【銀魂】高杉晋助は死亡した！？鬼兵隊を率いる大人気な彼の過去や声優などまとめました！

漫画、アニメ、映画と大人気作品「銀魂」に登場する『高杉晋助』。鬼兵隊のの首領を務め、そのルックスや強さから人気の高い彼。

主人公・坂田銀時とはライバルという関係にある『高杉晋助』の「松下村塾」での出来事や「鬼兵隊」について、死亡説から名場面など詳しく解説します！

高杉晋助のプロフィール

高杉晋助の特徴

高杉晋助は、過激攘夷浪士の集まりである武装集団「鬼兵隊（きへいたい）」を率いる首領です。左目は天照院奈落の朧に斬られた事により失明していて、その左目に最後に映したのは坂田銀時の泣き顔です。

一人称は「俺」。「高杉」と呼ばれることが多く、「鬼兵隊」の隊士達からは「晋助様」「晋助」と下の名前で呼ばれています。

見た目は紫がかった黒でミディアムの髪、左目に包帯を巻いています。男性物の紫色の着物で黒い羽織を着ています。手にはキセルを持っている事もあります。

高杉晋助の過去

高杉晋助は良家の生まれです。幼少期、坂田銀時（さかたぎんとき）の通う寺子屋「松下村塾」に桂小太郎（かつらこたろう）と共に転入します。この事がきっかけで父親から勘当されています。

初めは道場破りならぬ”寺子屋破り”に来ていて、坂田銀時との剣術勝負を重ねていくうちに「松下村塾」に溶け込み、気づけば塾生となっていました。この時から坂田銀時とはライバルのような関係性です。高杉晋助と坂田銀時が問題を起こし、その後始末をするのが桂小太郎。三人は良く一緒にいました。

「松下村塾」の先生である『吉田松陽』の事を特に慕っていて、高杉晋助に多大な影響を与える人物の一人です。「松下村塾」の教科書を大人になってからも大切に持ち歩いているほどです。『吉田松陽』は高杉晋助、桂小太郎の命と引き換えに亡くなています。

鬼兵隊

「天人（あまんと）」と呼ばれる江戸に襲来した地球外生物と戦った『攘夷戦争』。この戦争に参加していた高杉晋助が率いていたのが最初の「鬼兵隊」です。『攘夷戦争』では「天人」から江戸を守るために侍達が戦った戦争ですが、幕府が「天人」の事を受け入れる事を決めた為に、必死で戦った侍達は悪者とされてしまいます。

戦争に参加していた侍たちは「攘夷浪士」と呼ばれ、捕まり斬首されています。高杉晋助や「鬼兵隊」の隊士達も例に漏れず幕府に狙われます。そんな時、幕府に恨みを持った木島また子と出会います。木島また子は幕府の役人に捕まり、高杉晋助と河上万斉（かわかみばんさい）が救いますが、これは罠で助けた二人が捕まってしまいます。

幕府の同心だった武市変平太（たけちへんぺいた）が高杉晋助に魅せられて幕府を裏切り、木島また子と共に高杉晋助と河上万斉を救い出します。ここで新たに「鬼兵隊」が結成します。

高杉晋助の2年後

「松下村塾」の師である吉田松陽、その正体は地球の惑星エネルギー「アルタナ」の力によって不死の身体をもった生物でした。吉田松陽は死んだと思われていましたがその身体が燃やされた際に復活します。ですが性格は過激なものと変わり「虚（うつろ）」と名乗っています。

「虚」は地球を襲撃し、「鬼兵隊」や「万事屋」、江戸の人々全てを巻き込む大きな争いとなりました。「虚」は自らの血を分けることで、不完全ですが不死の力を分け与える事が出来ます。不死の敵達に苦戦を強いられますが、地球を守る事には成功します。そして「虚」は地球のアルタナの中に消えていきました。

それから2年。「虚」の血を分け与えられた者達が「虚」に意識を奪われ、「虚」本体の復活を目論みます。地球のアルタナの力で復活するという事を知った高杉晋助は、坂田銀時と共に地球のアルタナを管理する江戸にある『ターミナル』に向かいます。

高杉晋助の最後とは

高杉晋助は瀕死の状態に陥った時に「虚」の不死の力を自ら取り込みました。この不死の力には欠点があり、力に見合った肉体でないと徐々に命を蝕んでいきます。高杉晋助の身体は不死の力に蝕まれ、残された時間は少ない状況にありました。

劇場版「銀魂-THE FINAL-」で、ターミナルでの戦いの中、高杉晋助は「虚」に意識を乗っ取られてしまいます。駆け付けた坂田銀時が高杉晋助（虚）と戦います。「虚」に意識を支配されているはずの高杉晋助ですが、その魂は坂田銀時と共に戦い「虚」を討ちます。これは同時に高杉晋助の死も意味します。

「246勝247敗」と坂田銀時に言う高杉晋助。坂田銀時の腕の中で最後の会話を終えると、右目に坂田銀時の今にも泣きだしそうな笑顔を映して目を閉じます。

その後「鬼兵隊」の木島また子と武市変平太は、わずかな希望から各地を巡ります。そして奇跡的にアルタナから生まれた高杉晋助と思われる赤子を発見し、嬉し涙を流して抱きしめます。

高杉晋助の声優

アニメ「銀魂」で高杉晋助の声を担当したのは『子安武人（こやすたけひと）』です。代表作は、ディオ・ブランドー(ジョジョの奇妙な冒険)、青雉／クザン(ONEPIECE)、脳噛ネウロ(魔人探偵脳噛ネウロ)等です。他にも「鬼滅の刃」で手鬼の声を担当するなど、大人気の声優です。

高杉晋助の幼少期の声は『桑島法子(くわしまほうこ)』が担当しています。代表作は、珊瑚(犬夜叉)、ミスマル・ユリカ(機動戦艦ナデシコ)等で、人物だけでなくゴーイングメリー号(ONEPIECE)の声も担当しています。

実写版・高杉晋助

実写版・映画「銀魂」で高杉晋助の役を担当したのは『堂本剛（どうもとつよし）』です。Kinki Kidsとして歌手をしている『堂本剛』ですが、俳優としても高い評価をうけていて、今作でも堂々とした演技で高杉晋助になりきりました。

高杉晋助の名言・名シーン

「鬼兵隊」を率いるカリスマ的存在として大人気な『高杉晋助』のかっこいい名場面、名セリフをご紹介します。

「俺ァただ壊すだけだ、この腐った世界を」

アニメ「銀魂」紅桜編（第58話～）の終盤で、高杉晋助が桂小太郎に説得されている場面でのセリフです。

高杉晋助が慕う「吉田松陽」を殺したこの世界を恨み、関係のない人々をも巻き込み壊そうとする高杉晋助。自分の意志の強さ、過激さのよくわかる名場面です。

「遅かったな。待ちくたびれたぜ」

「銀時、この国を壊すのも守るのも俺たちしかいねぇだろ」

アニメ「銀魂」将軍暗殺篇（第300話～）で、現将軍である「徳川茂茂」の暗殺を目的とする一橋派の「喜喜」側についていた高杉晋助。それを阻止するために坂田銀時が高杉晋助の前に立ちます。その時坂田銀時に言ったセリフです。

鬼兵隊そして松陽の弟子、高杉晋助

高杉晋助は国を壊す等、過激な発言や行動が多いですが「鬼兵隊」の隊士達の事を思いやる気持ちや、吉田松陽への思いから情の深さも見えます。悪役のような登場でしたが、知れば知るほど高杉晋助に惹かれていく。そんな存在だと言えます。