【ヒロアカ】義爛の指はどうなった?名台詞・名シーンまとめ!

「僕のヒーローアカデミア」こと「ヒロアカ」に登場したヴィランの1人である義爛(ぎらん)。個性「混濁」を使って、ヒーロー達の前に立ち塞がることになります。そんな義爛とはどんな人間であるのか、義爛の個性「混濁」の能力とはどんなものなのかまとめていきます。

義爛の基本情報

【ヒロアカ】義爛の指はどうなった?名台詞・名シーンまとめ!

義爛の人物像

義爛はヴィラン連合への人材斡旋やサポートアイテムの提供といった主に後方支援を行っている裏のブローカーで、界隈では有名なようです。その中でも、具体的にはトガヒミコの装備やMrコンプレスの義肢を用意したことが分かっています。

ヴィラン連合の幹部で死柄木弔のお目付け役でもある黒霧から「大物ブローカー」と称される程の実力を兼ね備えた人物です。紹介された人物を無条件で受け入れようと黒霧が死柄木に提案する程、義爛はあまりに信頼を置かれていました。トゥワイスとは以前から関わりがあるようで、トゥワイスの事情にも理解を示していました。

義爛の特徴

ビジネスマンらしく営業スマイルなのかは分かりませんが、終始笑みを浮かべつつ、商談を進める男で、掴み所がなく侮れない人物です。右前歯が欠けていて、マフラーを着用しているのが特徴です。喫煙者にして、拳銃型という珍しい形のしたライターを持っています。意外にも兎耳のカバーをしたスマートフォンを愛用する他にも商売道具として大量の携帯電話を持っていて、用途に応じて使い分けているようです。

義爛の性格

義爛は秘密主義な性格をしています。それが功を奏したのか、それとも商売を始めてからそうなったのなは分かりませんが、迂闊に情報を漏らすことのできない闇社会のブローカーとしては適した性格だと述べられます。

義爛の活躍

ステインが逮捕されたことを好機と見て、ヴィラン連合に接近し、死柄木弔らの幹部に対して新戦力として荼毘とトガヒミコを紹介しました。しかし、ヴィラン連合に敵対し、解体を望む異能解放軍に捕虜として捕まってしまいます。これを予期していたのか、顧客リストを消去し顧客情報についても黙秘しましたが、暴行や拷問を受けて指を削がれます。

情報はおろかうめき声さえ挙げずに耐えていましたが、奇しくも顧客リストのデータを復元された挙句、削がれた指はヴィラン連合を挑発する見せしめに、それまで連合が関与してきた場所へとばら撒かれました。その後は、泥花市のタワーへ監禁されました。そこに駆けつけた死柄木がタワーを崩壊し、トゥワイスがクッションとなったことで救出されました。

義爛の過去

時系列的に過去の出来事を描くスピンオフ「ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS-」に登場します。ヴィラン連合と取引をするヴィラン側の人間でありつつも、非合法ヒーローのナックルダスターを商売相手の内でも「お得意さん」としており、薬剤や装備などを提供します。ただし、その素性については踏み込まないものの、ナックルダスターの常識外れの言動は薬の影響だと考えていました。

義爛の個性「混濁」

義爛の個性は「混濁」で、対象人物の頭にただ触れるだけで、その時点から前後5分間の約10分間の記憶をおぼろげにしてしまうという能力を持ちます。この10分の時間でできるように事前に準備をしておけば、窃盗などの犯罪を犯すことができてしまう恐ろしい個性です。また、同時に何人も能力を使うことができれば更に大きな犯罪をこなすこともできます。ただし、義爛はあくまでも商売人なので、相手との交渉を有利に進める為に、個性を使ったことがあるのではないでしょうか。

義爛の声優

義爛の声を演じたのは荻野晴郎さんです。代表作はジャンプ漫画のアニメ化作品「べるぜバブ」の姫川竜也や、マガジンのアニメ化作品「進撃の巨人」のデニス・アイブリンガーなどです。吹き替え作品では「ナルニア国物語/第2章: カスピアン王子の角笛」や「バイオハザードⅢ」に参加しています。

義爛の名台詞・名シーン

「俺ァ俺が気に入った人間としか取引しねぇ」

【ヒロアカ】義爛の指はどうなった?名台詞・名シーンまとめ!

異能解放軍のデストロの前に突き出された義爛は顧客リストの情報を吐かされそうになりましたが、誰でもかれでも取引をする人間ではないことを示しました。

「客売る売人がどこにいるってんだ。金玉から出直して来い!」

【ヒロアカ】義爛の指はどうなった?名台詞・名シーンまとめ!

上記と同じ場面で、ボロボロになりながらも自身の信念を表しました。裏社会の人間であっても商人としてはポリシーを持っていたことが分かるセリフでした。

ブローカーの義爛

【ヒロアカ】義爛の指はどうなった?名台詞・名シーンまとめ!

裏社会の商売を担う有名かつ大物ブローカーの義爛は、真っ当な業界での商売人ではありませんでした。しかし、自分の信じた信念に従う男であり、商売としての利益を持ちながらも比較的理性のある人間だったと言えます。