「ハイキュー!!」烏野高校排球部2年生田中龍之介の姉、田中冴子!彼女が登場するシーンは陰気を吹き飛ばすような明るいキャラクターです。弟の龍之介もパワフル元気ですが姉の冴子はその一回り上のワイルドさも兼ね備えて言うような気がします。
個性的なキャラクターが多いハイキューで一際存在を放つ冴子ですが一体どんな人物なのでしょうか!そんな冴子の魅力を大放出していきます!
田中冴子の基本情報
名前 | 田中冴子(たなかさえこ) |
性別 | 女 |
所属/役職 | 大学生(現在はバイクショップ勤務兼和太鼓集団「烏合」代表) |
ポジション | なし |
年齢/誕生日 | 21歳ー>27歳/5月5日 |
身長/体重 | 155.2㎝/48.8㎏ |
背番号 | なし |
初登場 | 73話(原作)/第2期2話(アニメ) |
声優 | 小松由佳 |
田中冴子の特徴
初めに少し紹介しましたとおり、烏野高校排球部の2年生の田中龍之介の姉田中冴子は龍之介の4才離れています。バレーボールの経験はありませんが、弟が大好きな冴子は烏野の公式試合には何度も応援に駆けつけています。
烏野高校排球部のOBの滝ノ上や嶋田や月島の兄明光からバレーのルールや技術などをその都度教えてもらううちに段々と詳しくなっていきます。武田先生同様、バレーボールをあまり知らない人とっては経験者が武田先生や冴子といったバレー初心者にルールや技術をに教えることで、同時に読んだり観てくれたりする方たちへの説明にもなっているのでそういった面でも重要なキャラクターとなっています。
見た目は金髪ショートカットで顔のパーツは弟の龍之介とよく似ています。登場シーンがほとんど夏だったという事もありますが服装は結構開放的でスタイルの良さがよくわかります。
車の運転がすごく荒く、烏野の1年の日向と影山を宮城から東京まで車で送迎するシーンではあまりの運転の粗さに日向と影山が社内で振り回されているシーンがあります。
その送迎する車の中のシーンで、主人公日向翔陽がバレーボールを始めるきっかけとなった憧れの存在「小さな巨人」と同級生だという事を日向に明かします。一度だけ宇内が公式ではない練習試合ではありますが試合しているところを見たことがあると伝えます。
その試合で調子があまりよくなかった小さな巨人は途中で交代させられていてコートの外に出た後掃除用具が入っているロッカーに頭を打ち付けていました。自分がエースであるという絶対的プライドが立ち上っていてその時は怖いというより迫力が凄かったと語っています。
冴子は初登場の時は現役女子大生ですが、勉強に励んでいるというよりかはバイトに励んだり和太鼓のチームを作って祭りに参加したりとプライベートを充実させているみたいですね。勉強は大学に進学しているだけあってある程度はできるみたいですね。
また烏野の1年生月島蛍に兄がいるのでは?と弟の龍之介に話をしたり、所々でかなり重要な役を担っているように思います。
そんな田中冴子の声を担当しているのは小松由佳さんです。声優を目指すきっかけが映画関係の仕事に関わりたかったかららしく、活動は洋画や海外ドラマの吹き替えを担当されることが多いそうです。しかし最近ではアニメやゲームにも活動幅を広げています。
田中冴子の名シーン・名セリフ
———回り道には回り道にしか咲いてない花があんだからさ———
こちらのシーンは期末テストで赤点を取ってしまい東京遠征に遅れて向かうことになった日向と影山を冴子が東京まで送迎している車の中での言葉です。
東京遠征にいけるもののみんなに後れを取ってしまった日向が焦りの色を見せているときに冴子が日向にかけた言葉です。このあとに私と一緒にいられることが花だと茶化しますが、その裏には焦らなくても大丈夫だと日向を励ますために呟いた言葉だと思われます。
人間やはりどこか周りと比べてしまったり自分にできることを早くしなくてはなどあせってしまうことが多々ある中でこの冴子の言葉は龍之介同様表裏がない冴子だからこそ響くものがありますね。
———乗りな。東京までなんてあっという間に届けてやるよ———
この冴子姐さんに惚れなかった方はいないのではないでしょうか。こちらのシーンは先ほど紹介した内容と同様、期末テストで赤点を取ってしまい補習になった日向と影山を東京まで送り届ける手段として冴子がかっこいいセリフと共に登場するシーンです。
本当は赤点を取れば東京遠征難しいと顧問の武田先生に言われていましたが、冴子の弟龍之介が赤点一つなら午前中だけで補習は終わるから来れないことはないと後輩に助言します。「俺が救世主を呼んでやろう」と姉の冴子に車の運転を頼みます。
最初は走っていくか!?いやチャリだろ!と言っていた日向と影山にとって、最強の囮を必要としているほかの部員たちにとって、そして私たちファンにとってもこの冴子姐さんはかっこよすぎでしたね。
———待たせたな!———
こちらのシーンは全国大会2日目、優勝候補である強豪稲荷崎との試合中に和太鼓集団を引き連れて応援に駆け付ける冴子が印象的なシーンです。強豪という事もあり応援の迫力が凄まじい稲荷崎。
サーブの時に稲荷先のギャラリーから繰り出されるリズムに、勝手にリズムを作られる感じに苦戦している烏野。そこに颯爽と現れた冴子のバックには和太鼓集団が描写されています。
和太鼓のあの腹に響くような強く逞しく心強い音・リズムのおかげで稲荷崎戦を制することができたといっても過言ではありません。あの和太鼓がなければ稲荷崎の空気・リズムに飲み込まれていたかもしれません。
ファンの方たちもここでの冴子の登場にかっこよすぎると大好評しています。数々の名シーンを生み出して稲荷崎戦ですが、このシーンは上位でよかったという声が多く見受けられます。
田中冴子は烏野で起こる出来事のきっかけになることが多い
烏野で起こる出来事の数々のきっかけや転機、面白さの場面で活躍のおおい冴子。その魅力はおおくのハイキューファンの心をがっちり掴んでいます。田中姉弟の存在はハイキューいい方向で多くの変化をもたらしてくれています。
冴子の魅力を知ったうえでもう一度ハイキューを見直してみるのもいいかもしれませんね。現在27歳になった冴子ですがこれからの活躍にも目が離せませんね!