僕のヒーローアカデミアに登場した壊理を覚えている方は多いと思います。
そんな壊理の両親や過去などをここからはご紹介していきます。
壊理の基本情報
名前 | 壊理 |
性別 | 女 |
ヒーロー名 | 不明 |
個性 | 個性因子を消滅させる |
所属 | 所属は不明ですが現在は雄英に保護されています |
年齢/誕生日 | 6歳/12月21日 |
身長/体重 | 110㎝/不明 |
声優 | 小林星蘭 |
初登場 | 原作No.128「ボーイ・ミーツ…」/アニメ第67話「抗う運命」 |
その他 | 死穢八斎會組長の孫娘 |
壊理の特徴
額にツノが生えていて、このツノは個性発動中や壊理本人の精神の状態により大きさが変わります。実際に、治崎に利用されていた頃の壊理のツノはどんどん大きくなっていました。イレイザーヘッドに個性を抹消され気絶した後はツノは小さくなりました。雄英に保護されてからはツノが極端に大きくなることはありませんが、少しずつ大きくなっています。
外見の特徴としては、白い髪が無造作に伸びっぱなしの状態で、治崎には本当に道具としてしか利用されていなかったことがわかります。瞳の色は赤色で、肌の色は白いです。
壊理の性格
壊理の性格はデク・ルミリオンと会った時から垣間見えていました。壊理は恐怖から死穢八斎會の研究所から脱出しています。しかし、治崎に見つかりそれでも逃げていた時にデク・ルミリオンと遭遇しました。壊理は必死でデクらに助けを求めており、デクもそれに答えて壊理を助けようとしますが、治崎がデクらの死をちらつかせた途端、壊理は人が変わったように治崎に元へ駆け寄っていきました。治崎の個性がどんなものか知っているからこそ、デクらを巻き込まないようにと壊理の優しさと勇気が見られました。
壊理は治崎に何かをされるたびに、泣いたり叫んだりするのではなく、目を瞑って黙ることが癖になってしまっていました。これは痛みによって壊理の習慣になってしまっていました。
デクと壊理
壊理は研究所に連れ戻されてからもデクの手の優しさを忘れられずにいました。
デクが壊理を守りながら治崎と戦闘している時も、暴走した壊理の個性は止まりませんでしたが、それでもデクは壊理を見捨てることなく自分の身を削りながら壊理を守り抜きました。治崎を倒した後も壊理の暴走はさらに加速してしまいますそんな意識が遠のく中で壊理は「嫌だ……!止まって……!」と願っています。このことから、壊理は自分自身で個性を制御しきれていないことがわかります。
ルミリオンと壊理
ルミリオンは個性により一番先に壊理を研究所から救い出しました。壊理は自分が苦しみ逃げ出したいと思っているにも関わらず、ルミリオンが助けに来た際には「来ちゃダメ!殺されちゃう!」とルミリオンの身を案じている発言がありました。
治崎にどんなに挑発されて傷つけられても「俺が君のヒーローになる!」というルミリオンの言葉は壊理のことをどんなに救ったでしょうか。
壊理の能力
壊理の能力は個性因子を消滅させるほどの個性とされています。しかし、デクに個性を発動したままでもデクは個性を失わず、むしろ骨折や怪我が治っていたことから、巻き戻す個性ではないかと推測がされますが、公式ではっきりとした壊理の能力については記されていません。
ですが、治崎は壊理の突然変異で発言した個性で、個性因子が消滅することを知った治崎はそれを世界を変えることに利用しようとしていました。初期実験段階の銃弾状に加工した壊理の個性は一定期間個性因子を消滅させる程度でしたが、完成した銃弾は個性因子を完全に消滅させてしまうほどのものでした。これを打ち込まれたルミリオンは自身の培い、伸ばしてきた個性を失ってしまいました。
壊理の過去
壊理の過去については、僕のヒーローアカデミア4期EDでわかります。壊理は個性が突然変異して治崎に研究対象として利用されるまでは両親と共に幸せに暮らしていたようでした。
壊理の両親はその時に治崎によって殺害されてしまい、血縁は死穢八斎會の組長のみです。
壊理の声優
そんな壊理の声を担当するのは子役として活躍している小林星蘭さんです。
代表作はテレビドラマ『夏の恋は虹色に輝く』北村海役、劇場アニメ『若おかみは小学生!』主役の関織子役、さらにカルピスのCMでも有名な女優さんです。
壊理の名言・名シーン
ここからは壊理の名言や名シーンをご紹介していきます。
「いかな・・・いで・・・」
研究所から脱走した際に、デク・ルミリオンに出会った壊理は、2人に小さな声で涙ながらに助けを求めます。壊理を守ろうとしたデクですが、治崎の壊理にしかわからない脅しによって壊理を救うことはここでは叶いませんでした。
「手……優しかった」
研究所に連れ戻されて、治崎の部下におもちゃを与えられているシーンで、壊理は治崎の部下に頭をポンポンと優しくではありますが、叩かれています。その際に、デクの優しい手を思い出して、ベッドの中で独り、涙していました。
「あの人に殺されちゃう!」
壊理が自分を助けに来てくれたルミリオンに対しての発言です。心の中ではすごく助けてほしいにも関わらず、このような発言をするのはルミリオンの死を心配しての事です。自分はほぼ毎日研究対象として扱われているにも関わらず、このような言葉が出るのは、壊理が傷つけられながらも優しさを失わなかったからでしょう。
「わああって言っちゃった!」
壊理が文化祭で出久たちA組の出し物をみた際に、キラキラとした笑顔を見せていました。その後、出久に会い文化祭の感想を出久に伝えているシーンです。今まで笑顔を中々見せなかった壊理が、年相応の笑顔を見せたシーンです。
壊理のまとめ
壊理は幼いながらもひどく悲しい運命を背負わせていましたが、ヒーローたちによって救い出されて、年相応の笑顔を取り戻すことができました。
壊理の個性はいまもいつ暴走するのかわからない状態です。壊理の個性自体は対敵にとってはかないり脅威になるかもしれません。これからどのようにして壊理が個性をコントロールしていくのか注目ですね。