザンギャ |
性別 | 女 |
所属 | ボージャック一味 |
種族 | ヘラー一族 |
戦闘力 | 不明 |
必殺技 | サイコスレッド |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 丸尾知子 |
初登場 | 「銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴」 |
ザンギャの特徴
アニメオリジナルキャラ
ザンギャは、劇場版アニメ「銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴」に登場したオリジナルのキャラです。エルフのような顔立ちで、肌の色が水色とかなり印象的な容姿になっています。
そして、ザンギャという名前の由来は「残虐」からきているようです。
ボージャックの手下
ボージャックは、その昔銀河を荒らしまわっていたヘラー一族の生き残りのリーダーでした。そして、4人の界王によって封印されていたのですが、北銀河の界王がセル戦で巻き添えで死んだことで、封印が解けて復活してしまいます。
そこから、部下のゴクア、ザンギャ、ビドー、ブージンの4人を引き連れて、天下一武道会を乗っ取ることになりました。
変身はしない
ザンギャの仲間のゴクアは変身することができました。そして戦闘力を上げて悟飯と戦うことになるのですが、あっさりと倒されてしまいます。
ボージャックも変身するのですが、ザンギャやビドー、ブージンは最後まで変身する場面が見られませんでした。そこから考えても変身ができないのだと思われます。
悲惨な最後
ザンギャたちは、悟飯との戦いで悟飯が超サイヤ人2の変化になることで追い詰められます。他の2人を一瞬で倒されてしまったことから、ザンギャが恐怖を感じて怯んだところをボージャックに悟飯ごと狙われることに。
エネルギー砲を至近距離から放たれると、悟飯は逃げることができましたが、ザンギャは巻き込まれて死ぬことになります。ボージャックにととってザンギャは仲間ではなく、駒にすぎなかったということですね。
そして、ザンギャの最後についてですが、おそらく悟飯に女性を殺させたくない配慮があったのかもしれません。
死後も登場
ザンギャは、後の劇場作品「復活のフュージョン!!悟空とベジータ」にて、あの世とこの世の混乱に乗じて、フリーザの配下として、ボージャックと共に復活を遂げているシーンが一瞬だけ映っているのです。
ザンギャの性格
強気に見え臆病
ザンギャは敵で女性のキャラで、男だらけの中で戦うという状況のため、強気の性格となっています。ドラゴンボールに出てくるほとんどの女性キャラが強気なのは間違いないのですが。
それほどの気持ちが無いと、相手を戦って殺したりはできないでしょうね。しかし、その一方で死ぬ覚悟というものは持っていないようで、悟飯が超サイヤ人2になり状況をひっくり返すと、恐怖を感じて逃げそうにもなっていました。
ひょっとしたら弱い者には強気で、強い者には低姿勢なのかもしれません。男性キャラならよくありそうですが、女性キャラでは珍しいと言えるでしょう。っていうか、戦う女性キャラが少ないので、仕方の無いことだとも思えます。
ザンギャの強さ
ザンギャは女性キャラでありながらも、18号のようにかなりの強さを持っているのです。その証拠に、地球人最強であるクリリンを倒したり、悟飯も追い込むほどの実力を持っています。
詳しい戦闘能力は出ていませんが、超サイヤ人2とはかなりの差があることから、超サイヤ人以上で超サイヤ人2未満の力ということです。そこから考えても18号と同じぐらいなのかもしれませんね。
そして、幾重に連ねた操り糸のような金縛り技「サイコスレッド」を使用することができます。これは、捕縛効果が高いだけでなく抵抗する度にパワーを奪われるという厄介なモノです。
戦闘能力だけではなく、特殊な能力を使って戦うからこそ、他のキャラに無い強さがあるとも言えます。更に他の仲間とこの「サイコスレッド」を連携して戦うことで、捕縛効果は上がり抜け出すことが困難に。
戦闘力や特殊な能力から考えて、女性キャラの強さだけで見ると、歴代でも3本の指に入るのではないでしょうか?
ザンギャの声優は丸尾知子さん
ザンギャの声優を担当するのは、丸尾知子さんです。
ザンギャ以外にも「かりあげクン」のケンタ、「新もーれつア太郎」のア太郎、「少年アシベ」のゆうま、「ママはぽよぽよザウルスがお好き」の綾小路いちなども担当しています。
ザンギャは悲しき最後の女性キャラ!
ザンギャは、ドラゴンボールの中でも珍しい敵の女性キャラです。18号もいましたが、18号は改心して仲間入りを果たしています。
しかし、ザンギャは最後まで悪役を通して、仲間であるボージャックに駒として利用され殺されるという悲惨な結末を迎えました。かわいそうとしか言いようがありませんが、ドラゴンボールでもなかなか見られない場面でもあります。