「ハイキュー!!」にて白鳥沢学園の3年生として登場する天童覚とは一体どんな人物なのでしょうか?
烏野高校との試合で大活躍した天童覚のことが大好き、よく知っているという方も多いと思いますが、改めて天童覚の性格や過去、名台詞や名シーンまでご紹介したいと思います。
天童覚の基本情報
名前 | 天童覚 (てんどう さとり) |
性別 | 男 |
所属/役職 | 白鳥沢高校 |
ポジション | ミドルブロッカー |
年齢/誕生日 | 5月20日 |
身長/体重 | 187.7cm |
背番号 | 5 |
初登場 | 漫画第150話、アニメ第3期第1話 |
声優 | 木村昴 |
天童覚の性格
天童覚はとても明るくポジティブな性格で、白鳥沢学園のムードメーカーです。試合中に焦ってしまい、不調になっているチームメイトに声をかけて和ませるなどしている場面も多く見えます。そんな明るい性格もあり、チームメイトのことは苗字ではなく名前で呼んでおり仲が良い様子です。
普段は明るく常に笑顔でいるような天童覚ですが、試合中相手にイラついている時などは、思い切りイラついているのが顔に出てしまったりと自分の感情には素直な性格のようです。チームメイトからは読めない奴として少し距離を置かれている時もあります。
試合でない場面では、日向翔陽などにも積極的に声をかける場面もあり、コミュニケーション能力も高いです。
天童覚と牛島若利の関係
天童覚と牛島若利は同じ3年生で1年生の時から一緒にやってきました。人の思考を読むことに長けている天童覚だからなのか、自分の気持ちを口に出すことが少ない牛島若利の少しの変化や思っていることに気付くことができます。牛島若利も他の3年生よりも天童覚に自分の本音を言うことが多いように思います。また、引退した後も一緒に部活に顔を出したりと部活以外でも仲が良いのかもしれません。
天童覚の得意技
天童覚のポジションはミドルブロッカーです。主にブロックを担当することが多いポジション故の天童覚の得意技が「ゲス・ブロック」です。
これは相手の攻撃を予想し直感でブロックに飛ぶという天童覚だからこそできる技です。試合中は相手を欺くためにフェイクやフェイントを入れる選手が多いと思いますが、天童覚にはあっさり見破られる場面もあります。調子が良いと直感が良く当たるため、手が付けられなくなる相手からしたら厄介な得意技を持っています。
成功率が高いと言っても確実なものではないため、直感が当たらないことももちろんあります。烏野高校との試合中にも間違えたと叫ぶシーンもありました。
天童覚の過去
天童は小学校の頃から、相手の攻撃を読むゲス・ブロックが得意でしたがチームには受け入れてもらえませんでした。直感が当たれば凄いですが、一歩間違えればチームワークを乱してしまうからです。チームメイトからは「何考えているかわからない」と距離を置かれたり仲間はずれにされたりと辛い思いをしてきました。
しかし、小学校の時ブロックが成功した際に相手がネットの向こうで悔しがる表情を見た瞬間、完全に相手をブロックすることに快感を覚えたため、ゲス・ブロックを貫くことを決めました。
中学校の部活でも煙たがられていた天童覚ですが、白鳥沢学園への誘いが来た際に鷲匠監督に「点が取れるなら、何の文句もねぇよ」と言ってもらえ、白鳥沢に進むことを決めました。
天童覚の声優
天童覚の声は、木村昴さんです。アトミックモンキーに所属し、ドイツ生まれの声優、俳優、ナレーターさんです。
代表作はアニメでは、2005年から続く「ドラえもん」の剛田武、2015年~2016年「暗殺教室」の寺坂竜馬、2018年~2019年「ゾイドワイルド」のギョーザがあります。ゲーム作品では、「でみめん」のウルケル、「ヒプノシスマイク」の山田一郎があります。他にもミュージカルや劇団公演でいくつも演じました。
天童覚の名台詞・名シーン
ここでは、天童覚の名台詞や名シーンについて解説させていただきます。
「ブロックはさ止める技術じゃないよ。叩き落す技術だよ。」
相手のスパイクを完全に止めることが快感な天童覚らしい台詞です。影山飛雄のスパイクも、日向翔陽のスパイクも天童覚のゲス・ブロックによって止められました。
ただ止めるのではなく、叩き落す方が相手のスパイカーも精神的に追い込まれるということを分かっている天童のブロックはとても怖いです。
「若利君を倒したければ俺を倒してから行け~ってな~」
烏野高校は白鳥沢学園との試合でやはりどうしても牛島若利を意識していまいます。烏野高校でなくとも全国三大エースの牛島若利を意識しないチームなんてどこにもないとは思います。
県屈指の強豪である白鳥沢学園のレギュラーメンバーになっているということは、それほど実力が皆あるということです。牛島若利だけが凄いわけではないぞという天童覚なりの相手への挑発を込めた台詞でしょう。
「さらば俺の楽園」
春高予選の決勝戦で烏野高校に敗れた白鳥沢学園。誰もが烏野高校に負けるとは思っていなかったでしょう。泣くでも悔しがる素振りを見せるでもなく、ただ一言失笑しながら言いました。
小学校中学校と自分の理想のバレーを否定された辛い過去があり、ありのままの自分を受け入れてくれた白鳥沢学園というチームは、天童覚にとって楽園のような居心地の良さだったのでしょう。
天童覚は苦悩を感じさせない、明るい白鳥沢のムードメーカー!
烏野高校との試合は天童覚が活躍する場面が数多く描かれています。その試合を見て天童覚が好きになったという方も多いのではないでしょうか?
いつも明るくポジティブな天童覚の引退の時の言葉は、多くの人の心に残ったと思います。