【銀魂】盲目の岡田似蔵、人斬りの異名を持つ彼の最後とは?声優や実写キャストについてもまとめました!

漫画、アニメ、映画と大人気作品「銀魂」に登場する『岡田似蔵』。「人斬り似蔵」と呼ばれ、狂気に満ちた彼。

「妖刀紅桜」を持ち、主人公・坂田銀時をも圧倒した強さを得た『岡田似蔵』の最後とは?実写版のキャストや、声優、初登場など詳しく説明します。

岡田似蔵のプロフィール

【銀魂】盲目の岡田似蔵、人斬りの異名を持つ彼の最後とは?声優や実写キャストについてもまとめました!

岡田似蔵の特徴

岡田似蔵は過激派の攘夷浪士で「人斬り似蔵」という異名を持つ剣士です。居合斬りの達人とされています。アニメ「銀魂」紅桜編(第58-61話)では高杉晋助率いる『鬼兵隊』の一員として登場します。

主に「似蔵」と呼ばれていて、鼻炎のような症状があり「お鼻スッキリ」を常備しています。盲目ですが、目が見えない代わりに全身が目の代わりをしており、匂いや気配などを鋭く感知して戦います。

見た目は長身で細身。グレーの髪をオールバックにしていて、小ぶりの色の付いたサングラスをかけています。シンプルな男性物の着物を着て、頭には三度笠をかぶっています。

岡田似蔵と橋田屋

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岡田似蔵は初登場の際、大財閥「橋田屋」の用心棒として雇われていました。「橋田屋」の当主・橋田賀兵衛には病気を抱えた一人息子・橋田勘太郎がいました。橋田勘太郎は使用人のお房と恋に落ちて駆け落ちをします。

しばらくして橋田勘太郎は病気が悪化し、橋田賀兵衛は息子・勘太郎を家に連れ帰ります。それから程なくしてお房は勘七郎という男の子を産みました。

橋田勘太郎は病気がよくなる事は無く死亡してしまい、跡取りのいなくなった「橋田屋」のために橋田賀兵衛は孫である勘七郎を攫いに来ます。坂田銀時(さかたぎんとき)率いる『万事屋』がこの騒動を解決するために「橋田屋」に乗り込みます。

そこで待ち受けていたのが「岡田似蔵」。万事屋・坂田銀時と交戦します。岡田似蔵は盲目でありながらも鋭い感性で奮闘しますが、戦いに敗れてしまいます。

岡田似蔵と妖刀紅桜

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刀鍛冶・村田鉄矢(むらたてつや)の父、江戸一番の刀匠と呼ばれた村田仁鉄(むらたじんてつ)が打った刀「紅桜」。村田鉄矢は「紅桜」と機械と融合して出来上がったのが『妖刀紅桜』です。『妖刀紅桜』は持っている人を侵食し人間らしからぬ力を与えます。

岡田似蔵は『妖刀紅桜』を持ち出し、江戸で攘夷志士・桂小太郎(かつらこたろう)や罪無き人々を斬っていました。岡田似蔵は『妖刀紅桜』を使いすぎたため、紅桜の伝達機能についていけず身体がボロボロになっていきます。

最終的に自我まで『妖刀紅桜』に侵食された岡田似蔵は身体のほとんどが機械のような見た目に代わります。そして岡田似蔵の暴走を止めるために交戦していた万事屋・坂田銀時(さかたぎんとき)に、最終的に斬られた岡田似蔵。暴走は止まり、騒動は解決しました。

その後の岡田似蔵ですが、江戸の警察組織である「真撰組」の調べによると遺体は見つかっておらず、行方不明という事になります。

岡田似蔵の死亡説

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アニメ「銀魂」紅桜編(第58-61話)で行方不明とされたままだった岡田似蔵は、同じく「鬼兵隊」の一人、河上万斉(かわかみばんさい)が死地に立たされた時に再び登場します。

ですが河上万斉以外には見えていないような描写と、岡田似蔵に向かって河上万斉が「お前たち、屍を踏み越えて」と言っている事から、岡田似蔵は紅桜編、もしくはその後で既に亡くなっているという事がわかります。

岡田似蔵の声優

アニメ「銀魂」で岡田似蔵の声を担当したのは「青山穣(あおやまゆたか)」です。代表作は、寂海(バキ)、HALLOW(D.gray-man)、サソリ(NARUTO-ナルト-疾風伝)等です。

他にも、かぐや様は告らせたいのナレーションや、ミニオンズシリーズのミニオンズの声も演じています。

実写版・岡田似蔵

実写版・映画「銀魂」で岡田似蔵を演じたのは「新井浩文(あらいひろふみ)」です。

キーパーソンである鬼兵隊のメンバーとして重要人物という立場で登場した「新井浩文」演じる岡田似蔵は、狂暴な性格を忠実に再現しており、激しいバトルシーンも見事に演じていました。

岡田似蔵の名言・名シーン

岡田似蔵の狂気溢れる名言・名シーンをご紹介します。

「あんたの魂の色は何色だい?」

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「橋田屋」に雇われていた岡田似蔵が万事屋・坂田銀時と対峙した時のシーンです。

「やった瞬間にぽわっと、これがきれいな色をしててね」盲目の岡田似蔵は目が見えない代わりに全身が目だと言います。独特な言い方が岡田似蔵の不気味さを感じさせるセリフです。

「消えねぇ」

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「何度消そうとしても、目障りな光が消えねぇ」

「妖刀紅桜」を持った岡田似蔵と万事屋・坂田銀時の戦闘シーンです。「妖刀紅桜」によって格段に強くなった岡田似蔵ですが、ただの人間である坂田銀時に押され苦戦を強いられます。冷静さを失い「妖刀紅桜」に取り込まれる直前の焦りを表しています。

岡田似蔵は坂田銀時も苦戦するほどの強さを持った剣士

岡田似蔵は映画「銀魂-新訳紅桜編-」、実写・映画「銀魂」と二回も映画化されることになった大人気長編「紅桜編」においてのキーパーソンとして登場しています。

詳しい生い立ちなどの説明は無かったものの、印象深いセリフの言い回しや確かな剣の腕を持って物語を盛り上げてくれる人物であります。