「ハイキュー!!」にて鴎台高校に所属する星海光来とは一体どんな人物なのでしょうか?
アニメでも少ししか登場していないため、星海光来のことをよく知らないという方も多いと思いますので、改めて星海光来の性格や人間関係、名台詞や名シーンまでご紹介したいと思います。
星海光来の基本情報
名前 | 星海光来(ほしうみ こうらい) |
性別 | 男 |
所属/役職 | 鴎台高校 |
ポジション | ウイングスパイカー |
年齢/誕生日 | 4月16日 |
身長/体重 | 169.2cm |
背番号 | 5 |
初登場 | 漫画第214話、アニメ第4期第1話 |
声優 | 花江夏樹 |
星海光来の性格
星海光来の性格は一言でいうと面倒くさいです。自分の身長の低さがコンプレックスでもあり、「小さいのに凄い」などと身長が低いことを強調されて言われるのを嫌がり怒ります。ですが、身長が低いからと舐めてきた人をプレーで驚かせることに喜びを感じており、身長が低いと言われるのは嫌だけれどプレーで驚かせたいから舐められたいと思っており結構面倒くさいのです。
星海光来の家族は高身長ばかりで自分の身長にコンプレックスを感じていました。テレビで見たバレーボールの選手に魅了されクラブチームに入りますが、そこで自分の身長の低さがバレーボールにおいてどれだけ不利で、身長差はどれだけ努力しても自分ではどうにもできない不甲斐なさを実感します。星海光来の母親は「大きくなる方法はしらないけれど強くなる方法は知っている」と、小さいからこそ強さを身につけるよう教えます。今の星海光来の地位は母親のその言葉と自身の努力で手に入れたものなのです。
星海光来の実力
星海光来の身長は169.2cmとバレーボールの選手にしては小さいです。ですが、星海光来は名門中学校の控え選手として3年間必死に練習し頑張ってきました。今となっては影山飛雄も参加していた全日本ユース強化合宿に参加するメンバーとして選ばれており、身体能力が高くジャンプ力は地面を蹴る音が鳴るほどの威力と高さがあります。
ポジションはウイングスパイカーなので、主にスパイクを打ちますが星海光来はサーブ・レシーブ・トス・ブロックとどの技術もトップクラスのオールラウンダーなのです。「ハイキュー!!」に出てくる登場人物で試合中にここまで全ての技術を高レベルで発揮できていた選手はいなかったのではないでしょうか。そんな驚異的な実力の持ち主の星海光来はまさに「小さな巨人」と呼ばれるに相応しい選手です。
星海光来と日向翔陽
星海光来の所属する鴎台高校と日向翔陽の所属する烏野高校は春高の準々決勝で対決します。どちらもチームの重要なポイントゲッターであり、身長は日向翔陽が164.2cmと少しだけ星海光来が高いだけでそこまで差はありません。そしてどちらも小さな巨人という呼び名に憧れている様子です。
技術的には星海光来の方が恐らく上ではありますが、持ち前のジャンプ力や身体能力は同じくらいなのではないかなと思います。試合中もお互いを意識し初っ端から火花を散らしていました。身長や身体能力、そして呼び名など星海光来と日向翔陽はどこか似た部分があります。
星海光来の声優
星海光来の声は、花江夏樹さんです。アクロスエンタテイメントに所属し、神奈川県生まれで、最近ではyoutubeでも活動しており大人気の声優さんです。
代表作はアニメでは、2014年~2018年「東京喰種」シリーズの金木研や佐々木琲世、2017年「政宗くんのリベンジ」の真壁政宗、2019年「鬼滅の刃」の竈門炭治郎、2020年「ランウェイで笑って」の都村育人があります。ゲーム作品では、「テイルズオブザレイズ」のイクス・ネーヴェやナーザ、「ディズニーツイステッドワンダーランド」のリドル・ローズハートがあります。他にもラジオなど幅広く活動されています。
星海光来の名台詞・名シーン
ここでは、星海光来の名台詞や名シーンについて解説させていただきます。
「小さい事はバレーボールに不利な要因であっても、不能の要因ではない」
家族は皆高身長、クラブチームから身長が小さい事で何度も打ちのめされきて誰よりも努力した星海光来だからこそ言える台詞ではないでしょうか。日向翔陽も高校に入ってから身長が小さいことがバレーボールにとって不利であることを試合を通して何度も痛感しており、もっと身長があったらと考えないときはなかったでしょう。
春高で星海光来のこの台詞を聞いて敵チームでありながらも勇気づけられていました。
「俺は俺が弱い事をとうの昔にしっている」
身長が大きくても小さくても技術を磨いた方が良い技術を手に入れることができます。身長が小さいことがコンプレックスだった星海光来は、小さい頃から身長では戦えないことを実感しており技術を人の何倍も磨いてきました。
自分が弱いと知った時期が早かったことが星海光来の技術を磨く時間を長くしました。かけた時間が今のプレーに繋がっているのでしょう。
「俺は!!お前を待っている!!」
予想外のハプニングにより途中で試合から降りることになってしまった日向翔陽に対し、星海光来が言った台詞です。相手が帰る時には大抵はそのまま見送るしかしないですが、星海光来はわざわざ日向翔陽に対し言いました。
星海光来にとってそれほど日向翔陽との試合は心が躍るようなものだったのでしょう。
星海光来は絶望を乗り越え努力で武器を手に入れた、次世代の「小さな巨人」
身長の低さをバネに今の地位を手に入れた星海光来は、他の人の何倍も頑張って努力した鴎台の自慢の小さな巨人です。
鴎台高校と烏野高校の試合は、星海光来の技術の高さと名言が飛び交う試合なので、その試合を見て星海光来が好きになった方も多いのではないでしょうか。