【ドラゴンボール】ザーボンがイケメン!戦闘力は?声優や名言も紹介

『ドラゴンボールZ』でフリーザ一味の一員として登場したザーボン。一味の中では最も美形キャラですが、変身した姿が全くの真逆になってしまうというのは有名は話です。同時に登場したフリーザの部下、ドドリアとどちらが強いのかと考えた方も多いかと思います。

そんなザーボンは一体どのようなキャラクターなのか、戦闘力はどれくらいなのかを詳しくご紹介していきたいと思います。

ザーボンの基本情報

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©バードスタジオ/集英社

ザーボンの特徴

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髪型は緑色の長い髪をセンターに分け、三つ編みで一つにまとめているのが特徴的です。服装は白の胸当てに黒のブルマ、紺色のブーツを履いています。アクセサリーは、両耳にはピアス、おでこにはヘッドティカのようなものも付けています。ドドリアと対照的でスリムな体型、肌の色はやや青めです。

変身後は、顔や身体のパーツ全てが横に大きくなり、まるでガマガエルを連想させるような姿になります。本人曰く、あまりにも醜い姿だからできれば変身したくない、とのことです。しかし、変身後の戦闘力は、一度敗北しそうになった相手に余裕で逆転勝利できるほど強くなります。

初登場時は、スカウター(相手の戦闘力と位置がわかる)で察知した情報を細かくフリーザに報告しています。尚且つわかりやすく丁寧な説明をしており、彼が冷静沈着で頭脳明晰であることが伺えます。

両手にドラゴンボールを抱えたまま回し蹴りをしたり、投げたボールを華麗にキャッチするなど、特に目立った必殺技はないものの運動神経は抜群である様子です。249話の扉絵にも、「やたら強い」と記入されています。

ザーボンの性格

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すぐに状況を把握し、瞬時に部下に偵察に行かせるなど、クールで頭がいい、エリートのような雰囲気を感じます。しかし、命の危機を感じると、冷静さを失い、数々の失態を晒すことになります。

美に対する執着がとてもすごく、「死を選ぶよりは醜さを選ぶ」と言い、美を捨てベジータを湖に沈めたものの、結局水に濡れ服が汚れるのが嫌だからという理由でベジータの死を確認しなかったことを、フリーザに怒られてしまいます。

それが怪我の功名となったものの、サイヤ人の「死から立ち直る度に強くなる」という特徴を忘れ、情報を聞きだすためにベジータを治療してしまったのが敗北へと繋がりました。

命ごいをするなど、最初の印象とは打って変わって情けない姿を晒すことになってしまいます。普段の冷静な態度は、美への憧れから生まれた偽りの性格だったように思われます。しかし、瞬時に起こった出来事などをわかりやすくフリーザに説明する様は、いくら性格を偽っても出来ることではないので、元々頭はいいのかもしれません。

自分に向かって吹っ飛んできた部下を容赦なく蹴り飛ばしていたので、部下に対してはかなり冷たいということがうかがえます。

ドドリアとの戦闘力の差

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ザーボンとドドリアとどちらが強いのかという話は、かなり有名です。ここでベジータを基準にして考察してみたいと思います。

当時のベジータの戦闘力は24000です。その際、ザーボンが「我々の戦闘力を上回るのか」と発言しているので、二人とも24000以下だということがわかります。フリーザ曰く、二人で戦ったら余裕で勝てる、とのこと。

運悪く、二人とも別々でベジータと遭遇してしまいます。ドドリアは油断していたのもあって一瞬で両腕を掴まれてしまいますが、命ごいをした結果、離れることができました。しかし、そこから逃げ切ることが出来ず、瞬殺されてしまいます。

一方、ザーボンも同じく、ベジータに追い詰められましたが、変身したことにより相手を瀕死状態にして逃げ切ることが出来ました。変身した姿が本当の姿であると仮定すると、ザーボンの方が戦闘力が高いと考えられます。

ザーボンの声優

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ドラゴンボールZでは、速水奨さんが担当されていました。事務所はRush Style代表兼所属。兵庫県出身の方です。元々は演劇に憧れ、劇団四季にも所属されていました。

演劇から気持ちが離れていた矢先、「アマチュア声優・ドラマ・コンテスト80」に応募。見事グランプリを受賞し、声優デビューを果しました。その後、アニメやラジオ、CMなど、様々な場面で活躍をしています。

声質は穏やかな低音ボイス。主にイケメンキャラを担当することが多いようです。デビュー作は劇場版「1000年の女王」(1000年盗賊役)。暗殺教室の浅野學峯役にも出演しています。

ドラゴンボール改では、三浦祥朗さんが担当されていました。事務所は青二プロダクション所属の長野県出身です。学生時代に片思いしていた声優志望の女性に、会うために声優への道にすすみました。

青二塾に入り、以後、数々のアニメに出演します。真・三國無双の甘寧役、ONE PIECEのアブサロム役などを演じています。声質は甘めのテノールボイス。

ザーボンの名シーン・名セリフ

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「真の力を発揮するには変身せねばならん…だが変身した姿は醜いのだ。美を好むわたしにはそれが耐えられない。だが、死を選ぶよりは変身を選ぶ…」

美しさに執着するザーボンにとってはかなりの決意のある台詞に思えます。確かに死んでしまっては元も子もない、しかし、戦いに負けることこそが真の美学に反するというものでしょうか。戦闘力を下げてまで美しさにこだわっていたザーボンにとっては勇気のある決断だったかと思います。

美しさを求めたザーボン

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最後にザーボンは強くなったベジータにコテンパンにやられてしまいます。フリーザに脅され冷静さを失い数々の失態を犯すなど、最終的には命ごいをします。とても美しいと思える行動とは思えませんが、どんなプライドよりも命の方が大切だったのでしょう。