【ハイキュー!!】桐生八は高校全国三大エースの一角!その名言とは?

桐生八は、狢坂高校のウィングスパイカーです。全国3大エースの一角を担っており、通称「悪球打ちの桐生」と呼ばれています。中学時代に最優秀選手に選ばれたこともある超一流スパイカーの1人です。

そんな桐生八について紹介していきます。

桐生八の基本情報

【ハイキュー!!】桐生八は高校全国三大エースの一角!その名言とは?

©古舘春一/集英社

桐生八の特徴

坊主頭に左右にラインをいれているスタイルで、見た目はいかついです。中学時代はくせ毛の短髪姿でした。そして、太い眉毛が特徴です。大分県代表の高校らしく、きつい大分弁で話します。

身体を左に傾けながら打つ独特の打ち方で、利き腕にできるだけ体重を乗せる打ち方をすることで威力を高めるスパイクを打ちます。そして、高いジャンプにより「高さ&パワー」重視型スパイカーです。しかし、それだけでなく桐生八の一番の特徴は、レシーブミスによりトスが不十分になってしまった場合でも合わせる器用さと強引さが混在したスタイルから「悪球打ちの桐生」と呼ばれるようになりました。

桐生八の性格

桐生八は、全国3大エースと言われていますが、その中身はかなりネガティブです。試合前に木兎に話しかけられたことから、色々考えすぎて木兎が明るく話しかける事がマウンティングの意図があるのでは?など、複雑に考えてしまいます。中学時代は、試合前には寝られず試合の動画を見て過ごしたりします。

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©古舘春一/集英社

後輩からチームから頼られる存在であり、そのプレッシャーに常に戦い悩んでいます。自分のチームの監督を勝たせてあげたいという純粋な気持ちもあり、とても純粋な人物です。他人と比較をして、悩む姿が多いですが、明るい後輩に助けられています

桐生八の初登場

漫画の中旬に差し掛かる頃の烏野高校と関東チームとの合宿で、合宿の締めとしてBBQをした際に、黒尾が全国3大エースを紹介したことが初登場でした。

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©古舘春一/集英社

その時は、後ろ姿のみでその全貌はベールに包まれていました。全国大会編が始まった際に、シード校が参戦した2日目にやっと顔が明らかになりました。

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©古舘春一/集英社

しかし、まだ、詳細は分からず、準々決勝で木兎率いる梟谷学園との準々決勝で初めてしっかりと登場しました。

桐生八の名シーン

桐生八の名シーンについて紹介していきます。

悪球打ちの桐生の誕生

中学時代からその実力上に、多くのトスがエースに集まるというプレッシャーと戦っています。そのプレッシャーに同じ立場である白鳥沢学園の牛島が当たり前のように打ち勝っている姿と自分を比較して悩んでいました。どんな崖っぷちに立っても「エース」でいられた牛島に対して、桐生はプレッシャーに耐えられず、仲間が上げてくれたトスをチャンスボールで返してしまいます。

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頼り過ぎたことを仲間から謝罪され、仲間からの期待に応えられなかった自責の念にかられます。

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そして、どんなトスでも必ず打つという強い気持ちを抱くようになり、努力をし続けました。

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フィジカルトレーニングに力を入れ、下半身強化をし、後ろから上がってくるボール、ネットに近い・遠いボール、低くなってしまったボールなども、1歩助走に切り替えても”合わせる”

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そして返すだけではなくパワーで点を捥ぎ取る器用さと強引さが混在したスタイルになり、「悪球打ちの桐生」が誕生しました。

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エースを成長させていく仲間の存在

仲間の為にどんなボールでも打ってきた桐生ですが、自分のライバルたちが純粋に怯えも焦りもなく、「楽しい」ことが「最強」というプレイスタイルをうらやましく感じます。

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そこに桐生自身はプレッシャーに感じますが、仲間がそれを支えます。「楽しい」は作れるということを、そして、楽しいを作るために、桐生は努力してきたと仲間に教えられます。

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今まで、桐生自身は強力なライバルたちの存在で自分自身を小さく感じる事、そして、仲間からの鼓舞や期待、歓声をプレッシャーに感じてきました。

しかし、自分自身には自信はないが、それを支えてきてくれた仲間には恵まれた自信があると感じます。自分は自信がないが、仲間が自分自身を信じてくれている。仲間を信じて、自分を信じることに。そして、さらに自信あふれるプレーをすることができるようになります。

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失敗や敗北の恐怖、他人の評価を気にしていることより、今目の前にいるライバルに付いていくことが精一杯、バレーボールをすることで精一杯と…色々ネガティブに考えていたことを振り払い、バレーボールを純粋に楽しむようになります。

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仲間やライバルが桐生を成長させていきました。

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桐生八の卒業後の進路

桐生八の卒業後は、Azuma Pharmacy グリーンロケッツのアウトサイドヒッターとして活躍しており、牛島、木兎をライバルとして意識して活動しているようです。

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桐生八は心優しい高校全国3大エース

桐生八は、仲間のため、チームの為に努力を重ね、期待やプレッシャーと戦い続けた3大エースでした。仲間や結果を考えすぎる上に常に仲間の頼られる存在であり続けようと努力をし続けました。そして、自分も仲間に支えられていることを感じ、自分のプレーを行うことができるようになります。監督からも仲間からも信頼され、そして、仲間を信じた、純粋なプレイヤーでした。

プロリーグでもたくさんのライバルにもまれて強くなっていってもらいたいです。