東峰旭は、烏野高校バレーボール部のウィングスパイカーです。チーム内で月島に次ぐ高身長を誇るエース。一時は部活動から離れていましたが、後輩たちからの後押しもあり再びチームへ合流します。日向影山の派手な超速攻攻撃が目立つ烏野高校の中で、パワーでガンガン点を稼ぐ烏野の攻撃力の柱です。
東峰旭の基本情報
名前 | 東峰 旭(あずまね あさひ) |
性別 | 男 |
高校/学年 | 烏野高校/3年3組 |
ポジション | WS(ウィングスパイカー) |
誕生日 | 1月1日 |
身長/体重 | 184.7cm/75.2kg |
背番号 | 3 |
ジャンプ最高到達点 | 330cm |
好物 | とんこつラーメン |
最近の悩み | 学生ですって言っても信じてもらえなかったり、1年生に怖がられたり、「見た目そんななのになんか弱い」って同級女子に勝手にがっかりされたり、あと進路どうしようかとか、キャプテンが怖いとか(以下省略) |
初登場 | 第17話 |
声優 | 細谷佳正 |
東峰旭の特徴
東峰旭は、当初、あご髭を生やして長髪を後ろでまとめて結んでいる髪型でした。高身長でその風貌の為に、他校の生徒から「留年した社会人」「不良」と思われています。初対面のマネージャー谷地には、かなりビビらせてしまい、澤村にストップがかけられています。インターハイ予選後は、マネージャーの清水に、その髪型だと将来ハゲそうと言われたことから、ヘアバンドをつけてのハーフアップにイメージチェンジをしています。その後、全国大会にて、また長髪を後ろでお団子にするスタイルで観客から「サムライ」と呼ばれています。
東峰旭の性格
東峰旭は、かなり強面で周りを恐れさせる外見の割には、性格はかなりヘタレで優しいです。大事なところで噛んでしまい、しばらく菅原に心の中でいじられていたり、
お正月の初もうででは、おみくじを引く前から結果にビビッていたり、そして、見事「凶」を引いて落ち込んでしまったりと色々と持っている人でもあります。
かなりキャラの濃い烏野高校メンバーで、もめ事も絶えないですが常に穏やかで他人思いの優しい人です。練習にて東峰のミスに対してキツイ言い方になってしまった影山にも、正直な気持ちをしっかりと伝えたり、全国大会にて敗退時にも、最後にボールを上げられなかった西谷を心配して声をかけたりと周りを穏やかにする空気があります。
東峰旭の現在
高校卒業後、東京でアパレルデザイナーとして働いているようです。髪もロンゲでおしゃれ眼鏡をしていて、高校の時からおしゃれに気を使っている東峰らしい進路でした。
東峰旭の声優は細谷佳正さん
東峰旭の声優の細谷佳正さんは、ハイキュー以外には、「アルスラーン戦記」のダリューンや、「ユーリ!!!on ICE」のオタベック・アルティン、やはり優しい声質が似合う役どころを演じていらっしゃいます。
東峰旭の名シーン・名言
東峰旭の名シーンを紹介していきます。
エース覚醒への一歩、そして覚醒へ
伊達工業との対戦で自信を失ってしまった東峰ですが、後輩の後押しで練習に参加します。そこで、日向たちの攻撃を目のあたりにし、バレーへの情熱を取り戻し、さらに、菅原や西谷の自らの役割を果たそうとする姿に、再びエースとして、トスを呼び、烏野のエーススパイカーとして復帰を果たします。
そして、部活を離れるきっかけとなってしまった因縁の伊達工業戦では、日向影山の超速攻攻撃でかき乱される伊達工業を真のエースとして覚醒し、日向の後方からのバックアタックで伊達工業の鉄壁を崩し完全に復活となりました。
壁をぶち抜くパワーと技術のスパイク
全国大会出場を決めた烏野高校のメンバーは、全国大会までに、各自自分のスキルアップに努め、東峰もそのうちの1人でした。そして、伊達工業との練習試合でかなりミスを重ねた結果でしたが、ブロックのタイミングをずらさせる溜めるスパイクをつかみました。
その後、全国大会稲荷崎戦の最終セットデュースの状態で、ここぞという溜めるスパイクで見事ブロックアウトを決めることが出来ました。
練習相手となっていた伊達工業の子たちも、中継を見ていて見事に成功したことで、彼らなりに喜んでいました。(ムカついていましたが…)
守備でも魅せるサムライ
攻撃ばかり目立つ東峰ですが、1年生の時から同級生の澤村、菅と共に地道な努力を続けていたため、守備でも活躍します。澤村がケガのため戦線離脱した和久谷南戦では、澤村の代わりに入った縁下に強打では東峰の方が上手なので任せますと、ポジションを任せられるほど、日向影山の無茶な攻撃の尻拭いも澤村だけでなく、東峰もしっかりと行ってくれます。
サーブでも魅せるパワー
スパイク同様サーブの威力も抜群だが、コースの不安定さの為に決定力の欠けるジャンプサーブを自主練を重ね、磨きをかけて、サーブ力の高い影山にも匹敵する威力のサーブを打てるようになり、何度もノータッチエースを決め活躍します。
3年生の絆
烏野高校といえば、日向影山が目立っているがその二人が成り立っているのも3年生の母体があるということが前提であり、その3年生の絆が垣間見えるシーンは烏野高校バレーボール部の根本を見えるようです。
全国大会を決めた試合では、涙で喜び合った3年生でした。
しかし、全国大会敗退した瞬間は、穏やかな顔でお互いの検討をたたえる姿に、これまでの絆が見えました。
全国大会での最後の試合の敗退後は、3年生が整列してコートへ挨拶する姿、そして、それを眺める2年生以下のチームメイトというシーンは様々な気持ちが後輩へとつながれた瞬間でした。
東峰旭は努力を重ね覚醒したサムライエース
仲間を思う気持ちから一時はバレーから離れたエースでしたが、復帰後はチームの為に勝利の為に、ここぞというときに流れを決める一発を決めてくれる頼もしいエースへと覚醒しました。日向があこがれ、影山から、また、チームから信頼され、最後を託される優しいサムライエースへと成長しました。