【ヒロアカ】オールマイトは死亡するのか？No.1ヒーローの現在と実態を紹介

全ヒーローの憧れであり、出久がヒーローになるためのきっかけを与えた「平和の象徴」オールマイト。その地位を守るために数知れずの経験と知識を積んでいるオールマイトという人物は一体どのようなものなのか、紹介していきたいと思います。

オールマイトの基本情報

オールマイトの特徴

オールマイトの特徴といえば筋骨隆々の体型と白い歯、そして金髪のV字型の前髪です。トレードマークとなるV字型の前髪は「ヴィクトリー」の「V」をイメージしているそうです。いつもアメコミ風の風貌で登場しており、生徒たちにいつも「画風が違う！」とつっこまれています。

個性を使用中はとても逞しい姿ではありますが、普段の姿はとても細くて弱々しい姿になります。マッスルフォームになるには個性の発動が必要となり、その形態を維持するには１日約３時間と短い時間ですがその時間は徐々に減っていきます。

出久の憧れの存在であり、ワン・フォー・オール（OFA）を与え出久を鍛えた師でもあります。常に笑顔で出久を励まし熱い言葉をいくつか残しますが、出久の修行はなかなかストイックで厳しいものになっておりたまにリカバリーガールに怒られる場面も。

オール・フォー・ワンとの過去の戦いで内臓を激しく損傷し、今もまだ残るその傷跡は痛々しくあります。その原因もあり、マッスルフォームの維持がだんだん厳しくなり副作用で吐血することも多くあります。

オールマイトの性格

筋肉隆々でとても圧倒的な見た目をしていますが、その性格は「意外とお茶目」です。絶対的なパワーで敵と命懸けで戦い続けNo.1ヒーロー座に君臨していますが、いつも笑顔を絶やさず人々に安心と信頼を与えています。人当たりはとても良く、サービス精神も旺盛でたまに生徒たちが戸惑うこともしばしば。戦闘中にアメリカンジョークを飛ばしたりと、わりとおちゃめな部分が見れます。

世間では知らない人がいないというほどの超有名人ですが、実は本名や年齢やプライベートなどは一般市民に公開していません。個性もシークレット情報となっておりますが「隠し事はするが嘘は吐かない」と、彼自身の人柄が良くわかる言葉を残していたりします。

とても繊細で陰の努力を絶やさないプロ中のプロ！

雄英高校の教員になったオールマイトですがマッスルフォーム以外の姿を出久以外の生徒たちには見せたことがなく、常に気を張りながらも出久を含める生徒たちを陰ながら見守っています。

表向きは誰しもが憧れるヒーローとしての立ち振る舞いをしていますがその姿は自然体なものではなく、完全無敵なヒーローであろうとする彼自身の強い意思の現れとも言えるでしょう。ヒーローとして敵の前では弱い部分を見せませんが、人が見ていないところで弱音を吐いたりあたふたとしていることもあります。

ヒーローとしての重圧から自分を騙すために笑顔を絶やさないなど、表向きにはわからない彼なりの努力がたくさんあります。その事なども全部ひっくるめてオールマイトは出久に尊敬の眼差しを向けられているため、その期待に応えようと頑張ります。まさにプロ中のプロヒーローですね。

一部の人間しか知らない本名と過去

オールマイトの本名は八木俊典ですが、その名を知る者は彼に近しい人物だけでした。ヒーローマニアである出久でさえも知らない情報で、オールマイトの師であるグラントリノ の事務所へインターンで向かった際にグラントリノがオールマイトの事を「俊典」と呼んでいました。

OFAの継承者であった志村奈々からも名前で呼ばれており、オールマイトが過去に関わった重要人物のみが知る情報ではないかと思われます。名前を聞くとオールマイトもごく普通の一般男性だったということが伝わってきますね。

オールマイトも出久と同じで無個性でした。志村奈々からOFAを受け継ぎ、今の地位に君臨していますがその道のりはとても険しいものだったでしょう。本編でもオールマイトの過去について解説されている場面がありますが、まだまだ真相は計り知れません。

オールマイトの声優

アニメでの声を勤めているのは81プロデュース所属の男性声優、三宅健太さんです。10代の頃にファンだった女優に一目会いたい、どうせなら共演したい、と強く思った事が声優を目指すきっかけとなったそうです。沖縄県出身です。

主な代表作は「ディノブレイカー」チャオ・リー役、「パンプキン・シザーズ」ランデル・オーランド役、「鋼の錬金術師」スカー役、「SKET DANCE」武光振蔵役、「ダンガンロンパ３」グレート・ゴズ役など、有名なメインキャラクターからサブキャラクターまで幅広いアニメの役を演じています。

オールマイトの名シーン・名台詞

オールマイトの活躍場面はたくさんあり、たくさんの名言を残しています。彼が人々に伝えたNo.1ヒーローとしての名場面を紹介していきます。

「私が来た！」

オールマイトといえば、まず浮かんでくるのはこの言葉ではないでしょうか。どんな敵にも屈しないという強い思いを持ち命懸けで敵と戦う彼自身も相当なプレッシャーや不安を抱えているはずですが、人々に安心感を与えるために必ずかけるこの言葉はまさに「平和の象徴」と謳われる彼だからこそ心に響くのでしょう。

どんなピンチな状態でもオールマイトが来たから大丈夫、と安堵する人々ですが一方で彼は無理しているのではと心配する人もいます。陰の努力者である彼だからこそ、たくさんの人々に愛されるのですね。

爆豪と出久の仲を少しずつ縮めてくれる中立的立場も

オールマイトに憧れているのは出久だけではありません。あの爆豪もオールマイトを尊敬し、憧れだけでなく「いつかオールマイトを超える」と強い意志を見せています。幼い頃から出久に対してひどい扱いをしてきた爆豪ですがOFAを継承しどんどん強くなっていく出久を間近で見ているため、出久に対する感情が変わっていきます。

オールマイトは出久と二人だけの秘密にしていたOFAの事について、爆豪に明かし「3人の秘密」だと言います。爆豪は少し納得行かない部分もありそうな感じで話を聞いていましたが、徐々に出久を認めているようです。（本人は自覚がないようですが）

何れにせよあの爆豪の心をも動かすオールマイトの存在は、人々にとってとてつもなく大きなものといえるでしょう。

引退してもオールマイトの存在は大きい！

何度も命の危機に晒されたり引退後も身体の調子が悪かったりと、少しずつオールマイトからNo.1ヒーローの面影が薄れていってはいますが「平和の象徴」と謳われ続けたその存在は引退後もなお引き継がれています。

これからのヒーローたちの活躍とともに、オールマイトの陰の支えにも大きく期待してこれからの展開を見届けていきたいですね。