僕のヒーローアカデミア、ステイン編で重傷を負ってしまったヒーロー・インゲニウム。
彼は一体どんなヒーローだったのでしょうか。彼の能力などをご紹介します。
インゲニウムの基本情報
名前 | 飯田天晴 |
性別 | 男 |
ヒーロー名 | ターボヒーロー:インゲニウム |
個性 | エンジン |
所属 | 自身の東京の事務所 |
年齢/誕生日 | 30歳/7月22日 |
身長/体重 | 182㎝/不明 |
声優 | 北田理道 |
初登場 | 原作No.41「飯田くんファイト」/アニメ第24話「飯田くんファイト」 |
その他 | 父・母・弟 |
インゲニウムの特徴
短髪で、弟と比べるとヘアスタイルは若干無造作な部分があります。弟はピシッとした髪型で、お互いの性格が出ています。
眉毛の端が矢印のようになっているのも特徴的です。
コスチューム
フルアーマーとフルフェイスメットを着用しています。個性がエンジンなので、自身の個性が生かされるようになっています。弟・天哉は脚に個性の「エンジン」がついていますが、兄である天晴は肘に「エンジン」がついています。そのため、天晴のインゲニウムと弟・天哉のヒーローコシュチュームは同じもののように見えますが、若干違う部分があります。
インゲニウムの性格
弟思いの兄のようで、弟が幼い頃からヒーローとはなんたるかというものを弟に教示している様子が描かれています。弟である天哉の言動を見ても、兄としてもヒーローとしても尊敬できる存在だということが伺い知ることができます。
ヒーロー殺し・ステインに襲われて下半身に重傷を負ってしまい、ヒーローを引退しなければならなくなった際も、「俺に憧れてくれてたのにごめんな」と自分の心配よりも弟の心の心配をしている場面もあります。そして、自分に憧れてくれている弟に自分のヒーローの名「インゲニウム」を継いでほしいと頼んだのでした。
飯田家に伝わるものを伝授
ヒーロー殺し・ステインに襲われ車いす生活を余儀なくされてしまい、ヒーローを引退したインゲニウムですが、弟である天哉がプロヒーロー仮免許取得を報告した際には自分の事のように祝福をしていました。また、それをきっかけに、飯田家に伝わるエンジンのチューニング方法を天哉に伝えました。これは、相当の痛みが伴うため、覚悟が必要なもののようです。しかし、仮免許を取得した天哉にその力量はあるとインゲニウムは判断したのかもしれません。
インゲニウムの能力
インゲニウムは出久が言うには「都内で65人もの相棒(サイドキック)を雇っている大人気ヒーロー」です。人気もあり、実力もあり、仕事量もある分、サイドキックが大勢必要になります。現・ナンバーワンヒーローになったエンデヴァーの事務所はもっと大人数のサイドキックを雇っています。
僕のヒーローアカデミア原作ではあまり天晴のインゲニウムの活躍や能力は描かれていませんが、外伝であるヴィジランテでインゲニウムの活躍が描かれています。ヴィジランテは、ヒロアカと同じ世界戦を描いていますが、時間軸は過去のものなので、インゲニウムの活躍が見られます。
インゲニウムは「速さ」を武器に被害現場にいる人たちを1秒でも安心させようと活動しているヒーローです。さらに、規律を重んじて人を導く愛すべきヒーローなのです。そんな所に弟である天哉は憧れていました。
- レシプロバースト:回転速度を上げて急激に加速する技。
- ロケットチャージ:エンジンを変形させるために肘を折り曲げて急加速すうる技。
インゲニウムの声優
インゲニウムの声を担当しているのは賢プロダクション所属の北田理道さんです。東京都出身で3月12日生まれです。
代表作は『進撃の巨人』ルーク・シス役の他、『僕のヒーローアカデミア』ではこのインゲニウム以外にも、プロヒーロー・シンリンカムイ、B組の生徒である骨抜柔造も担当しています。
インゲニウムの名言・名シーン
ここからはインゲニウムの名言や名シーンをご紹介していきます。
「天哉が憧れるっつーことは俺、すげえヒーローなのかもな」
幼い頃の天晴よりも、弟の天哉は優秀でした。しかし、天哉はかっこいいヒーローを全うしている兄を尊敬していて、憧れのヒーローだったのです。
飯田家では、祖父・父も同じヒーローとして活躍していました。飯田家は代々ヒーロー一家なので、ヒーローになることは当たり前のようになっていました。それでも、天哉が憧れたのはその祖父でも父でもなく、兄の天晴だったのです。
インゲニウムは弟へその意思を受け継ぐ、心の優しいヒーロー!
インゲニウムは兄としても、ヒーローとしても心優しく熱いヒーローだということがわかりました。残念ながらステインに襲われてしまったことによって、ヒーローを引退せざる負えなくなってしいましたが、その思いは強くなり、弟の天哉に受け継がれています。
天晴のインゲニウムはもうヒーローではなくなってしまいましたが、インゲニウムを受け継いだ天哉が折れなければインゲニウムは死にません。その思いはデクと同じワン・フォー・オールのように受け継がれていくのです。