【炎炎ノ消防隊】秋樽桜備は異例の大隊長？他の大隊長にはない魅力を紹介！

秋樽桜備は第8特殊消防隊の大隊長で、森羅たちの上司でもあります。無能力者ということもあり、役に立たないのでは？とも思われますが、そんなことはありません。桜備の強さや性格について詳しく紹介していきたいと思います。

秋樽桜備の基本情報

秋樽桜備の特徴

無能力者

桜備は、特殊消防隊の大隊長でありながら無能力者という異例の存在です。他の大隊長は第3世代の能力者がほとんどで、戦闘力もどの隊員よりも長けています。

しかし、桜備は隊員よりも戦闘力が劣るのにも関わらず、大隊長という座に就いているのです。

人を惹きつけてしまう

桜備の能力のひとつに自然と人を惹きつけるというものがあります。これは、桜備の性格や考え方などが大きく、殺伐とした世界にも関わらず穏やかな精神を持っていることが関係しているのです。

初心というものを忘れないのが桜備なので、そのことに多くの人間が気付かされることが度々あります。そして、そんな気持ちを失わない桜備だからこそ、この人に就いていきたい！という気持ちにさせるのです。

常に隊員のことを考える

自分のことよりも他人のことを第一としているのが桜備なので、隊員のことも同じように考えています。自分よりも強い能力者の後輩ばかりですが、あらゆる面でサポートして自分なりに護ろうとしているのです。

そんな健気な活動が目に見えているので、森羅たちも隊長を護る！という気持ちになっています。

信念を持って戦っている

無能力者でありながらも、戦場に立つことをしています。部下だけが戦っていて自分は何もしない、というのは桜備のスタイルではないからです。

そして、常に相手は格上ですが負けることを考えないで、信念を持って最後まで戦おうとしています。捨て身の覚悟があるため、能力者の相手も思わず怯んでしまうほどです。

新門紅丸に誤解された時も、真っ向から勝負をして必死に抵抗していました。その結果、紅丸からの誤解も解け、第8特殊消防隊の大隊長としての器であることも認められています。

秋樽桜備の性格

面倒見が良くやさしい

桜備そのものを象徴しているのが、やさしさです。誰に対しても親切丁寧な受け答えをして、それが部下であったとしても同じように接しています。

特に救助者に対しての言葉選びは慎重で、相手に合わせた言葉をきちんと掛けているので、それだけで救われる人もいるのです。

明るく前向き

桜備は前を向いて生きていくことをしています。どんなことが起こっても心配するな！という感じで、自分の苦労などは一切見せないのです。

そんな性格があるからこそ、隊員も大丈夫！という気持ちになって、好きなように動くことができています。

秋樽桜備の過去

桜備は元消防士でした。消防士の仕事は焔ビトの鎮魂などではなく、消火活動のみです。そんな中で、焔ビトになった人間や家族が酷い扱いをされているのを見て、自ら特殊消防隊を立ち上げることをします。

軍人の火縄を誘い、そこから尾瀬が紹介されて加わることで第8特殊消防隊の基本となる形が出来上がりました。

秋樽桜備の声優は中井和哉さん

秋樽桜備の声優を担当しているのは中井和哉さんです。

桜備以外にも「ONE PIECE」のゾロ」、「銀魂」の土方十四郎、「戦国BASARA」の伊達政宗、「青の祓魔師」の勝呂竜士、「機動新世紀ガンダムX」のウィッツ・スー、「サムライチャンプルー」のムゲン、「トリニティ・ブラッド」のトレス・イクス、「xxxHOLiC」の百目鬼静、「無限の住人」の凶戴斗、「血界戦線」のザップ・レンフロなども担当しています。

秋樽桜備の名シーン・名セリフ

「恐怖心がある方が冷静な判断が出来る。だが、ただの臆病者には成るな！」

鎮魂活動する際の気構えとしての言葉ですが、奥が深いです。冷静な判断と勇敢な行動が大事だということが良く分かります。そして、その言葉通りに動いているのが第8特殊消防隊のメンバーですね。

「今はそれでいい。慣れるのが一番怖いんだ。この仕事はな」

焔ビトは元は普通の人間だったということは忘れていはいけない！処理するかのように慣れてはいけない！ということを森羅たちに教えるために話した言葉です。桜備は焔ビトの辛さを一番分かっている理解者だと言えます。

第8特殊消防隊は、秋樽桜備が隊長だからこそ成り立つ！

秋樽桜備は、第8特殊消防隊の大隊長ですが無能力者です。しかし、森羅を始めたくさんの部下が、桜備のことを隊長として認めています。

それは無能力者でありながらも、確かな信念を持って前線で戦おうとする姿勢が見られるからです。そして、桜備の気持ちに引っ張られるように、部下は活躍をしています。このような流れが出来ているからこそ、第8特殊消防隊は絆が深いと言えるのです。