【銀魂】最強と言われた鳳仙の最後とは!?吉原炎上篇について、声優から名場面までまとめました!

漫画、アニメ、映画と大人気作品「銀魂」に登場する『鳳仙』。夜兎族の最強として頂に立った事もある彼。

江戸の地下にある「吉原桃源郷」で”夜王”として君臨する『鳳仙』の気になる死亡の理由や、過去、声優についてなど詳しく解説します。

鳳仙のプロフィール

【銀魂】最強と言われた鳳仙の最後とは!?吉原炎上篇について、声優から名場面までまとめました!

鳳仙の特徴

鳳仙は「夜兎」の血を引き、宇宙海賊「春雨」の師団長も務めた人物です。その力は強大で、現在は地下都市「吉原桃源郷」を統べる王、「夜王」として「吉原桃源郷」の一切を仕切っています。

一人称は「わし」です。低く渋い声で、他の者の事を見下しているかの様な話し方をします。「鳳仙」「鳳仙様」「”夜王”鳳仙」等と呼ばれています。

白髪の長い髪をオールバックにしていて、がっちりした体形に筋肉隆々です。鋭い目つきで、威厳のある風貌をしています。

吉原桃源郷

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「吉原桃源郷(よしわらとうげんきょう)」とは江戸の地下に存在する都市で、遊女達によって形成されています。「吉原桃源郷」の表向きは華やかで明るい雰囲気ですが、実際は『鳳仙』が「吉原桃源郷」の王として君臨している事によって、遊女達は自分の意志でこの地から逃れることは出来ず、牢獄のような場所です。

鳳仙の絶対的な力で幕府の重鎮すらも手出しできない「吉原桃源郷」は、地上の常識や法律は通用しない治外法権の地となっています。

鳳仙と日輪

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『日輪(ひのわ)』は小さい頃に吉原桃源郷に来ました。鳳仙は太陽の光に当たれない身体で、そんな鳳仙を『日輪』は幼いながらも気にかけていました。

美しく成長した『日輪』は太夫になり、”吉原の太陽”と呼ばれていました。鳳仙は『日輪』に愛にも憎しみにも似た感情を抱きます。その思いはとても深く、『日輪』が吉原桃源郷から逃げられないように両足の腱を切り、お客も取らせず監禁していました。

鳳仙の強さ

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鳳仙は傭兵三大部族「荼吉尼(だきに)」「夜兎(やと)」「辰羅(しんら)」の一つ、「夜兎」族の血を引いています。その中でも強すぎた鳳仙は「夜兎」族最強であると言われ『夜兎の王』とも呼ばれています。

「万事屋」の一人「神楽(かぐら)」の父で、宇宙最強と呼ばれる『星海坊主(うみぼうず)』と以前互角に渡り合った事もあるため『星海坊主』と並び称されています。

鳳仙の過去

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鳳仙は宇宙海賊「春雨(はるさめ)」で第七師団を作り、団長を務めていました。洛陽(らくよう)という星に行った際、幼い頃の『神威(かむい)』と出会います。『神威』は、「万事屋」の一人「神楽」の兄で鳳仙と同じく夜兎の血を引いています。

『神威』はある理由から父親の星海坊主の事を恨んでおり、強くなりたいと鳳仙に着いていくことを決め、「春雨」第七師団に入ります。そこで鳳仙に修行を付けてもらい、強く成長した『神威』は鳳仙の隠居後に「春雨」第七師団・団長に就任しています。

鳳仙の最後

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鳳仙が吉原桃源郷に閉じ込めておいた『日輪』。『日輪』は過去に、吉原桃源郷で産まれた子供「晴太(せいた)」の事を命を懸けて地上に逃がします。成長した「晴太」は『日輪』に会うために吉原桃源郷にやってきますが、到底会うことは叶いません。

事情を知った「万事屋」は、「晴太」を『日輪』に会わせるべく動きます。ですが『日輪』に「晴太」を会わせたくないという理由から鳳仙が阻止しようとします。途中、宇宙海賊「春雨」第七師団の団長・神威や阿伏兎が参戦し事態は複雑化していきます。

「神楽」「志村新八」と分断された坂田銀時ですが、吉原桃源郷の治安を守る「百花(ひゃっか)」を味方につけて鳳仙と戦闘になります。鳳仙のあまりの強さに坂田銀時は苦戦しますが、鳳仙には弱点がありました。太陽の光です。

「晴太」達の力で地下の天井を開け、吉原桃源郷に太陽の光を入れます。そして弱った鳳仙に、坂田銀時が最後の一撃を入れて鳳仙は倒れます。長い間地下にいた鳳仙は太陽を見つめ『日輪』の膝の上で満足そうに目を閉じました。

鳳仙の声優

アニメ「銀魂」で鳳仙の声を担当したのは『銀河万丈(ぎんがばんじょう)』です。代表作は、サウザー(北斗の拳)、ギルベルト・F・アルトシュタイン(血界戦線)、原田正平(タッチ)等です。

『銀河万丈』の声は渋い低音で、機動戦士ガンダムではギレン・ザビの声を担当するなど悪役を演じることが得意な声優です。

鳳仙の名言・名シーン

”夜王”と呼ばれる鳳仙の名場面や、名セリフをご紹介します。

「主らにこの”夜王鳳仙”を倒せると?」

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アニメ「銀魂」吉原炎上篇(第141話)で鳳仙を排除し、吉原桃源郷を奪おうとした「春雨」上層部の使い、「第七師団」の神威、阿伏兎(あぶと)達に向かって言ったセリフです。

鳳仙は着ていた着物の上の部分をはだけさせ、鍛え上げられた強靭な肉体を見せつけて言ったこのセリフに阿伏兎は冷や汗をかきます。鳳仙の強さを強調した名言です。

「我が天敵よ、久しぶりに会っても何も変わらぬな…」

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「遥か高みからこの”夜王”を見下ろしおって…全く…なんと忌々しい…だが、なんと美しい姿よ…」

鳳仙が死の前に語っている場面です。日輪への思いを重ねているかのようなセリフで、太陽の光に当たれない鳳仙の気持ちが凄く伝わる名セリフです。

鳳仙の太陽

鳳仙は、長い間戦いの中に身を置いていたために愛する者を抱きしめる術さえ失ってしまいました。ですが、最後は焦がれ続けた本物の太陽と”吉原の太陽”に看取ってもらえた鳳仙の満足そうな顔に、敵ながら感動した人も多いのではないでしょうか。