烏野高校の教頭先生は、バレーボール部に目をつけており、何かと絡んできては問題行動にして処分したがる先生。いつもキャラの濃いメンバーが多い烏野高校バレーボール部に振り回されているが、初登場時からわかりやすい秘密を抱えています。
教頭先生の基本情報
| 名前 | 教頭先生 |
| 性別 | 男 |
| 所属/役職 | 宮城県立烏野高校/教頭 |
| 初登場 | 第2話(1巻) |
| 声優 | 櫛田泰道 |
教頭先生の特徴
教頭先生の特徴といえば、日向が入学式の時から気づいていたという髪型でしょう。登場するたびに、ヅラが何かしらの事故と一緒に外れてしまい、大体キャプテンの澤村の頭の上に着地するというお決まりです。基本的にはスーツ姿で学校内で見張っていますが、宮城県春高バレー決勝戦に応援に来る際には、ワイシャツネクタイの上にジャージを着ていました。
教頭先生の性格
教頭先生は初登場時から烏野高校バレーボール部に絡んできて、何か問題を起こさないか目を光らせています。
初登場時は、日向と影山が入学直後の入部の時期なのですが、その以前に東峰と西谷のイザコザに口を出し、反抗的な態度を取った西谷に手を振り払われ、勝手によろめいて、勝手に花瓶に当たり、落下させ破壊して勝手に大騒ぎをするというなんとも迷惑な人です。そのおかげで西谷は1週間の謹慎と1ヶ月の部活禁止となります。
このトラブルからバレーボール部に対して常にアンテナを張り巡らしているようです。わざわざ放課後の部活の時間の体育館にフラリと現れるというねちっこい性格です。
教頭先生の名シーン
ハイキューでは登場回数こそ少ないものの、登場するたびにすごいインパクトを残していく教頭先生の名シーンを紹介していきます。
教頭先生初登場
まずは初登場シーンです。日向と影山が中学の公式試合で対戦した以来の再会で、早速2人は揉める事に、そこで影山のサーブを日向が取る事で日向は中学とは違うんだという証明をしようと奮闘しますが、影山の殺人サーブに翻弄されます。そんな中、仲間同士の勝負なんか辞めるよう澤村は指示をします。
しかし澤村の言葉にも熱くなった2人には耳に入りません。下級生をまとめれてないという事をネチネチと攻め、それでも続ける日向影山。「こんなんじゃ他の部に体育館譲ってもらうよ」とくどくどと説教します。
澤村がネチネチくどくどと説教されてる間も日向影山は勝負を続け、最終的にレシーブしたボールが日向の顔に当たり、そのボールが教頭先生の頭部へ。
そして、吹っ飛ぶヅラ。そして、吹っ飛んだヅラはキャプテン澤村の頭上へ。
真剣勝負から一気にコミカルになり、影山は教頭先生がヅラだった事に驚き、日向は入学式からバレバレだったと言わなくてもよい事を騒いでいる最中、そっとしっとりと澤村を呼び出し、おとがめなしの代わりに何も見なかった事にしろとヅラを隠蔽する事に。
教頭先生、みんなにバレバレのヅラをひたすら必死に隠すことを第一優先でバレーボール部を陥れるという事を諦めます。
物腰優しい澤村が、本当に起こる時はすごく怖く、チームは引き締まるきっかけを作る事件でした。
チームが一致団結すると吹っ飛ぶヅラ
あんだけ隠蔽したヅラですが、教頭先生のヅラですが、また吹っ飛ぶ事になります。
烏野高校バレーボール部が東京の音駒高校と合宿を行うことになりました。しかし、その合宿の日程がテスト期間の後と言うことで、赤点を取ったものは参加できなくなる恐れがあり、成績に不安があるメンバーは今までにない努力で勉強に励みました。
しかし、日向と影山は赤点をとってしまいました。補修&追試が決定となってしまい、合宿の参加が危ぶまれることになり、2人は教頭先生にお願いしに行くことになったことからまた悲劇が生まれます。
補修と追試の日程を「ずら」してくれと言うお願いから、「ヅラ」に敏感な教頭先生は過剰に反応します。それでもお構いなく、教頭先生に詰め寄る2人。
その様子を見て止めようとする澤村でしたが、時すでに遅く、ヅラは吹っ飛びます。
そして、太陽の光が教頭先生の頭に当たり幻想的な暖かい光を演出しながら、またも澤村の頭上へ着地。
またも澤村は、教頭先生に外呼び出されしっかりと口止めをされることになりました。ついでに、通りすがった女子生徒もしっかりと呼び出され口止めされました。
生徒が起こしたことよりも、自分のヅラを隠し通すことの方が大事であり、おかげで烏野高校バレーボール部は結構なことをしでかしていますがお咎めなく合宿に参加することができ、過ごしています。
そして、日向影山も合宿へ途中参加し、烏野高校バレーボール部の成長へと繋がるのでした。
頑張る生徒には全力で応援！
ここまでやっと嫌な役回りだった教頭先生ですが、春高の宮城県大会決勝で学校全体で応援に来る際に全生徒を応援指導する立場に立ってくれました。
烏野高校バレーボール部が優勝を決めた瞬間は、隠し通してきたヅラを振り回して喜びを表しました。
教頭は実は熱い生徒想いの先生
初登場から常にカツラネタと共にハイキューにおいて、コミカルパートを担当していました。
烏野高校のトラブルメーカーか？！と思いきや、大きくなりそうな事件もヅラ関連でおとがめなくする、器が大きいんだか小さいんだかの先生です。
しかし、春高宮城県予選の優勝が決まった際、あんなに隠し通す為に必死だったヅラを振り回しての喜び方は、感動の涙も吹っ飛ぶくらいの熱い笑える応援でした！
実は根は生徒想いの良い先生でした！
