「ハイキュー!!」にて登場する青根高伸は伊達工業高校バレーボール部に所属しています。ポジションはミドルブロッカーで強豪である伊達工で2年生ながらレギュラーとして活躍しています。
青根が2年生当時、3年生の先輩の代は鉄壁を築けない不作の年だと言われていましたが、青根と同じく2年生である二口堅治という鉄壁の名に相応しい選手が入ったことで鉄壁の名に恥じない素晴らしいチームになったと言えます。
「伊達の鉄壁」と呼ばれている強豪校である伊達工で多くの勝利に貢献している青根。そんな青根の魅力をもっと多くの方に知っていただくために今回は青根高伸の魅力をご紹介していきたいと思います！
青根高伸の基本情報
| 名前 | 青根高伸（あおねたかのぶ） |
| 性別 | 男 |
| 所属/役職 | 伊達工業高校 |
| ポジション | ミドルブロッカー（MB) |
| 年齢/誕生日 | 16歳ー＞23歳／8月13日 |
| 身長/体重 | 191.8㎝／88.2㎏ |
| 背番号 | 7ー＞1 |
| 初登場 | 第5巻37話※セリフ無し（原作）／第1期15話（アニメ） |
| 声優 | 松川裕輝 |
青根高伸の特徴
伊達工の選手は宮城県の温泉が名前の由来になっているようです。青根の場合は宮城県にある「青根温泉」が由来になっているようです。
見た目は初対面の人はほとんど怖がられるような強面で、この作品の主人公である烏野の日向翔陽も怯えていました。眉毛がなく三白眼で鋭い目つきと白髪の短髪がとても印象的な人物です。
体格はガッチリしていて身体も大きく、MBにとっても相応しい体格の持ち主だといえるでしょう。手足も長いので守備範囲が一気に大きくなります。
青根高伸の性格
性格はどんな場面でも冷静に周りを見ることができる選手で、その性格が彼のプレーの持ち味をもっとよくしています。敵チームのエースにロックオンしてしまう熱い部分もあるようで、烏野のエースである東峰旭を指さしてロックオンした際には主将の茂庭要に怒られていました。
プレー中は口数はそんなに多くはありませんがちゃんとガッツのある選手のようで、最高に気持ちの良いブロックが決まればガッツポーズをしたり烏野の日向のスパイクを止めに行くとき「10番！」と大きな声を出しながらプレーをしたりすることもあります。
しかし強面とは想像のつかない素直な性格だったり先輩思いな優しさも持ち合わせています。先輩の茂庭に「ハイタッチ！」と言われれば素直に従ってハイタッチ（結構強め）をしたりなど、先輩のことを心から慕っている様子もうかがえます。
またその恵まれた体格と無言の圧をかけられる面構えと冷静さから頼られるとも多いようで、先輩である鎌先靖志と二口が痴話喧嘩を始めれば「青根！」と茂庭に喧嘩を止めなさいと言わんばかりに名前を呼ばれることも多くあるようです。
喧嘩を止める際にも二人を引きはがす時、鎌先へは腕や肩などを押していますが二口には毎回手を顔に押し付けていてそこでもちゃんと先輩には雑な扱いをしていないことから先輩思いな事が伝わってきます。
また最近の悩みとして「電車に乗って座席に座る両サイドに誰も座ってくれないこと」という可愛らしい悩みを上げていることからおちゃめな一面があるようです。
青根高伸の能力
伊達工は青根と二口を中心に完璧な鉄壁を多く築いています。肩幅も広く手足が長いことだけでもMBとしては十分すぎる材料ですが、青根は反応の速さまで兼ね備えていています。
身長が高いうえに反応が早いことから、もしセンターからの速攻に間違って飛んでしまったとしてもそこから切り替えてブロックに飛ぶことができます。伊達工のブロックは本当に優秀で、ノータッチでスパイクを決めさせてもらえることはなかなかありません。
青根高伸と日向翔陽
青根と主人公である日向翔陽の間には不思議な友情のようなものが芽生えているようです。初めて対戦したインターハイ予選の試合終了後に青根が日向に握手の手を差し伸べ日向もそれに応え握手した時からこの二人の不思議な友情関係が始まったようです。
お互いがお互いをライバル意識していることには間違いありませんが、日向は青根のブロックを強敵として認めています。青根も日向のバネや瞬発力、いつどこから打ってくるかわからない神出鬼没なプレーに一目置いているように思われます。
二人は試合会場で会ったり練習試合後などでお互いにお辞儀をする場面が何度かあり、その不思議な友情関係を度々見せてくれます。
青根高伸の現在
現在23歳になった青根は宮城県の建設会社に勤務しているようです。現在でも伊達工で同じ青春を過ごした二口と共にバレーを続けているようで、地元のVC伊達という社会人チームでプレーしているようです。
バレー好きだったり日向のプレーを会場に足を運んでまで見に来ている様子から中身も相変わらず素直で優しいようです。見た目もさほど変わっていないように思われます。
青根高伸の声優
青根高伸の声を担当されているのは「火ノ丸相撲」の間宮圭一や「バースデー・ワンダーランド」の重臣などの声も担当されている松川裕輝さんです。他にも「君の名は。」や「天気の子」といった大人気映画にも出演されてる声優さんです。
青根高伸の名シーン・名セリフ
ここからは青根高伸の名シーンや名セリフなどを紹介していきます！
お前を止める
これまで烏野の日向翔陽に2度このセリフを告げています。青根は日向と影山飛雄の「変人コンビ」から繰り出される神出鬼没な変人速攻に試合中に段々対応してくる数少ない選手です。
きっと青根は日向を一人の選手として尊敬し警戒しているからこそ馬頭や喧嘩を吹っ掛けるわけではなく「お前を止める」と宣戦布告という形で日向に挑戦しているのではないかと思います。
俺が支えきれなかったのが悪い 今のでいい
こちらは3年生が引退し、青根や二口がチームを引っ張っていく立場になっていました。1年生でセッターであり新しい鉄壁の一人である黄金川貫至が勢いよくブロックに入ってきた時のことです。
黄金川を支えきれず体制が崩れてしまった青根と二口にすみませんと親待った黄金川ですが、攻め立てたりせずむしろ自分たちが支えきれなかったのが悪いと言い放った青根は、先輩としてはもちろんですが選手としての成長が見えたように思えます。
悔しさをバネに強くなった青根高伸
烏野や白鳥沢、青葉城西と違って3年生の先輩たちがインターハイで引退してしまったことをとても悔やんだ青根は悔しさをバネに強くなりました。本当はまだバレーをしたかったけど自分たちは引退し、次世代の伊達の鉄壁は凄くなると信じ続けてくれた先輩たちの思いを胸に辛い練習も絶えたことだと思います。
その思いが実を結び、3年生になった青根と二口はインターハイ予選で県内1位となり全国大会への切符を手にしました。そして全国大会では「全国ベスト16」という好成績を残しました。
主人公が所属する烏野高校の敵チームではありますが、この全国ベスト16という功績に多くのファンが胸を熱くしたと語っています。二人が涙を流しながら抱き合っている描写は多くのファンの目頭を熱くさせたことでしょう。
ここまで青根高伸の魅力をお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか。この記事を読んで青根の活躍が気になっった方是非アニメや単行本でハイキュー!!を見直してみるのもいいかもしれませんね！
